【注意】 先生は慢性腎臓病(CKD)の犬猫に「とりあえず投薬」をしていませんか…?
慢性腎臓病(CKD)とどう向き合うか…?
先生はCKDについて、どのようにお考えでしょうか? 犬猫ともに高齢の動物によくみられ、日常診療でも遭遇する機会が多い疾患です。特に、猫はCKDになりやすい傾向があり、5歳以上の猫の死亡原因の上位に挙げられます。
しかし、臨床現場で遭遇するCKDの症例は、すでに進行してしまっているケースがほとんどです。そのため、治療目的はCKDの進行抑制、QOLの向上になりますが、もし先生が「とりあえず投薬で進行を遅らせる」という治療をしているのなら…? 今回お伝えすることは、とても重要になります。なぜならCKDは「どのステージに、どんな治療をすればいいのか?」その基準が、IRISによって明確にされているから。
つまり、CKDステージごとの治療ガイドラインを正しく理解すれば、「とりあえず投薬する」という治療よりも遥かにQOLを向上させ、生存期間を延長できる治療ができるようになるのです。
腎臓病の基礎から治療戦略まで網羅
IRISの提唱するCKDステージングは、高窒素血症の有無や尿蛋白クレアチニン比(UPC)などに基づき、ステージ分類をおこないます。病態を客観的に評価できますので、飼い主さんへの説明も今まで以上にやりやすくなります。また、4段階のCKDステージには、それぞれのステージごとに推奨される治療法があります。たとえば「CKDのステージ2では、腎臓療法食への切り替えや低カリウム血症の治療をおこなう」など治療法が明確なので、診断、治療が標準化できます。
さらにステージごとの治療方針がガイドラインとして提示されているため、「腎毒性のあるすべての薬剤の使用中止」や「腎前性、腎後性の要因を明らかにし、治療する」など、治療方針を迷うことなく決定できます。
そして今回、下川先生のわかりやすい解説で腎臓病の基礎から治療戦略まで学べる映像教材を先生にお渡しいたします。また、この映像教材で学べるのは、CKDの治療戦略だけではありません。他にも、急性腎障害(AKI)の基礎と治療戦略、小動物における腎代替療法も詳しく学ぶことができます。
収録内容の一部をご紹介すると…
- 慢性腎臓病と慢性腎不全の違い
- ヒト用の屈折計で尿比重を測定する場合の注意点
- 知っておくべき蛋白尿の基礎知識
- 腎機能検査のポイントと注意点
- BUNとCreが一致しない場合の対処法
- 慢性腎臓病(CKD)の概念
- 犬と猫のCKDの原因とは…?
- IRISによる「CKDステージング」とは…?
- CKDステージングを用いる「5つのメリット」とは…?
- CKDの超音波検査所見
- 治療は、いつ何をスタートさせるのか…?
- CKDの進行を抑制するには…?
- 高血圧とCKDの関連性
- 急性腎障害(AKI)の基本的な考え方
- AKI/ARFの治療戦略
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計177分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 腎臓の検査をもう一度見直そう(50分)
- はじめに/紛らわしい用語を整理しよう!/尿検査のポイント/症例/蛋白尿/腎機能検査のポイント/高窒素血症/シスタチンC、SDMA
- Sec2: 慢性腎臓病の考え方と管理(68分)
- 犬と猫のCKDの原因/CKDの管理/蛋白尿/高血圧/食事療法/高リン血症/貧血/その他の治療
- Sec3: 急性腎障害の考え方と管理(59分)
- 急性腎障害の定義/AKI/ARFの経過、予後、原因/AKI/ARFの治療戦略/体液過剰の臨床微気候、利尿薬/血管作動薬、酸塩基および電解質の調節/腎代替療法/症例紹介
講師:下川孝子
岡山理科大学獣医学部 准教授。最新の医療機器、専門性の高いスタッフとともに、未来の獣医師や動物看護師の教育をはじめ、地域に根ざす診療施設を目指して診療活動をおこなっている。
【注意】 先生は慢性腎臓病(CKD)の犬猫に「とりあえず投薬」をしていませんか…?
慢性腎臓病(CKD)とどう向き合うか…?
先生はCKDについて、どのようにお考えでしょうか? 犬猫ともに高齢の動物によくみられ、日常診療でも遭遇する機会が多い疾患です。特に、猫はCKDになりやすい傾向があり、5歳以上の猫の死亡原因の上位に挙げられます。
しかし、臨床現場で遭遇するCKDの症例は、すでに進行してしまっているケースがほとんどです。そのため、治療目的はCKDの進行抑制、QOLの向上になりますが、もし先生が「とりあえず投薬で進行を遅らせる」という治療をしているのなら…? 今回お伝えすることは、とても重要になります。なぜならCKDは「どのステージに、どんな治療をすればいいのか?」その基準が、IRISによって明確にされているから。
つまり、CKDステージごとの治療ガイドラインを正しく理解すれば、「とりあえず投薬する」という治療よりも遥かにQOLを向上させ、生存期間を延長できる治療ができるようになるのです。
腎臓病の基礎から治療戦略まで網羅
IRISの提唱するCKDステージングは、高窒素血症の有無や尿蛋白クレアチニン比(UPC)などに基づき、ステージ分類をおこないます。病態を客観的に評価できますので、飼い主さんへの説明も今まで以上にやりやすくなります。また、4段階のCKDステージには、それぞれのステージごとに推奨される治療法があります。たとえば「CKDのステージ2では、腎臓療法食への切り替えや低カリウム血症の治療をおこなう」など治療法が明確なので、診断、治療が標準化できます。
さらにステージごとの治療方針がガイドラインとして提示されているため、「腎毒性のあるすべての薬剤の使用中止」や「腎前性、腎後性の要因を明らかにし、治療する」など、治療方針を迷うことなく決定できます。
そして今回、下川先生のわかりやすい解説で腎臓病の基礎から治療戦略まで学べる映像教材を先生にお渡しいたします。また、この映像教材で学べるのは、CKDの治療戦略だけではありません。他にも、急性腎障害(AKI)の基礎と治療戦略、小動物における腎代替療法も詳しく学ぶことができます。
収録内容の一部をご紹介すると…
- 慢性腎臓病と慢性腎不全の違い
- ヒト用の屈折計で尿比重を測定する場合の注意点
- 知っておくべき蛋白尿の基礎知識
- 腎機能検査のポイントと注意点
- BUNとCreが一致しない場合の対処法
- 慢性腎臓病(CKD)の概念
- 犬と猫のCKDの原因とは…?
- IRISによる「CKDステージング」とは…?
- CKDステージングを用いる「5つのメリット」とは…?
- CKDの超音波検査所見
- 治療は、いつ何をスタートさせるのか…?
- CKDの進行を抑制するには…?
- 高血圧とCKDの関連性
- 急性腎障害(AKI)の基本的な考え方
- AKI/ARFの治療戦略
講師:下川孝子
岡山理科大学獣医学部 准教授。最新の医療機器、専門性の高いスタッフとともに、未来の獣医師や動物看護師の教育をはじめ、地域に根ざす診療施設を目指して診療活動をおこなっている。
- 収録内訳
- 3セクション(合計177分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:腎臓の検査をもう一度見直そう(50分)
- はじめに/紛らわしい用語を整理しよう!/尿検査のポイント/症例/蛋白尿/腎機能検査のポイント/高窒素血症/シスタチンC、SDMA
- Sec2:慢性腎臓病の考え方と管理(68分)
- 犬と猫のCKDの原因/CKDの管理/蛋白尿/高血圧/食事療法/高リン血症/貧血/その他の治療
- Sec3:急性腎障害の考え方と管理(59分)
- 急性腎障害の定義/AKI/ARFの経過、予後、原因/AKI/ARFの治療戦略/体液過剰の臨床微気候、利尿薬/血管作動薬、酸塩基および電解質の調節/腎代替療法/症例紹介