なぜ、たった15分で見落としの少ない腹部のスクリーニング検査ができるのか?
※ 時間のかかるエコーをもっとスピーディーに
今さらエコーのメリットをご説明するまでもないかもしれませんが、無麻酔、非侵襲的、リアルタイムに描出という3つは、他の検査にはない大きなメリットですよね。
今やエコーは、小動物臨床において、もっとも重要な検査ツールの一つと言っても、決して大げさではありません。
しかし、まったく問題がないわけではありません。
たとえば、「キレイな画像を描出できない」、「描出したい臓器をすぐに探し出せない」などは、エコーを学んでいる獣医師なら、誰もが経験する悩みです。
思いどおりに画像を描出できなければ、当然、それだけ多くの時間がかかることになります。
でも実は、ちょっとしたコツさえ掴めば、腹部エコーはもっとスピーディーに実施でき、気軽にスクリーニングに活用できる検査になるのです。
※ スクリーニングに使いこなせると、どんなメリットがあるのか?
腹部エコーをスクリーニングに使いこなせるメリットは、たくさんあります。
たとえば、「より質の高い健康診断ができる」ことは、近年増えている健康意識の高い飼い主さんに喜ばれるメリットです。
また、犬猫の長寿化が進む今、「重大な疾患を早期に発見できる」メリットは見逃せません。
他にも、スクリーニング検査にどんどんエコー検査を実施することで、エコー技術も上達していきます。
エコー技術が上達すれば、今よりも短い時間で、より多くの情報が得られるようになりますので、診断精度も飛躍的にアップするはずです。
そこで今回、多くの一次診療施設の診療をサポートしている「獣医画像診断サービス」の代表を務める竹内充彦先生を講師にお招きし、腹部エコーをスクリーニングに使いこなすスピーディーなエコー検査の秘訣を教えていただきます。
※ 竹内先生に腹部エコーを学ぶべき「3つの理由」
理由① とにかく早い!(約15分でスクリーニング)
毎回エコー検査に時間がかかっていたのでは、スクリーニングに活かすのは難しいですよね。できる限り短時間で、ひと通りの腹部エコーができるのが理想です。そこで、先生に学んでいただきたいのが、竹内先生のエコー技術です。竹内先生のエコー技術は、とにかく早い。竹内先生は、副腎や膵臓などの見えにくい臓器も一つひとつ丁寧に描出した上で、スピーディーなスクリーニングをおこなわれています。
理由② まわりへの負担が少ない!
腹部エコーでたびたび遭遇する問題が、犬猫がおとなくしてくれないこと。検査時間が長くなってしまい、保定する看護師の集中力が切れ、犬猫が動きだしてしまう…なんていうこと、先生はありませんか? そのため、エコーを当てる時間を短くすることは重要なポイントです。竹内先生は腹部エコーのときに毛刈りをしないことが多いそうです。その場合、ゼリーではなくアルコールスプレーを用いてエコーを実施されます。竹内先生の腹部エコー技術を学べば、まわりへの負担を減らせる上、短い時間で多くの情報が得られるようになります。また、体毛がある場合のエコーの当て方のコツもご紹介します。
理由③ 他では学べない臓器のエコーも学べる!
今回の教材には、精巣、卵巣、子宮の超音波検査も収録しています。近年は未避妊、未去勢の症例が少なくなっているため、精巣、卵巣、子宮をターゲットにした超音波検査を学べる機会はほとんどありません。卵巣や子宮はみる機会が少ないと思うかもしれませんが、まれにいる子宮蓄膿症が疑われる症例が来院したときは、エコーを当てる必要があります。今回は、他では学べない精巣、卵巣、子宮の超音波検査も、竹内先生のデモンストレーションをみながらわかりやすく学べます。
先生も、スピーディーに腹部エコーをおこない、スクリーニングに活用しませんか?
- プローブの種類と使い分けるポイント
- 撮影前にやるべき、エコー装置の基本的な設定とは?
- 体毛がある場合のプローブの当て方
- 肝臓を描出するときのポイントと注意点
- 肝臓の何を評価すれば良いのか?
- 上手にパンニングさせるコツ
- 肋間から肝臓を描出する方法
- 胆嚢を描出するときのポイントと注意点
- 脾臓をすぐに探せないときの対処法
- プローブの角度を変えて、脾臓全体を描出する方法
- 左腎臓を描出するときの注意点
- 左副腎を描出するときの注意点
- 右腎臓を簡単に描出する方法
- 食道をキレイに描出するポイント
- 十二指腸を描出するときの注意点
- 盲腸と結腸の描出
- 膵臓を描出するときのポイントと注意点
- リンパ節に対するエコーのポイント
- リニアプローブを用いた肝臓の検査
- リニアプローブを用いた脾臓の検査
- 右腎臓、右副腎の別角度からの超音波画像
- 子宮を描出するときのポイントと注意点
- 左の卵巣を探しだせないときの対処法
- 【実演】 腹部超音波検査の一連の流れ(コンベックス)
- 【実演】 腹部超音波検査の一連の流れ(リニア)
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計84分収録)
- 特典
- Sec1: プローブの種類とエコー機器の操作法(3分)
- プローブの種類とエコー機器の操作法について
- Sec2: 腹部超音波の検査(55分)
- 肝臓・胆嚢・脾臓の超音波検査/左腎臓・左副腎の超音波検査/膀胱・前立腺の超音波検査/右腎臓・右副腎・消化管の超音波検査/盲腸・結腸・膵臓の超音波検査/リンパ節の超音波検査/リニアプローブを用いた検査/別角度からの右腎臓・右副腎・膵臓
- Sec3: 子宮・卵巣の超音波検査と全体の流れ(26分)
- 子宮・卵巣の超音波検査/腹部超音波検査の全体的な流れ/リニアプローブを用いた検査の全体的な流れ
講師:竹内 充彦
獣医画像診断サービス代表。1990年、日本大学卒業、獣医師免許取得。翌年、ワシントン州立大学 獣医学部獣医学科大学院に入学。1995年、同大学を修士で卒院、レジデント終了。帰国後、獣医画像診断センター(現 : 獣医画像診断サービス)を設立。
なぜ、たった15分で見落としの少ない腹部のスクリーニング検査ができるのか?
※ 時間のかかるエコーをもっとスピーディーに
今さらエコーのメリットをご説明するまでもないかもしれませんが、無麻酔、非侵襲的、リアルタイムに描出という3つは、他の検査にはない大きなメリットですよね。
今やエコーは、小動物臨床において、もっとも重要な検査ツールの一つと言っても、決して大げさではありません。
しかし、まったく問題がないわけではありません。
たとえば、「キレイな画像を描出できない」、「描出したい臓器をすぐに探し出せない」などは、エコーを学んでいる獣医師なら、誰もが経験する悩みです。
思いどおりに画像を描出できなければ、当然、それだけ多くの時間がかかることになります。
でも実は、ちょっとしたコツさえ掴めば、腹部エコーはもっとスピーディーに実施でき、気軽にスクリーニングに活用できる検査になるのです。
※ スクリーニングに使いこなせると、どんなメリットがあるのか?
腹部エコーをスクリーニングに使いこなせるメリットは、たくさんあります。
たとえば、「より質の高い健康診断ができる」ことは、近年増えている健康意識の高い飼い主さんに喜ばれるメリットです。
また、犬猫の長寿化が進む今、「重大な疾患を早期に発見できる」メリットは見逃せません。
他にも、スクリーニング検査にどんどんエコー検査を実施することで、エコー技術も上達していきます。
エコー技術が上達すれば、今よりも短い時間で、より多くの情報が得られるようになりますので、診断精度も飛躍的にアップするはずです。
そこで今回、多くの一次診療施設の診療をサポートしている「獣医画像診断サービス」の代表を務める竹内充彦先生を講師にお招きし、腹部エコーをスクリーニングに使いこなすスピーディーなエコー検査の秘訣を教えていただきます。
※ 竹内先生に腹部エコーを学ぶべき「3つの理由」
理由① とにかく早い!(約15分でスクリーニング)
毎回エコー検査に時間がかかっていたのでは、スクリーニングに活かすのは難しいですよね。できる限り短時間で、ひと通りの腹部エコーができるのが理想です。そこで、先生に学んでいただきたいのが、竹内先生のエコー技術です。竹内先生のエコー技術は、とにかく早い。竹内先生は、副腎や膵臓などの見えにくい臓器も一つひとつ丁寧に描出した上で、スピーディーなスクリーニングをおこなわれています。
理由② まわりへの負担が少ない!
腹部エコーでたびたび遭遇する問題が、犬猫がおとなくしてくれないこと。検査時間が長くなってしまい、保定する看護師の集中力が切れ、犬猫が動きだしてしまう…なんていうこと、先生はありませんか? そのため、エコーを当てる時間を短くすることは重要なポイントです。竹内先生は腹部エコーのときに毛刈りをしないことが多いそうです。その場合、ゼリーではなくアルコールスプレーを用いてエコーを実施されます。竹内先生の腹部エコー技術を学べば、まわりへの負担を減らせる上、短い時間で多くの情報が得られるようになります。また、体毛がある場合のエコーの当て方のコツもご紹介します。
理由③ 他では学べない臓器のエコーも学べる!
今回の教材には、精巣、卵巣、子宮の超音波検査も収録しています。近年は未避妊、未去勢の症例が少なくなっているため、精巣、卵巣、子宮をターゲットにした超音波検査を学べる機会はほとんどありません。卵巣や子宮はみる機会が少ないと思うかもしれませんが、まれにいる子宮蓄膿症が疑われる症例が来院したときは、エコーを当てる必要があります。今回は、他では学べない精巣、卵巣、子宮の超音波検査も、竹内先生のデモンストレーションをみながらわかりやすく学べます。
先生も、スピーディーに腹部エコーをおこない、スクリーニングに活用しませんか?
- プローブの種類と使い分けるポイント
- 撮影前にやるべき、エコー装置の基本的な設定とは?
- 体毛がある場合のプローブの当て方
- 肝臓を描出するときのポイントと注意点
- 肝臓の何を評価すれば良いのか?
- 上手にパンニングさせるコツ
- 肋間から肝臓を描出する方法
- 胆嚢を描出するときのポイントと注意点
- 脾臓をすぐに探せないときの対処法
- プローブの角度を変えて、脾臓全体を描出する方法
- 左腎臓を描出するときの注意点
- 左副腎を描出するときの注意点
- 右腎臓を簡単に描出する方法
- 食道をキレイに描出するポイント
- 十二指腸を描出するときの注意点
- 盲腸と結腸の描出
- 膵臓を描出するときのポイントと注意点
- リンパ節に対するエコーのポイント
- リニアプローブを用いた肝臓の検査
- リニアプローブを用いた脾臓の検査
- 右腎臓、右副腎の別角度からの超音波画像
- 子宮を描出するときのポイントと注意点
- 左の卵巣を探しだせないときの対処法
- 【実演】 腹部超音波検査の一連の流れ(コンベックス)
- 【実演】 腹部超音波検査の一連の流れ(リニア)
講師:竹内 充彦
獣医画像診断サービス代表。1990年、日本大学卒業、獣医師免許取得。翌年、ワシントン州立大学 獣医学部獣医学科大学院に入学。1995年、同大学を修士で卒院、レジデント終了。帰国後、獣医画像診断センター(現 : 獣医画像診断サービス)を設立。
- 収録内訳
- 3セクション(合計84分収録)
- 特典
- Sec1:プローブの種類とエコー機器の操作法(3分)
- プローブの種類とエコー機器の操作法について
- Sec2:腹部超音波の検査(55分)
- 肝臓・胆嚢・脾臓の超音波検査/左腎臓・左副腎の超音波検査/膀胱・前立腺の超音波検査/右腎臓・右副腎・消化管の超音波検査/盲腸・結腸・膵臓の超音波検査/リンパ節の超音波検査/リニアプローブを用いた検査/別角度からの右腎臓・右副腎・膵臓
- Sec3:子宮・卵巣の超音波検査と全体の流れ(26分)
- 子宮・卵巣の超音波検査/腹部超音波検査の全体的な流れ/リニアプローブを用いた検査の全体的な流れ