なぜ、この方法は、エコー検査や内視鏡検査でも見つからない異常を簡単に発見できるのか?
こんなとき、先生はどうしますか…?
先生もよくご存じのとおり、近年は超音波検査機器の進歩によりエコーの精度は驚くほど向上しています。先生もきっと、日々の検査でエコーを使用する機会が多いのではないでしょうか。 有効な検査方法のひとつですが、先生は、必ずしもエコーが優位ではないケースもあることにお気づきでしょうか? それは「消化器系の検査」です。たとえば先生には、消化管に腫瘍があるはずなのに、エコー検査をしても見つけられないという経験はありませんか? 実際、エコー検査は「どこに何があるのかわからない」という状況では見つけられないことも多くあります。このような場合は、別の手段で検査する必要が出てくるのですが…
エコーや内視鏡よりも全体が見える検査
エコー検査や内視鏡検査、さらにはX線検査でも発見できない消化器系の異常。そんな見つけるのが難しい異常を発見するには、どんな方法が有効なのでしょうか? 北里大学獣医学部の教授である夏堀先生が推奨しているのが「造影剤を使ったX線検査」です。先生も、骨折などの検査には、X線検査を使われていると思います。 そのX線検査に消化管への付着が良い造影剤を投与することで、食道や胃腸をクッキリと写しだし、エコー検査や内視鏡検査でも見つけられない異常を発見することができるのです。
この方法なら、連続した写真で証拠を積み重ねられるため、飼い主さんも納得のエビデンスを提出することもできます。 夏堀先生の検査法は、正しい検査の方法さえ覚えれば、明日からでも実践できるほどシンプルで有効な技術です。収録内容の一部をご紹介すると…
明日から実践できる「造影剤を使ったX線検査」を公開!「X線検査マスタープログラム~造影検査・消化器編~」の内容とは…?
- 陽性造影剤と陰性造影剤の違い
- 必ず知っておくべき陽性造影剤の特徴
- 安全に使用できるX線撮影用造影剤の「4つの条件」
- 知っておくべきヨード造影剤の副作用
- 「食道造影検査」のポイントと注意点
- 「上部消化管造影検査」のポイントと注意点
- 消化管造影法で、こんな間違いをしていませんか?
- マーゲンゾンデ(経口カテーテル)の安全な使い方
- 消化器系の読影の基本
- 撮影に適切なポジショニングと、不適切なポジショニング
- 知っておくべき嚥下のメカニズム
- 知っておくべき食道蠕動波のメカニズム
- 嚥下反射の検査における3つのステップ
- 頚部、胸部読影における3つのポイント
- 食道内マス、肺マス、裂孔ヘルニアを見分ける方法
- 正常な胃の蠕動を把握するには?
- 猫の消化管造影における正常所見
- 大型犬の胃軸捻転(胃拡張、捻転症候群)
- 造影剤を投与がNGとなるケース
- 胃、小腸、大腸のさまざまな症例解説
- 問題になる消化管内異物と、その判別法
- 消化管内異物による閉塞の好発部位
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 5セクション(合計233分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典映像:教えて! 夏堀先生!(消化器編) - Sec1: 造影剤と造影検査法(59分)
- 造影剤と造影法/X線撮影用造影剤の条件/具体的な造影剤投与法/造影剤を用いた代表的なX線検査(食道造影法)/造影剤を用いた代表的なX線検査(上部消化管造影検査)/造影剤を用いた代表的なX線検査(注腸造影検査)
- Sec2: 咽頭・食道と横隔膜の読影(前編)(42分)
- 消化器系の読影(咽頭・食道と横隔膜の読影)/食道の読影(胸部食道)/食道の読影(不完全食道狭窄、食道穿孔)/食道の読影(巨大食道症、胃・食道重積症)/
- Sec3: 咽頭・食道と横隔膜の読影(後編)(38分)
- 食道の読影(巨大食道症、胃・食道重積症)/食道の読影(血管輪異常、食道腫瘤)/食道の読影(裂孔ヘルニア、横隔膜突出症)/食道内マス vs 肺マス vs 裂孔ヘルニア/横隔膜の異常(腹膜心膜横隔膜ヘルニア、横隔膜ヘルニア)
- Sec4: 胃-小腸-大腸の読影(前編)(50分)
- 正常な胃の蠕動/腹腔内遊離ガス、幽門部狭窄(完全狭窄 vs 不完全狭窄)/消化管内異物(X線透過性異物)
- Sec5: 胃-小腸-大腸の読影(後編)(44分)
- 消化管内異物(X線不透過性異物)/消化管内異物(ひも状異物)/腸捻転ー急性腹症、小腸内寄生虫、消化管腫瘍、上部消化管偽潰瘍/腸管型リンパ腫、腸重積、巨大結腸症、骨盤腔内(膣/子宮)由来腫瘍/注腸造影による大腸の評価
講師:夏堀 雅宏
動物医療における放射線利用のスペシャリスト。東京農工大卒業後、日本動物高度医療センター院長を経て、現在は北里大学獣医学部教授を務める。
なぜ、この方法は、エコー検査や内視鏡検査でも見つからない異常を簡単に発見できるのか?
こんなとき、先生はどうしますか…?
先生もよくご存じのとおり、近年は超音波検査機器の進歩によりエコーの精度は驚くほど向上しています。先生もきっと、日々の検査でエコーを使用する機会が多いのではないでしょうか。 有効な検査方法のひとつですが、先生は、必ずしもエコーが優位ではないケースもあることにお気づきでしょうか? それは「消化器系の検査」です。たとえば先生には、消化管に腫瘍があるはずなのに、エコー検査をしても見つけられないという経験はありませんか? 実際、エコー検査は「どこに何があるのかわからない」という状況では見つけられないことも多くあります。このような場合は、別の手段で検査する必要が出てくるのですが…
エコーや内視鏡よりも全体が見える検査
エコー検査や内視鏡検査、さらにはX線検査でも発見できない消化器系の異常。そんな見つけるのが難しい異常を発見するには、どんな方法が有効なのでしょうか? 北里大学獣医学部の教授である夏堀先生が推奨しているのが「造影剤を使ったX線検査」です。先生も、骨折などの検査には、X線検査を使われていると思います。 そのX線検査に消化管への付着が良い造影剤を投与することで、食道や胃腸をクッキリと写しだし、エコー検査や内視鏡検査でも見つけられない異常を発見することができるのです。
この方法なら、連続した写真で証拠を積み重ねられるため、飼い主さんも納得のエビデンスを提出することもできます。 夏堀先生の検査法は、正しい検査の方法さえ覚えれば、明日からでも実践できるほどシンプルで有効な技術です。収録内容の一部をご紹介すると…
明日から実践できる「造影剤を使ったX線検査」を公開!「X線検査マスタープログラム~造影検査・消化器編~」の内容とは…?
- 陽性造影剤と陰性造影剤の違い
- 必ず知っておくべき陽性造影剤の特徴
- 安全に使用できるX線撮影用造影剤の「4つの条件」
- 知っておくべきヨード造影剤の副作用
- 「食道造影検査」のポイントと注意点
- 「上部消化管造影検査」のポイントと注意点
- 消化管造影法で、こんな間違いをしていませんか?
- マーゲンゾンデ(経口カテーテル)の安全な使い方
- 消化器系の読影の基本
- 撮影に適切なポジショニングと、不適切なポジショニング
- 知っておくべき嚥下のメカニズム
- 知っておくべき食道蠕動波のメカニズム
- 嚥下反射の検査における3つのステップ
- 頚部、胸部読影における3つのポイント
- 食道内マス、肺マス、裂孔ヘルニアを見分ける方法
- 正常な胃の蠕動を把握するには?
- 猫の消化管造影における正常所見
- 大型犬の胃軸捻転(胃拡張、捻転症候群)
- 造影剤を投与がNGとなるケース
- 胃、小腸、大腸のさまざまな症例解説
- 問題になる消化管内異物と、その判別法
- 消化管内異物による閉塞の好発部位
講師:夏堀 雅宏
動物医療における放射線利用のスペシャリスト。東京農工大卒業後、日本動物高度医療センター院長を経て、現在は北里大学獣医学部教授を務める。
- 収録内訳
- 5セクション(合計233分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:造影剤と造影検査法(59分)
- 造影剤と造影法/X線撮影用造影剤の条件/具体的な造影剤投与法/造影剤を用いた代表的なX線検査(食道造影法)/造影剤を用いた代表的なX線検査(上部消化管造影検査)/造影剤を用いた代表的なX線検査(注腸造影検査)
- Sec2:咽頭・食道と横隔膜の読影(前編)(42分)
- 消化器系の読影(咽頭・食道と横隔膜の読影)/食道の読影(胸部食道)/食道の読影(不完全食道狭窄、食道穿孔)/食道の読影(巨大食道症、胃・食道重積症)/
- Sec3:咽頭・食道と横隔膜の読影(後編)(38分)
- 食道の読影(巨大食道症、胃・食道重積症)/食道の読影(血管輪異常、食道腫瘤)/食道の読影(裂孔ヘルニア、横隔膜突出症)/食道内マス vs 肺マス vs 裂孔ヘルニア/横隔膜の異常(腹膜心膜横隔膜ヘルニア、横隔膜ヘルニア)
- Sec4:胃-小腸-大腸の読影(前編)(50分)
- 正常な胃の蠕動/腹腔内遊離ガス、幽門部狭窄(完全狭窄 vs 不完全狭窄)/消化管内異物(X線透過性異物)
- Sec5:胃-小腸-大腸の読影(後編)(44分)
- 消化管内異物(X線不透過性異物)/消化管内異物(ひも状異物)/腸捻転ー急性腹症、小腸内寄生虫、消化管腫瘍、上部消化管偽潰瘍/腸管型リンパ腫、腸重積、巨大結腸症、骨盤腔内(膣/子宮)由来腫瘍/注腸造影による大腸の評価