なぜ、投薬治療で改善しない椎間板ヘルニアの犬が元気一杯に走り回れるほど回復したのか?
飼い主さんのこんな要望に応えられますか?
近年、ネットでさまざまな情報が簡単に得られるようになり、飼い主さんの治療に対する要望も多種多様なものになりました。
痛みのない治療がいい、副作用の少ない薬がいい、老齢なので手術はしたくないなど、その要望はどんどん高度化しています。
もちろん先生も、できる限り飼い主さんの要望に応えてあげたいと考え、寄り添った診療をしているはず。でも、少しだけ考えてみてください。
先生がこれまで学んできた西洋医学的治療では、正直、対応に困ってしまうケースもあったのではないでしょうか?
たとえば近年は、根治が難しい末期がんや難治性の疾患でも、高いQOL(生活の質)を維持する治療が求められています。
そのような症例に対し「何もできない」のは、きっと先生も悔しいと思います。では、どう対応すればいいのか?
そのアイデアのひとつとして、いま多くのドクターが注目しているのが…
「西洋医学と漢方薬の併用」です
先生は、漢方治療をどうお考えですか?もしかすると、西洋医学的治療に比べると何だか古臭い、エビデンスが乏しそう、即効性がなさそうなどのイメージをお持ちかもしれません。
事実、漢方治療をおこなっている獣医師は、まだまだ少ないのが現状です。しかし、人医療では、約9割の医師が日常診療で漢方を使用していると言われています。
でも、なぜ今、漢方治療が注目されているのでしょうか?その理由のひとつに、西洋医学では治療法がない疾患でも、漢方治療で改善が認められたケースがたくさん報告されていることが挙げられます。
つまり、西洋医学だけでは問題解決ができず壁に突き当たり、新しい治療法を探し求めた結果として、漢方治療が注目されはじめたのです。
「治療できないから」とあきらめず、西洋と東洋の良いところ取りの診療で動物の健康を守る姿勢は本当にすばらしいと思いますが…
「主訴別」に最適な漢方治療を学べる
近年、漢方治療をはじめとする東洋医学に興味をお持ちのドクターが増えていますが、いざ学ぼうとしても、途中でつまずいてしまう人も少なくないと聞きます。
その一番大きな理由は、わかりやすい入門教材がないことではないでしょうか?人医療も含めた東洋医学の教材であれば、たくさんの選択肢があります。
しかし、獣医療に落とし込んだ知識となると選択肢はとたんに少なくなってしまいます。
つまり、「帯に短しタスキに長し」といった教材が多く、これから本格的に東洋医学を学びたいドクターに最適な入門教材がなかったのです。
本教材は、このような問題を解決し、東洋医学に興味を持たれたドクターがつまずくことなく実践できることを目的に制作されました。
今回は、獣医東洋医学のスペシャリストである吉岡先生が、「東洋医学を治療に取り入れたいのなら、まずはこれだけできればOK」という内容をまとめてくれたもの。
東洋医学の考え方や診断手順、生薬と漢方薬の効果的な使い方、鍼灸治療など、吉岡先生のわかりやすい解説で学べます。
先生も、「西洋+東洋」の良いところ取りで、いま以上に患者満足度の高い診療ができるようになりませんか?
- 東洋医学を学ぶ上で、大事な考え方とは?
- 東洋医学の「3大法則」とは?
- 五臓の繋がりと循環
- なぜ、健康維持に「気」が重要なのか?
- 知っておきたい、ツボと経絡の基本
- 漢方には、どんな特性があるのか?
- 西洋薬と漢方薬の「決定的な違い」とは?
- 熱を取り除く2種類の漢方薬とは?
- 西洋の利尿剤と、東洋の利水剤の違い
- 知っておきたい、方剤組成の原則とは?
- 葛根湯に学ぶ生薬の組み合わせ方
- 生薬には、どんな副作用があるのか?
- 東洋医学的治療の適応症とは?
- 「+α」で治療効果をアップする方法
- 西洋医学との診断手順の違い
- 舌診と眼診を複合した診断の一例
- 一連の診断手順のまとめと実践
- 避妊手術後の尿もれで来院した犬の症例
- 尿もれを改善するツボとは?
- 1日半ほど排尿がない猫の症例
- 排尿・排便障害に効果的な漢方薬とは?
- 気管虚脱による発咳が止まらない犬の症例
- 脊髄空洞症と椎間板ヘルニアの犬の症例
- 起立、歩行困難で来院した犬の症例
- 不定愁訴に対する東洋医学的治療
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 4セクション(合計124分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典映像:鍼灸治療のみ実施している症例解説
・ 特典データ - Sec1: 東洋医学概論(30分)
- 東洋医学の考え方/陰陽論/五行論/気血津液論/ツボと経絡
- Sec2: 漢方学概論(24分)
- 漢方の特性/各生薬の特徴(生薬各論)/方剤組成の原則/生薬の副作用について
- Sec3: 東洋医学の適応と実際の診断手順(18分)
- 東洋医学的治療の適応症/診療手順
- Sec4: 漢方薬を適用した症例解説(52分)
- 排尿障害/発咳/神経性疼痛/不定愁訴元気がない、疲れやすい
講師:吉岡奈緒美
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。都内にある「ガーデン動物病院」で研鑽を積む中で東洋医学と出会い、日本獣医中医薬学院で本格的に学ぶ。2019年、獣医中医学本科首席卒業、中獣医師1級取得。2021年には、同学院鍼灸推拿研究科卒業、獣医推拿整体師を取得する。同年、ペット東洋医学クリニック nicoを開業。鍼灸、推拿(マッサージ)、薬膳、温浴など、中医学をベースにした医療を提供している。
なぜ、投薬治療で改善しない椎間板ヘルニアの犬が元気一杯に走り回れるほど回復したのか?
飼い主さんのこんな要望に応えられますか?
近年、ネットでさまざまな情報が簡単に得られるようになり、飼い主さんの治療に対する要望も多種多様なものになりました。
痛みのない治療がいい、副作用の少ない薬がいい、老齢なので手術はしたくないなど、その要望はどんどん高度化しています。
もちろん先生も、できる限り飼い主さんの要望に応えてあげたいと考え、寄り添った診療をしているはず。でも、少しだけ考えてみてください。
先生がこれまで学んできた西洋医学的治療では、正直、対応に困ってしまうケースもあったのではないでしょうか?
たとえば近年は、根治が難しい末期がんや難治性の疾患でも、高いQOL(生活の質)を維持する治療が求められています。
そのような症例に対し「何もできない」のは、きっと先生も悔しいと思います。では、どう対応すればいいのか?
そのアイデアのひとつとして、いま多くのドクターが注目しているのが…
「西洋医学と漢方薬の併用」です
先生は、漢方治療をどうお考えですか?もしかすると、西洋医学的治療に比べると何だか古臭い、エビデンスが乏しそう、即効性がなさそうなどのイメージをお持ちかもしれません。
事実、漢方治療をおこなっている獣医師は、まだまだ少ないのが現状です。しかし、人医療では、約9割の医師が日常診療で漢方を使用していると言われています。
でも、なぜ今、漢方治療が注目されているのでしょうか?その理由のひとつに、西洋医学では治療法がない疾患でも、漢方治療で改善が認められたケースがたくさん報告されていることが挙げられます。
つまり、西洋医学だけでは問題解決ができず壁に突き当たり、新しい治療法を探し求めた結果として、漢方治療が注目されはじめたのです。
「治療できないから」とあきらめず、西洋と東洋の良いところ取りの診療で動物の健康を守る姿勢は本当にすばらしいと思いますが…
「主訴別」に最適な漢方治療を学べる
近年、漢方治療をはじめとする東洋医学に興味をお持ちのドクターが増えていますが、いざ学ぼうとしても、途中でつまずいてしまう人も少なくないと聞きます。
その一番大きな理由は、わかりやすい入門教材がないことではないでしょうか?人医療も含めた東洋医学の教材であれば、たくさんの選択肢があります。
しかし、獣医療に落とし込んだ知識となると選択肢はとたんに少なくなってしまいます。
つまり、「帯に短しタスキに長し」といった教材が多く、これから本格的に東洋医学を学びたいドクターに最適な入門教材がなかったのです。
本教材は、このような問題を解決し、東洋医学に興味を持たれたドクターがつまずくことなく実践できることを目的に制作されました。
今回は、獣医東洋医学のスペシャリストである吉岡先生が、「東洋医学を治療に取り入れたいのなら、まずはこれだけできればOK」という内容をまとめてくれたもの。
東洋医学の考え方や診断手順、生薬と漢方薬の効果的な使い方、鍼灸治療など、吉岡先生のわかりやすい解説で学べます。
先生も、「西洋+東洋」の良いところ取りで、いま以上に患者満足度の高い診療ができるようになりませんか?
- 東洋医学を学ぶ上で、大事な考え方とは?
- 東洋医学の「3大法則」とは?
- 五臓の繋がりと循環
- なぜ、健康維持に「気」が重要なのか?
- 知っておきたい、ツボと経絡の基本
- 漢方には、どんな特性があるのか?
- 西洋薬と漢方薬の「決定的な違い」とは?
- 熱を取り除く2種類の漢方薬とは?
- 西洋の利尿剤と、東洋の利水剤の違い
- 知っておきたい、方剤組成の原則とは?
- 葛根湯に学ぶ生薬の組み合わせ方
- 生薬には、どんな副作用があるのか?
- 東洋医学的治療の適応症とは?
- 「+α」で治療効果をアップする方法
- 西洋医学との診断手順の違い
- 舌診と眼診を複合した診断の一例
- 一連の診断手順のまとめと実践
- 避妊手術後の尿もれで来院した犬の症例
- 尿もれを改善するツボとは?
- 1日半ほど排尿がない猫の症例
- 排尿・排便障害に効果的な漢方薬とは?
- 気管虚脱による発咳が止まらない犬の症例
- 脊髄空洞症と椎間板ヘルニアの犬の症例
- 起立、歩行困難で来院した犬の症例
- 不定愁訴に対する東洋医学的治療
講師:吉岡奈緒美
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。都内にある「ガーデン動物病院」で研鑽を積む中で東洋医学と出会い、日本獣医中医薬学院で本格的に学ぶ。2019年、獣医中医学本科首席卒業、中獣医師1級取得。2021年には、同学院鍼灸推拿研究科卒業、獣医推拿整体師を取得する。同年、ペット東洋医学クリニック nicoを開業。鍼灸、推拿(マッサージ)、薬膳、温浴など、中医学をベースにした医療を提供している。
- 収録内訳
- 4セクション(合計124分収録)
- 特典
- レジュメデータ ・ 特典データ
- Sec1:東洋医学概論(30分)
- 東洋医学の考え方/陰陽論/五行論/気血津液論/ツボと経絡
- Sec2:漢方学概論(24分)
- 漢方の特性/各生薬の特徴(生薬各論)/方剤組成の原則/生薬の副作用について
- Sec3:東洋医学の適応と実際の診断手順(18分)
- 東洋医学的治療の適応症/診療手順
- Sec4:漢方薬を適用した症例解説(52分)
- 排尿障害/発咳/神経性疼痛/不定愁訴元気がない、疲れやすい