会陰ヘルニアの皮膚切開から整復、縫合まで!3種類の「会陰ヘルニア整復術」を今回、ご自宅で学べますが…

※たびたび遭遇する厄介な病気

先生もご存じのとおり、会陰ヘルニアは、未去勢の中高齢犬に多くみられる病気です。

一般的なヘルニア内容は、直腸や脂肪組織ですが、小腸や膀胱や尿道が脱出した場合には生命にかかわるケースもあります。

また、会陰ヘルニアは自然治癒がありません。診断後は速やかに手術をおこなわなければなりません。

本当に厄介な病気ですが、何よりも先生を悩ませるのは、外科的治療が推奨されている点ではないでしょうか?

会陰ヘルニアを治療するには、脱出したヘルニア内容を元の場所に戻し、筋肉のスキマを塞ぐ手術をおこなう必要がありますが…

※会陰ヘルニア整復術に自信がありますか?

もし先生が、会陰ヘルニア整復術に自信をお持ちでしたら、この先をお読みいただく必要はないかもしれません。

しかし、「再発しにくい整復術をできるようになりたい」「今のやり方が本当に正しいのだろうか?」「いまいち自信が持てない」「会陰ヘルニアの患者を自分の手で救いたい」など、こう思われたのなら、今からお伝えすることは重要です。

なぜなら、一次診療施設で実施できる、安全かつ再発しにくい「3種類の会陰ヘルニア整復術」を1からわかりやすく学べるチャンスだからです。

そこで今回、私たちは、ベストセラー「CLINIC NOTE BOOKS イラストを読む! 犬と猫の臨床外科 一次診療 いますぐできる手術法」の著者であり、岐阜大学の教授を務める渡邊一弘先生にご依頼し、「再発しにくい会陰ヘルニア整復術が学べる」映像教材を制作いたしました。

※再発しにくい「3つの術式」をわかりやすく解説

今回の映像教材では、会陰ヘルニア整復術の「3つの術式」が学べます。

これらの3つは、渡邊先生がふだん用いている術式であり、これから会陰ヘルニア整復術を学ぶ先生にオススメの簡単かつ再発しにくい術式です。

1. 総鞘膜による整復

睾丸の膜を使った手術であり、未去勢の雄に適用されます。整復時に去勢手術もおこないます。

総鞘膜による整復画像
総鞘膜による整復画像

2. 浅殿筋フラップによる整復

未去勢、去勢済の雄、滅多に遭遇しませんが雌にも適用され、また、総鞘膜による整復で再発した場合にも行うことができます。もっとも再発率が低く、渡邊先生もよく用いている術式です。

浅殿筋フラップによる整復
浅殿筋フラップによる整復

3. 半腱様筋フラップによる整復

他の手術法で再発した場合や激しい腹側のヘルニアがある場合に適用されます。

半腱様筋フラップによる整復
半腱様筋フラップによる整復

今回は、上記の3つの術式を習得できるよう、渡邊先生に映像解説していただきますが、これから会陰ヘルニア整復術を学ぶ先生を不安にさせるのが、再発だと思います。

しかし、どれだけ手術に慣れたとしても、発を完全にゼロにすることはできません。

会陰ヘルニアの手術には様々な術式があります。これは逆に言うとなかなか100%治癒するような治療法は無いということも言えます。

だからこそ、1つの術式を覚えて満足するのではなく、再発したときに対応できる、異なる術式も覚えておくことが重要になるのです。

また、いずれの術式においても、特別な器具は一切不要です。一般的な手術器具やモノフィラメント吸収糸、バイポーラなどがあれば、すぐに実践が可能です。

動画セミナーでは、執刀医の視点から収録した高画質なオペ映像と、渡邊先生のわかりやすい解説の両方で会陰ヘルニア整復術を学べます。

先生も、「3つの術式」を習得し、会陰ヘルニア患者をご自身の手で救えるようになりませんか?

  • 最初に知っておきたい「会陰ヘルニアの病態」
  • さまざまな会陰ヘルニアの術式と、その特徴
  • 飼い主さんへの術前の説明
  • 手術では、どんな準備をすれば良いのか?
  • 総鞘膜による整復のポイントと注意点
  • 浅殿筋フラップによる整復のポイントと注意点
  • 半腱様筋フラップによる整復のポイントと注意点
  • 【オペ映像&解説】総鞘膜による整復
  • どうやって、去勢するのか?
  • 総鞘膜を固定しながら、皮膚を閉じるテクニック
  • 鼠径部と坐骨部の縫合のポイント
  • ヘルニア内容の整復と筋肉組織の確認
  • 【オペ映像&解説】浅殿筋フラップによる整復
  • 皮膚の切開と、皮下組織の分離
  • 脂肪組織を取り除くときの注意点
  • 浅殿筋の剥離と、浅殿筋フラップ作製のポイント
  • 浅殿筋フラップの固定
  • 皮膚の縫合のポイント
  • 【オペ映像&解説】半腱様筋フラップによる整復
  • 半腱様筋フラップによる整復は、どんな症例に用いるのか?
  • 小腸を腹腔内に戻すときの注意点
  • 半腱様筋の分離における注意点
  • どうやって、半腱様筋フラップを作るのか?
  • 半腱様筋フラップの縫合のポイント

会陰ヘルニアの皮膚切開から整復、縫合まで!3種類の「会陰ヘルニア整復術」を今回、ご自宅で学べますが…

※たびたび遭遇する厄介な病気

先生もご存じのとおり、会陰ヘルニアは、未去勢の中高齢犬に多くみられる病気です。

一般的なヘルニア内容は、直腸や脂肪組織ですが、小腸や膀胱や尿道が脱出した場合には生命にかかわるケースもあります。

また、会陰ヘルニアは自然治癒がありません。診断後は速やかに手術をおこなわなければなりません。

本当に厄介な病気ですが、何よりも先生を悩ませるのは、外科的治療が推奨されている点ではないでしょうか?

会陰ヘルニアを治療するには、脱出したヘルニア内容を元の場所に戻し、筋肉のスキマを塞ぐ手術をおこなう必要がありますが…

※会陰ヘルニア整復術に自信がありますか?

もし先生が、会陰ヘルニア整復術に自信をお持ちでしたら、この先をお読みいただく必要はないかもしれません。

しかし、「再発しにくい整復術をできるようになりたい」「今のやり方が本当に正しいのだろうか?」「いまいち自信が持てない」「会陰ヘルニアの患者を自分の手で救いたい」など、こう思われたのなら、今からお伝えすることは重要です。

なぜなら、一次診療施設で実施できる、安全かつ再発しにくい「3種類の会陰ヘルニア整復術」を1からわかりやすく学べるチャンスだからです。

そこで今回、私たちは、ベストセラー「CLINIC NOTE BOOKS イラストを読む! 犬と猫の臨床外科 一次診療 いますぐできる手術法」の著者であり、岐阜大学の教授を務める渡邊一弘先生にご依頼し、「再発しにくい会陰ヘルニア整復術が学べる」映像教材を制作いたしました。

※再発しにくい「3つの術式」をわかりやすく解説

今回の映像教材では、会陰ヘルニア整復術の「3つの術式」が学べます。

これらの3つは、渡邊先生がふだん用いている術式であり、これから会陰ヘルニア整復術を学ぶ先生にオススメの簡単かつ再発しにくい術式です。

1. 総鞘膜による整復

睾丸の膜を使った手術であり、未去勢の雄に適用されます。整復時に去勢手術もおこないます。

総鞘膜による整復画像
総鞘膜による整復画像

2. 浅殿筋フラップによる整復

未去勢、去勢済の雄、滅多に遭遇しませんが雌にも適用され、また、総鞘膜による整復で再発した場合にも行うことができます。もっとも再発率が低く、渡邊先生もよく用いている術式です。

浅殿筋フラップによる整復
浅殿筋フラップによる整復

3. 半腱様筋フラップによる整復

他の手術法で再発した場合や激しい腹側のヘルニアがある場合に適用されます。

半腱様筋フラップによる整復
半腱様筋フラップによる整復

今回は、上記の3つの術式を習得できるよう、渡邊先生に映像解説していただきますが、これから会陰ヘルニア整復術を学ぶ先生を不安にさせるのが、再発だと思います。

しかし、どれだけ手術に慣れたとしても、発を完全にゼロにすることはできません。

会陰ヘルニアの手術には様々な術式があります。これは逆に言うとなかなか100%治癒するような治療法は無いということも言えます。

だからこそ、1つの術式を覚えて満足するのではなく、再発したときに対応できる、異なる術式も覚えておくことが重要になるのです。

また、いずれの術式においても、特別な器具は一切不要です。一般的な手術器具やモノフィラメント吸収糸、バイポーラなどがあれば、すぐに実践が可能です。

動画セミナーでは、執刀医の視点から収録した高画質なオペ映像と、渡邊先生のわかりやすい解説の両方で会陰ヘルニア整復術を学べます。

先生も、「3つの術式」を習得し、会陰ヘルニア患者をご自身の手で救えるようになりませんか?

  • 最初に知っておきたい「会陰ヘルニアの病態」
  • さまざまな会陰ヘルニアの術式と、その特徴
  • 飼い主さんへの術前の説明
  • 手術では、どんな準備をすれば良いのか?
  • 総鞘膜による整復のポイントと注意点
  • 浅殿筋フラップによる整復のポイントと注意点
  • 半腱様筋フラップによる整復のポイントと注意点
  • 【オペ映像&解説】総鞘膜による整復
  • どうやって、去勢するのか?
  • 総鞘膜を固定しながら、皮膚を閉じるテクニック
  • 鼠径部と坐骨部の縫合のポイント
  • ヘルニア内容の整復と筋肉組織の確認
  • 【オペ映像&解説】浅殿筋フラップによる整復
  • 皮膚の切開と、皮下組織の分離
  • 脂肪組織を取り除くときの注意点
  • 浅殿筋の剥離と、浅殿筋フラップ作製のポイント
  • 浅殿筋フラップの固定
  • 皮膚の縫合のポイント
  • 【オペ映像&解説】半腱様筋フラップによる整復
  • 半腱様筋フラップによる整復は、どんな症例に用いるのか?
  • 小腸を腹腔内に戻すときの注意点
  • 半腱様筋の分離における注意点
  • どうやって、半腱様筋フラップを作るのか?
  • 半腱様筋フラップの縫合のポイント

講師:渡邊 一弘
Kazuhiro Watanabe D.V.M., Ph.D.
獣医師/博士(獣医学)岐阜大学 応用生物科学部 共同獣医学科
獣医外科学研究室 教授
岐阜大学大学院 共同獣医学研究科 主指導教員 1969年北海道夕張生まれ、札幌育ち。2001年に北海道大学大学院獣医学研究科博士課程を修了(獣医外科学教室)。2002年岐阜大学助手(助教)、2007年同准教授、2019年より同教授(現在に至る)、岐阜大学大学院共同獣医学研究科主指導教員(現在に至る)。岐阜大学応用生物科学部附属動物病院では、外科診療科長として外科診療を担当。2022年より附属動物病院長。

収録内訳
4セクション(合計159分収録)
特典
レジュメデータ

Sec1:会陰ヘルニアの手術:講義(37分)
はじめに/総鞘膜による整復/浅殿筋フラップによる整復/半腱様筋フラップによる整復/術後とまとめ
Sec2:総鞘膜による整復(39分)
総鞘膜による整復・術中動画
Sec3:浅殿筋フラップによる整復(33分)
浅殿筋フラップによる整復・術中動画
Sec4:半腱様筋フラップによる整復(50分)
半腱様筋フラップによる整復・術中動画
販売価格:45,980円+税