なぜ、1年目の獣医師でも出血や合併症を恐れず安全な「生検」ができるのか?
※どうやって腫瘍性疾患を診断するか?
近年、獣医療の進歩により、動物はどんどん長寿化しています。それにともない、高齢の動物の多くに発生しているのが、がんをはじめとする腫瘍性疾患です。今では、動物の死因の1位ががんであることは、先生もよくご存じでしょう。
また、ひと言で腫瘍性疾患といっても、発生する部位はさまざまです。たとえば、体表にある腫瘍なら、手で触ったり目視で見つけることができます。他にも、肝臓や腎臓の場合は、画像検査から発見されたりしますが…
※もし画像から病変が発見されたら?
病変を見つけた後の対応は、獣医師によりさまざまです。「その病変が良性なのか、悪性なのか?」をご自身で検査する先生もいれば、すぐに二次診療施設に紹介する先生もいらっしゃいます。こうするのが正解だ、という答えはありませんが、少し考えていただきたいのです。
画像検査で発見した病変が「がんなのか、がんではないのか?」もわからないまま二次診療施設に紹介するのは、飼い主さんと動物にとって大きな負担だと思いませんか?
もし、紹介先の病院で検査した結果、積極的な治療の必要がない良性病変であれば、かかりつけ医としての信用を低下させる要因のひとつになりかねません。
だからこそ、画像検査で病変を見つけた場合、検査をしないまま二次診療施設に紹介するのではなく、可能な限りその先の検査を実施できるようになっていただきたいのです。
※生検の基本から実践、「模擬生体の作り方」も解説
今回の教材の目的は、「自信を持って生検を実施できるようになる」ことです。中堅獣医師はもちろん、1年目、2年目の若い獣医師にも知っていただきたい内容になっています。
約100分のセミナー動画では、まず、生検の基本や適応、具体的な生検(FNA、パンチ生検、ニードルコア生検など)のやり方を学んでいきます。
それから、エコーガイド下生検、CTガイド下生検など、画像診断装置を使用した生検のテクニックを宇塚先生の実技映像を見ながら習得していきます。
また今回は、生体を使わなくても生検を練習できるよう、どこでも安価に手に入る素材を使った模擬生体の作り方もご紹介します。この方法なら、くり返し生検を練習できますので、もっと自信を持って生検を実施できるようになります。
※「こんなに簡単だったのか!」先生も宇塚先生から、模擬生体の作り方と生検の技術を学びませんか?
- 最初に知っておきたい生検の基礎知識
- 簡単に生検がおこなえる部位とは?
- 生検には、どんな種類があるのか?
- 画像ガイド下生検のポイントと注意点
- 経皮的画像ガイド下生検のやり方
- 経皮的画像ガイド下生検のメリットとデメリット
- 知っておきたい合併症のリスクとは?
- エコーガイド下穿刺のポイントと注意点
- どうやって、エコーガイド下の生検を練習するのか?
- プローブと針の位置関係とは?
- 生検全般における注意事項
- 生検は腫瘍の転移に影響を及ぼすのか?
- 【注意!】 生検の禁忌とは?
- 生検部位を決定するときの注意点とは?
- 3種類の肝臓生検法とその特徴
- 注意すべき腎生検の穿刺方向とは?
- 経皮的超音波ガイド下生検の手順
- CTガイド下生検の基本と適応
- どうやって、CTガイド下でのFNAを練習するのか?
- エコーガイド下で対応できる病変と、対応できない病変
- CTガイド下生検の手順
- どうやって、模擬生体を作るのか?
- 宇塚先生による模擬生体の制作実演
- 模擬生体を使った生検の実演
- CTガイド下生検の練習方法
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 2セクション(合計108分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 画像ガイド下での生体検査(74分)
- 生検法/画像ガイド下生検/経皮的生検の意義、適応/エコーガイド下の生検練習法/実際の器具/生検部位/CTガイド下の生検練習法
- Sec2: 模擬生体を使用した生体検査(34分)
- 模擬生体生検の準備/エコーガイド下での模擬生体生検/自動生検針の使い方/CT画像を使用した生検方法
講師:宇塚 雄次
獣医師歴40年。山口大学 農学部助手、帯広畜産大学 畜産学部助教授、岐阜大学応用生物科学部教授を経て、岩手大学 農学部 共同獣医学科 画像診断学研究室教授を務める。二次診療で多くの動物を診療するかたわら、次代の獣医師へ自身の知見を伝えるべく動物臨床医学会、臨床フォーラムなどでの講演もおこなう。
なぜ、1年目の獣医師でも出血や合併症を恐れず安全な「生検」ができるのか?
※どうやって腫瘍性疾患を診断するか?
近年、獣医療の進歩により、動物はどんどん長寿化しています。それにともない、高齢の動物の多くに発生しているのが、がんをはじめとする腫瘍性疾患です。今では、動物の死因の1位ががんであることは、先生もよくご存じでしょう。
また、ひと言で腫瘍性疾患といっても、発生する部位はさまざまです。たとえば、体表にある腫瘍なら、手で触ったり目視で見つけることができます。他にも、肝臓や腎臓の場合は、画像検査から発見されたりしますが…
※もし画像から病変が発見されたら?
病変を見つけた後の対応は、獣医師によりさまざまです。「その病変が良性なのか、悪性なのか?」をご自身で検査する先生もいれば、すぐに二次診療施設に紹介する先生もいらっしゃいます。こうするのが正解だ、という答えはありませんが、少し考えていただきたいのです。
画像検査で発見した病変が「がんなのか、がんではないのか?」もわからないまま二次診療施設に紹介するのは、飼い主さんと動物にとって大きな負担だと思いませんか?
もし、紹介先の病院で検査した結果、積極的な治療の必要がない良性病変であれば、かかりつけ医としての信用を低下させる要因のひとつになりかねません。
だからこそ、画像検査で病変を見つけた場合、検査をしないまま二次診療施設に紹介するのではなく、可能な限りその先の検査を実施できるようになっていただきたいのです。
※生検の基本から実践、「模擬生体の作り方」も解説
今回の教材の目的は、「自信を持って生検を実施できるようになる」ことです。中堅獣医師はもちろん、1年目、2年目の若い獣医師にも知っていただきたい内容になっています。
約100分のセミナー動画では、まず、生検の基本や適応、具体的な生検(FNA、パンチ生検、ニードルコア生検など)のやり方を学んでいきます。
それから、エコーガイド下生検、CTガイド下生検など、画像診断装置を使用した生検のテクニックを宇塚先生の実技映像を見ながら習得していきます。
また今回は、生体を使わなくても生検を練習できるよう、どこでも安価に手に入る素材を使った模擬生体の作り方もご紹介します。この方法なら、くり返し生検を練習できますので、もっと自信を持って生検を実施できるようになります。
※「こんなに簡単だったのか!」先生も宇塚先生から、模擬生体の作り方と生検の技術を学びませんか?
- 最初に知っておきたい生検の基礎知識
- 簡単に生検がおこなえる部位とは?
- 生検には、どんな種類があるのか?
- 画像ガイド下生検のポイントと注意点
- 経皮的画像ガイド下生検のやり方
- 経皮的画像ガイド下生検のメリットとデメリット
- 知っておきたい合併症のリスクとは?
- エコーガイド下穿刺のポイントと注意点
- どうやって、エコーガイド下の生検を練習するのか?
- プローブと針の位置関係とは?
- 生検全般における注意事項
- 生検は腫瘍の転移に影響を及ぼすのか?
- 【注意!】 生検の禁忌とは?
- 生検部位を決定するときの注意点とは?
- 3種類の肝臓生検法とその特徴
- 注意すべき腎生検の穿刺方向とは?
- 経皮的超音波ガイド下生検の手順
- CTガイド下生検の基本と適応
- どうやって、CTガイド下でのFNAを練習するのか?
- エコーガイド下で対応できる病変と、対応できない病変
- CTガイド下生検の手順
- どうやって、模擬生体を作るのか?
- 宇塚先生による模擬生体の制作実演
- 模擬生体を使った生検の実演
- CTガイド下生検の練習方法
講師:宇塚 雄次
獣医師歴40年。山口大学 農学部助手、帯広畜産大学 畜産学部助教授、岐阜大学応用生物科学部教授を経て、岩手大学 農学部 共同獣医学科 画像診断学研究室教授を務める。二次診療で多くの動物を診療するかたわら、次代の獣医師へ自身の知見を伝えるべく動物臨床医学会、臨床フォーラムなどでの講演もおこなう。
- 収録内訳
- 2セクション(合計108分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:画像ガイド下での生体検査(74分)
- 生検法/画像ガイド下生検/経皮的生検の意義、適応/エコーガイド下の生検練習法/実際の器具/生検部位/CTガイド下の生検練習法
- Sec2:模擬生体を使用した生体検査(34分)
- 模擬生体生検の準備/エコーガイド下での模擬生体生検/自動生検針の使い方/CT画像を使用した生検方法