人医療における敗血症・敗血症性ショックの定義とは?
敗血症性ショックを診断できますか?
ショックの疑いがある動物に遭遇したら、敗血症性ショックを疑う必要があります。また、敗血症性ショックは死亡リスクの高いため、迅速に診断をつける必要があります。しかし、敗血症性ショックの診断は難しい…。 ちょっとした知識不足で敗血症性ショックを見落とすケースはめずらしくありません。その結果、動物の死亡リスクが急激に高まることも…
昔の常識と今の常識は変わっています…
敗血症性ショックで特に注目して欲しいのが「SIRS(感染による全身性炎症反応症候群)」のこと。従来の考え方だと、SIRSで敗血症を定義づけていました。しかし、近年の研究によると、この考え方では敗血症を見逃してしまう確率が高いことがわかりました。その結果、今では新たな定義が採用されています。それは臓器障害の有無で敗血症を定義づける考え方です。
つまり、臓器障害の有無を的確、迅速に検査するテクニックが、ますます重要になったのです。このように、敗血症性ショックの分野は新たなエビデンスが発表され続けているため、一次診療施設として適切な対応をとるためにも、常に最新の情報を学び続けなければなりません。
検査・診断・初期治療が学べます…
今回、先生が手に入れる敗血症性ショックの技術は、すべてエビデンスに基づいたものです。「米国公認獣医救急集中治療専門医」の資格を持つ上田先生が、救急の現場に立ち続け、膨大な臨床数を経験したからこそ語れる敗血症性ショックの真実です。この映像教材があれば一次診療施設として、敗血症性ショックの対応に困ることはなくなるでしょう。その結果、もっと多くの動物を救えるようになります。
一般開業獣医師のための敗血症性ショックを見落とさず、1秒でも早く適切に初期治療する方法を収録
- 敗血症性ショックの蘇生
- 血液分布異常性ショックの原因
- 敗血症の新たな定義
- 敗血症性ショック診断の流れ
- ショックの有無を判断するには?
- 血中乳酸値の測定で注意すべきこと
- 高乳酸血症の原因
- 感染兆候の調べ方
- 血液培養の適応例と方法
- 初期治療の流れ
- 初期輸液療法について
- 輸液による血液量増加効果
- HES製剤の問題点
- 晶質液で効果が得られない場合
- ヒトアルブミン製剤の投与法
- 新鮮凍結血漿について
- 高張晶質液について
- 初期輸液療法4つの選択肢
- ショックから脱さない場合
- 輸液負荷の判断
- 5つの循環作動薬
- 目的によって使い分けたい循環作動薬
- ステロイドの役割
- 抗生物質の選択方法と使用方法
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計155分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 敗血症と敗血症性ショックの定義と診断(60分)
- 血液分布異常性ショックの診断/血液分布異常性ショックの原因/敗血症性ショックの診断/敗血症性ショックの画像診断
- Sec2: 敗血症性ショックの初期治療法(47分)
- 敗血症性ショックの初期治療/初期輸液療法について/輸液製剤投与後の指標
- Sec3: 循環作動薬と抗生物質使用方法/集中治療(48分)
- 循環作動薬の投与について/ステロイドの役割について/抗生物質の選択方法/敗血症性ショック動物の集中治療/まとめ
講師:上田悠
日本人では数少ない「米国公認獣医救急集中治療専門医」の資格を持つ。アメリカで3000件にのぼる救急集中治療を経験。所属するカリフォルニア大学デービス校では、救急集中治療における呼吸管理の専門医・権威から、直々に指導を受ける。
人医療における敗血症・敗血症性ショックの定義とは?
敗血症性ショックを診断できますか?
ショックの疑いがある動物に遭遇したら、敗血症性ショックを疑う必要があります。また、敗血症性ショックは死亡リスクの高いため、迅速に診断をつける必要があります。しかし、敗血症性ショックの診断は難しい…。 ちょっとした知識不足で敗血症性ショックを見落とすケースはめずらしくありません。その結果、動物の死亡リスクが急激に高まることも…
昔の常識と今の常識は変わっています…
敗血症性ショックで特に注目して欲しいのが「SIRS(感染による全身性炎症反応症候群)」のこと。従来の考え方だと、SIRSで敗血症を定義づけていました。しかし、近年の研究によると、この考え方では敗血症を見逃してしまう確率が高いことがわかりました。その結果、今では新たな定義が採用されています。それは臓器障害の有無で敗血症を定義づける考え方です。
つまり、臓器障害の有無を的確、迅速に検査するテクニックが、ますます重要になったのです。このように、敗血症性ショックの分野は新たなエビデンスが発表され続けているため、一次診療施設として適切な対応をとるためにも、常に最新の情報を学び続けなければなりません。
検査・診断・初期治療が学べます…
今回、先生が手に入れる敗血症性ショックの技術は、すべてエビデンスに基づいたものです。「米国公認獣医救急集中治療専門医」の資格を持つ上田先生が、救急の現場に立ち続け、膨大な臨床数を経験したからこそ語れる敗血症性ショックの真実です。この映像教材があれば一次診療施設として、敗血症性ショックの対応に困ることはなくなるでしょう。その結果、もっと多くの動物を救えるようになります。
一般開業獣医師のための敗血症性ショックを見落とさず、1秒でも早く適切に初期治療する方法を収録
- 敗血症性ショックの蘇生
- 血液分布異常性ショックの原因
- 敗血症の新たな定義
- 敗血症性ショック診断の流れ
- ショックの有無を判断するには?
- 血中乳酸値の測定で注意すべきこと
- 高乳酸血症の原因
- 感染兆候の調べ方
- 血液培養の適応例と方法
- 初期治療の流れ
- 初期輸液療法について
- 輸液による血液量増加効果
- HES製剤の問題点
- 晶質液で効果が得られない場合
- ヒトアルブミン製剤の投与法
- 新鮮凍結血漿について
- 高張晶質液について
- 初期輸液療法4つの選択肢
- ショックから脱さない場合
- 輸液負荷の判断
- 5つの循環作動薬
- 目的によって使い分けたい循環作動薬
- ステロイドの役割
- 抗生物質の選択方法と使用方法
講師:上田悠
日本人では数少ない「米国公認獣医救急集中治療専門医」の資格を持つ。アメリカで3000件にのぼる救急集中治療を経験。所属するカリフォルニア大学デービス校では、救急集中治療における呼吸管理の専門医・権威から、直々に指導を受ける。
- 収録内訳
- 3セクション(合計155分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:敗血症と敗血症性ショックの定義と診断(60分)
- 血液分布異常性ショックの診断/血液分布異常性ショックの原因/敗血症性ショックの診断/敗血症性ショックの画像診断
- Sec2:敗血症性ショックの初期治療法(47分)
- 敗血症性ショックの初期治療/初期輸液療法について/輸液製剤投与後の指標
- Sec3:循環作動薬と抗生物質使用方法/集中治療(48分)
- 循環作動薬の投与について/ステロイドの役割について/抗生物質の選択方法/敗血症性ショック動物の集中治療/まとめ