270枚超の症例写真を収録した「眼科カラーアトラスDVD」で異常の見落としを減らしませんか?
「赤い眼の犬」の落とし穴とは?
「赤い眼の犬」が来院したとき、先生なら、どんな対応をしますか?
一見すると、軽い結膜炎や角膜の炎症のように見えるかもしれません。実際、ステロイド点眼剤で炎症が落ち着くケースもあるでしょう。
でももし、その赤みの原因が眼の異常ではなく、感染症や内臓疾患といった「全身性の異常」のサインだったとしたら?
たとえば、「感染症・糖尿病によるぶどう膜炎」「腎不全・甲状腺機能亢進症による網膜剥離」など、このようなケースでは、誤った判断で数週間にわたってステロイド点眼剤を使用し続けた結果、糖尿病・肝機能障害・クッシング症候群などの重篤な合併症を招くこともあります。
つまり、「眼だけの問題」と思っていた症状が、全身に、そして生命にまでかかわる診療ミスになる可能性があるということ。
しかも、その発端が「とりあえずの処置」だったとしたら? 先生もきっと、「あのとき、もう一歩踏み込んでいれば…」と感じずにはいられないはずです。
どう対応するのが正解なのか?
では、どうすれば、このようなミスを防げるのでしょうか?
最善の方法は、「赤い眼=局所の炎症」と決めつけてステロイド点眼剤を処方する前に、一度立ち止まってよく考えること。そして、全身性疾患の可能性を疑い、血液検査や画像検査といった「全身を診る視点」を持つことです。
この視点があるか、ないか。ただそれだけの違いで、動物の生命を救えるかどうかが決まるケースもあるのです。正しい知識と視点を持てば、防げるリスクがある。それに気づいた今、先生が選ぶべき道は、すでに明確なのではないでしょうか?
「もう、自信のない診療は終わりにしよう」。そう心に決めた先生にとって、本教材はきっと大きな一歩となるはずです。
ホームドクターのための「眼科の入門教材」
「眼科を学ばなければ…」と思っていても、実際にどこから手をつければいいのか迷ってしまう。そんな先生も、決して少なくありません。
だからこそ、「やったほうがいいのはわかるけれど、時間もないし、結局後回しになる」「専門書を読んでも難解すぎて、途中で挫折してしまう」など、そんな声をよく耳にします。
そこで今回ご紹介するのが、ホームドクターに必要な眼科診療の知識と技術を、できるだけ短時間で、効率よく身につけることを目的に作られた「見落としを減らす! 異常所見症例の眼科検査術」です。
講師は、一次診療を熟知し、大学病院と一般病院の両方で豊富な経験を積んできた、東京大学の都築圭子先生。30年以上にわたる眼科診療の経験で培った、「現場で本当に使える視点」を惜しみなく教えていただきました。
日々の臨床でよく出会う赤い眼・多量の涙・目やになどの症状を切り口に「どこに注目すればよいのか」「何を根拠に判断するのか」といった眼科検査の基本を、270枚以上の症例写真を見ながらわかりやすく学べます。
先生も、学ぶのを後回しにしてきた眼科検査の知識を、「たった3時間」で取り返しませんか?
- 眼科検査の精度を上げる「3つのポイント」
- 知っておきたいスリットランプ検査の基本
- 視度調整の「4ステップ」
- スリット光の幅、面積、角度の設定
- どうすれば、手ブレを減らせるのか?
- 部位別のスリットランプの設定
- 知っておきたい眼底検査の基本
- 2種類の眼底検査と、その違い
- 眼底検査における保定のポイント
- 眼底検査の観察部位と設定条件
- 異常と勘違いしやすい正常眼底とは?
- 角膜、ぶどう膜、水晶体疾患の特徴とは?
- 疼痛の有無を判断するには?
- なぜ、疼痛に注意すべきなのか?
- 角膜疾患の診断に必要な検査
- 角膜疾患の検査のポイント
- フルオレセイン染色の落とし穴とは?
- ぶどう膜疾患の検査のポイント
- 瞳孔の形が変化する原因とは?
- 水晶体疾患の検査のポイント
- 3種類の視覚異常と、その違い
- 軽度の虹彩萎縮を見落としてしまう理由
- 眼の問題による視覚異常の眼底所見
- ぶどう膜炎の原因は、何か?
- 角膜潰瘍を疑う症例の検査の実演
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
特別価格25,980円(税込28,578円)
(特別価格販売は7月31日まで)
※合わせて通信速度等、再生環境のご確認をおすすめします
(1.5Mbps以上推奨)
- 教材内容
- 4セクション(合計179分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典映像:眼科検査で見落としたくない症例画像集
・ 特典映像:眼科検査を飼い主さんに協力してもらうためのコツ - Sec1: 見落としを減らす眼科検査のコツ(69分)
- 眼科検査の重要ポイントは?/スリットランプの構造と原理/スリットランプの設定の仕方と見え方/部位別の設定と観察のポイント/眼底検査の原理/レンズの種類と見え方/眼底検査の観察部位/異常と間違えられる正常眼底
- Sec2: 角膜、ぶどう膜、水晶体疾患例(52分)
- 角膜疾患の検査のポイント/ぶどう膜疾患の検査のポイント/水晶体疾患の検査のポイント
- Sec3: 眼底疾患症例(49分)
- 判定に必要な検査は?/眼の問題による視覚異常/全身性疾患(代謝、内分泌、感染症など)による二次的な視覚異常/脳神経の異常による視覚異常
- Sec4: 【実演】異常症例の場合の眼科検査(9分)
- 角膜混濁のスリットランプ検査のコツ/角膜潰瘍のスリットランプ検査のコツ
講師:つづきけいこ
酪農学園大学酪農学部獣医学科卒業。2009年より、東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター外科系診療科・眼科特任助教を務める。眼科の典型症例から難治症例まで幅広く対応し、学生・研修医への教育経験も豊富。多数の学会講演や書籍執筆を通じて、「初学者にもわかりやすく」を信条に、眼科診療の普及に尽力している。
270枚超の症例写真を収録した「眼科カラーアトラスDVD」で異常の見落としを減らしませんか?
「赤い眼の犬」の落とし穴とは?
「赤い眼の犬」が来院したとき、先生なら、どんな対応をしますか?
一見すると、軽い結膜炎や角膜の炎症のように見えるかもしれません。実際、ステロイド点眼剤で炎症が落ち着くケースもあるでしょう。
でももし、その赤みの原因が眼の異常ではなく、感染症や内臓疾患といった「全身性の異常」のサインだったとしたら?
たとえば、「感染症・糖尿病によるぶどう膜炎」「腎不全・甲状腺機能亢進症による網膜剥離」など、このようなケースでは、誤った判断で数週間にわたってステロイド点眼剤を使用し続けた結果、糖尿病・肝機能障害・クッシング症候群などの重篤な合併症を招くこともあります。
つまり、「眼だけの問題」と思っていた症状が、全身に、そして生命にまでかかわる診療ミスになる可能性があるということ。
しかも、その発端が「とりあえずの処置」だったとしたら? 先生もきっと、「あのとき、もう一歩踏み込んでいれば…」と感じずにはいられないはずです。
どう対応するのが正解なのか?
では、どうすれば、このようなミスを防げるのでしょうか?
最善の方法は、「赤い眼=局所の炎症」と決めつけてステロイド点眼剤を処方する前に、一度立ち止まってよく考えること。そして、全身性疾患の可能性を疑い、血液検査や画像検査といった「全身を診る視点」を持つことです。
この視点があるか、ないか。ただそれだけの違いで、動物の生命を救えるかどうかが決まるケースもあるのです。正しい知識と視点を持てば、防げるリスクがある。それに気づいた今、先生が選ぶべき道は、すでに明確なのではないでしょうか?
「もう、自信のない診療は終わりにしよう」。そう心に決めた先生にとって、本教材はきっと大きな一歩となるはずです。
ホームドクターのための「眼科の入門教材」
「眼科を学ばなければ…」と思っていても、実際にどこから手をつければいいのか迷ってしまう。そんな先生も、決して少なくありません。
だからこそ、「やったほうがいいのはわかるけれど、時間もないし、結局後回しになる」「専門書を読んでも難解すぎて、途中で挫折してしまう」など、そんな声をよく耳にします。
そこで今回ご紹介するのが、ホームドクターに必要な眼科診療の知識と技術を、できるだけ短時間で、効率よく身につけることを目的に作られた「見落としを減らす! 異常所見症例の眼科検査術」です。
講師は、一次診療を熟知し、大学病院と一般病院の両方で豊富な経験を積んできた、東京大学の都築圭子先生。30年以上にわたる眼科診療の経験で培った、「現場で本当に使える視点」を惜しみなく教えていただきました。
日々の臨床でよく出会う赤い眼・多量の涙・目やになどの症状を切り口に「どこに注目すればよいのか」「何を根拠に判断するのか」といった眼科検査の基本を、270枚以上の症例写真を見ながらわかりやすく学べます。
先生も、学ぶのを後回しにしてきた眼科検査の知識を、「たった3時間」で取り返しませんか?
- 眼科検査の精度を上げる「3つのポイント」
- 知っておきたいスリットランプ検査の基本
- 視度調整の「4ステップ」
- スリット光の幅、面積、角度の設定
- どうすれば、手ブレを減らせるのか?
- 部位別のスリットランプの設定
- 知っておきたい眼底検査の基本
- 2種類の眼底検査と、その違い
- 眼底検査における保定のポイント
- 眼底検査の観察部位と設定条件
- 異常と勘違いしやすい正常眼底とは?
- 角膜、ぶどう膜、水晶体疾患の特徴とは?
- 疼痛の有無を判断するには?
- なぜ、疼痛に注意すべきなのか?
- 角膜疾患の診断に必要な検査
- 角膜疾患の検査のポイント
- フルオレセイン染色の落とし穴とは?
- ぶどう膜疾患の検査のポイント
- 瞳孔の形が変化する原因とは?
- 水晶体疾患の検査のポイント
- 3種類の視覚異常と、その違い
- 軽度の虹彩萎縮を見落としてしまう理由
- 眼の問題による視覚異常の眼底所見
- ぶどう膜炎の原因は、何か?
- 角膜潰瘍を疑う症例の検査の実演
講師:つづきけいこ
酪農学園大学酪農学部獣医学科卒業。2009年より、東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター外科系診療科・眼科特任助教を務める。眼科の典型症例から難治症例まで幅広く対応し、学生・研修医への教育経験も豊富。多数の学会講演や書籍執筆を通じて、「初学者にもわかりやすく」を信条に、眼科診療の普及に尽力している。
- 収録内訳
- 4セクション(合計179分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:見落としを減らす眼科検査のコツ(69分)
- 眼科検査の重要ポイントは?/スリットランプの構造と原理/スリットランプの設定の仕方と見え方/部位別の設定と観察のポイント/眼底検査の原理/レンズの種類と見え方/眼底検査の観察部位/異常と間違えられる正常眼底
- Sec2:角膜、ぶどう膜、水晶体疾患例(52分)
- 角膜疾患の検査のポイント/ぶどう膜疾患の検査のポイント/水晶体疾患の検査のポイント
- Sec3:眼底疾患症例(49分)
- 判定に必要な検査は?/眼の問題による視覚異常/全身性疾患(代謝、内分泌、感染症など)による二次的な視覚異常/脳神経の異常による視覚異常
- Sec4:【実演】異常症例の場合の眼科検査(9分)
- 角膜混濁のスリットランプ検査のコツ/角膜潰瘍のスリットランプ検査のコツ