なぜ、たった4時間で、初心者でも 「心エコー図検査」の基本をマスターできるのか?
※「心エコー図検査」に苦手意識のある先生へ…
近年、伴侶動物の高齢化に伴い、臨床現場で心臓病に苦しむ犬猫に遭遇する機会が多くなってきています。特に小型犬における粘液腫様変性性僧帽弁閉鎖不全症は、犬における死因の上位にくる疾患であり、臨床獣医師にとって、もっとも一般的な疾患のひとつと言えるでしょう。しかしながら、その適切な診断治療には経験と各種検査が必須となり、末期的な症例の場合は困難を極めます。
また、猫においても心臓病のウェイトは年々大きくなってきており、すばやく正確な診断が常に求められます。心臓病の検査には、聴診、心電図検査、胸部X線検査などの方法がありますが、正しい診断にはもうひとつ絶対に欠かせない検査法があります。それは、「心エコー図検査」です。
※4時間で心エコー図検査の基本をマスター
心エコー図検査は、専門書やセミナーなどで学べます。しかし、これらの方法で学んでも、まだうまく検査ができない先生が多いようです。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?その原因は、「心エコーは言語化がとても難しい」ことにあります。教える講師にとっても「わかっているんだけど、うまく説明できない」ことが多すぎるのです。たとえば、ある断面の出し方を教えるとき。
「この断面はプローブをこんな感じで当てればキレイに出せます」と教えられても、実際にやってみるとなかなか再現できない。大事なのは「プローブの微調節」であり、これが自然にできるかどうかが鍵になります。このような心エコーをマスターしている先生方が、自然に行なっている微調節を徹底的に分解し、プローブの当てる角度から何度回転させるかなどの情報を言語化できれば、たとえ初心者でもそれに沿ってエコーを進めることで、一通りの検査を正しくおこなえるはずです。
今回の教材は、「感覚的なものを言語化して学べる」ようになっていますので、心エコーの基本を4時間でマスターできます。加えて、エコーで得られた情報が何を意味し、どのように扱うべきかを伝えることで、臨床に役立つ心エコースキルが身につくように配慮してあります。
収録内容の一部をご紹介すると…
- 有用な心エコー図検査をおこなうための心得
- エコー検査装置の基本操作と設定
- なぜ、周波数の使い分けが重要なのか?
- アーチファクトを回避するには?
- 4腔断面を出すときのポイント
- 良い短軸像を出すためのテクニック
- 意義のある計測をするための腱索レベルの描出ポイント
- まっすぐな心尖部四腔断面を出すためのポイント
- 知っておくべきMモードのメリットとデメリット
- 知っておくべきDモードのメリットとデメリット
- どのようにDモードを使い分けるのか?
- どのように心臓を評価するのか?
- 心機能を計測するに当たってのルールと意味
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 5セクション(合計235分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: まず初めに知っておきたい基礎知識・基礎断面(前編)(41分)
- はじめに/装置の設定/アーチファクト/操作の基本/解剖/右側傍胸骨 長軸断面
- Sec2: まず初めに知っておきたい基礎知識・基礎断面(後編)(33分)
- 右側傍胸骨 短軸断面/左側心尖部 長軸断面/左側傍胸骨 短軸断面・長軸断面
- Sec3: 心エコー実習(52分)
- プローブ操作/左室流出路断面/右側傍胸骨断面/左側心尖部断面/左側傍胸骨断面/計測の仕方/心尖部四腔断面での計測/異常血流の検出の仕方
- Sec4: 心エコー図検査に用いる各種モード(47分)
- Mモードとは/Dモードとは/パルスドプラ法/カラードプラ法/連続波ドプラ法/Dモード 使い分けのコツ/心機能評価
- Sec5: 心疾患を「診る」ための基礎知識(62分)
- 形態の評価/左室短軸径/LA/Ao/収縮能の評価/拡張能の評価/最後に
講師:森 拓也
近畿動物医療研修センター 附属動物病院 心臓血管ケアセンター センター長。2019年にJACCT動物心臓血管ケアチームを設立し、全国で犬の僧帽弁閉鎖不全症の手術をおこなう。
なぜ、たった4時間で、初心者でも 「心エコー図検査」の基本をマスターできるのか?
※「心エコー図検査」に苦手意識のある先生へ…
近年、伴侶動物の高齢化に伴い、臨床現場で心臓病に苦しむ犬猫に遭遇する機会が多くなってきています。特に小型犬における粘液腫様変性性僧帽弁閉鎖不全症は、犬における死因の上位にくる疾患であり、臨床獣医師にとって、もっとも一般的な疾患のひとつと言えるでしょう。しかしながら、その適切な診断治療には経験と各種検査が必須となり、末期的な症例の場合は困難を極めます。
また、猫においても心臓病のウェイトは年々大きくなってきており、すばやく正確な診断が常に求められます。心臓病の検査には、聴診、心電図検査、胸部X線検査などの方法がありますが、正しい診断にはもうひとつ絶対に欠かせない検査法があります。それは、「心エコー図検査」です。
※4時間で心エコー図検査の基本をマスター
心エコー図検査は、専門書やセミナーなどで学べます。しかし、これらの方法で学んでも、まだうまく検査ができない先生が多いようです。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?その原因は、「心エコーは言語化がとても難しい」ことにあります。教える講師にとっても「わかっているんだけど、うまく説明できない」ことが多すぎるのです。たとえば、ある断面の出し方を教えるとき。
「この断面はプローブをこんな感じで当てればキレイに出せます」と教えられても、実際にやってみるとなかなか再現できない。大事なのは「プローブの微調節」であり、これが自然にできるかどうかが鍵になります。このような心エコーをマスターしている先生方が、自然に行なっている微調節を徹底的に分解し、プローブの当てる角度から何度回転させるかなどの情報を言語化できれば、たとえ初心者でもそれに沿ってエコーを進めることで、一通りの検査を正しくおこなえるはずです。
今回の教材は、「感覚的なものを言語化して学べる」ようになっていますので、心エコーの基本を4時間でマスターできます。加えて、エコーで得られた情報が何を意味し、どのように扱うべきかを伝えることで、臨床に役立つ心エコースキルが身につくように配慮してあります。
収録内容の一部をご紹介すると…
- 有用な心エコー図検査をおこなうための心得
- エコー検査装置の基本操作と設定
- なぜ、周波数の使い分けが重要なのか?
- アーチファクトを回避するには?
- 4腔断面を出すときのポイント
- 良い短軸像を出すためのテクニック
- 意義のある計測をするための腱索レベルの描出ポイント
- まっすぐな心尖部四腔断面を出すためのポイント
- 知っておくべきMモードのメリットとデメリット
- 知っておくべきDモードのメリットとデメリット
- どのようにDモードを使い分けるのか?
- どのように心臓を評価するのか?
- 心機能を計測するに当たってのルールと意味
講師:森 拓也
近畿動物医療研修センター 附属動物病院 心臓血管ケアセンター センター長。2019年にJACCT動物心臓血管ケアチームを設立し、全国で犬の僧帽弁閉鎖不全症の手術をおこなう。
- 収録内訳
- 5セクション(合計235分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:まず初めに知っておきたい基礎知識・基礎断面(前編)(41分)
- はじめに/装置の設定/アーチファクト/操作の基本/解剖/右側傍胸骨 長軸断面
- Sec2:まず初めに知っておきたい基礎知識・基礎断面(後編)(33分)
- 右側傍胸骨 短軸断面/左側心尖部 長軸断面/左側傍胸骨 短軸断面・長軸断面
- Sec3:心エコー実習(52分)
- プローブ操作/左室流出路断面/右側傍胸骨断面/左側心尖部断面/左側傍胸骨断面/計測の仕方/心尖部四腔断面での計測/異常血流の検出の仕方
- Sec4:心エコー図検査に用いる各種モード(47分)
- Mモードとは/Dモードとは/パルスドプラ法/カラードプラ法/連続波ドプラ法/Dモード 使い分けのコツ/心機能評価
- Sec5:心疾患を「診る」ための基礎知識(62分)
- 形態の評価/左室短軸径/LA/Ao/収縮能の評価/拡張能の評価/最後に