この“明日から使える”猫の歯科・実践テクニックがあれば、もっと簡単・安全・短時間で抜歯ができ、残根がなくなりますが…

※ 学校で学んだことだけでは、猫の歯科診療に100%対応できない…

勉強熱心な先生であれば、この件は知ってのとおりでしょう。

獣医師向けの教科書では、歯科について一般的なことしか書かれていません。実際、歯が悪い猫が来院したとき、教科書を読んでも、何をどうすれば良いかが見えてきません。

歯科臨床における、教科書と現実とのギャップ…

獣医師の多くが、日常の歯科臨床において、あやふやな点や、確固たる自信が持てない部分をお持ちです。先生も、日常の歯科臨床で、何かしらの不安や疑問をお持ちではないでしょうか?

その不安や疑問を解消しようと思い、これまでに、ご自身で獣医歯科を勉強してきたかもしれません。ですが、獣医歯科に関する書籍やセミナーは内科や外科に比べて少なく、得られる情報は多くありませんよね。

「日常臨床で、猫の歯科治療は絶対に必要…」
「でも、実践的な猫の診療技術を学べる機会が多くない…」

弊社はこの問題を解決するために、新たな企画を立ち上げました。

※ 学んでいただきたいポイントはこの3つ

① 猫の歯肉口内炎の原因と治療

猫の歯肉口内炎の治療方法は、

1、口腔内細菌を減らす治療
2、過剰な免疫反応を抑える治療を併せて行う

この2つの治療を同時に行わないと治療効果がありません。

ステロイドを使うと歯肉口内炎が治まるのは、2の過剰な免疫反応を抑えているだけだからです。だから、長期的にステロイドを続けてしまうという間違いが起こってしまいます。

ただ、この2つの治療をおこなっても歯肉口内炎を完全に治す治療方法はありません。すごく改善して、ほぼ完治する猫もいますが、3割程度の猫は治りません。統計的に最良の治療方法は、歯垢の発生場所となる歯の全抜歯です。

このような解説や歯肉口内炎の治療手順を症例写真などを使って、詳しく学べます。


② 猫の吸収病巣の原因と治療方法

3歳以上の猫の50%以上が吸収病巣に罹患しています。また、症状がないことから見落とされることが多い病気です。

そもそも、吸収病巣とは、歯質が吸収(溶けて)され、骨様組織に置き換わる病気です。歯肉で埋められたように見え、歯の一部に歯肉が被ってきます。最も罹患しやすい歯は、下顎の第3前臼歯、上顎の第3前臼歯です。

吸収病巣の原因は明らかになっていませんが、進行性の病変で、若いときから発症する猫もいれば、15歳になっても発症しない猫もいます。1歯に吸収病巣があると他の歯も罹患している傾向があります。

猫の吸収病巣の効果的な予防方法はないですが、炎症が引き金になっていることはわかっています。ですので、そのために行った方が良い予防方法を解説していただきました。また、吸収病巣の治療方法は確立していませんが、このパートでは、戸田先生が行っているステージとタイプによって異なる吸収病巣の治療を学ぶことができます。


③ 猫の抜歯

猫の抜歯は、戸田先生でもできることならやりたくないとおっしゃいます。その理由は、猫は顎がもろい、歯根っこももろい、残根するとひどくなる。そして、歯を抜いたけど縫えない、ちぎれる、、、と、とにかく処置しづらいですよね。

猫の抜歯を犬と同じイメージでやってしまうと残根してしまいます。それもそのはず、犬と猫の抜歯はまったく違うものだからです。犬の抜歯と猫の抜歯は、やり方そのものがすべて違います。猫の抜歯で苦労したことがある先生には、このパートの解説は必見です。

戸田先生がどんな器具を使って、猫の抜歯をおこなっているか? そして、猫の犬歯、臼歯の抜歯のポイントを症例写真を使い、細かい部分まで解説していただきました。戸田先生の猫の抜歯の手順がわかりやすく学べます。

猫の歯科診療に役立つ実践的な技術がご自宅で学べます!
「苦手克服!学校では絶対に学べない猫の歯科診療」

これを知らずに猫の歯科診療はできない!猫の歯の特徴

  • 歯の数、臼歯、歯肉、切歯、犬歯、犬と歯の使い方の違い
  • 猫の舌の表面の小さなトゲの役割
  • 落下事故などによる顎関節脱臼や顎の骨折について
  • 抜歯時に注意したい唾液腺開口部
  • リンパ組織やしこりと間違いやすい唾液腺(臼歯腺)

戸田先生が行ってる猫の歯科チェックポイント

  • 猫の歯科の診断・処理をフローチャートで解説
  • 「意識下の口腔内検査で診断を下さないでほしい」なぜなら…
  • 問診と身体検査で注意するポイント
  • 猫が口の痛みがあるときにとる特徴的なしぐさ
  • 意識下における口腔内検査のポイント
  • 顔面の検査を症例で解説
  • 歯の検査を症例で解説
  • 歯周組織、口唇・舌などの検査を症例で解説
  • 麻酔下における口腔内検査のポイント
  • プロービングのポイント
  • 歯科カルテの記入例
  • 猫の歯科X線撮影方法

猫の歯科・押さえておきたい代表的な疾患と治療

猫の歯周病治療のポイント

猫の口内炎の治療

  • そもそも猫の口内炎とは?
  • 猫の口内炎と歯肉炎の違いとは?
  • 誤解が多い、歯周病と歯肉口内炎
  • 歯肉口内炎の特徴
  • ウィルス関連性の口内炎について
  • 猫の歯肉口内炎の原因
  • 猫の歯肉口内炎の治療方法
  • 免疫抑制剤は抜歯前に投薬することは不適
  • 歯肉口内炎で全顎抜歯を行った2症例

猫の吸収病巣の治療

  • 吸収病巣の特徴的な症状
  • 吸収病巣の好発年齢、品種…
  • 吸収病巣の好発部位
  • 意識下での口腔内チェック
  • 全身麻酔下での歯科検査
  • 正常な猫のX線像
  • 吸収病巣の歯とX線像
  • 吸収病巣の分類(ステージ1~ステージ5)
  • 戸田先生がオススメする予防方法とは?
  • 吸収病巣の治療方法と実際の治療例を解説

猫の抜歯処置

  • 歯科処理するために必要な歯科用ユニットについて
  • 戸田先生の病院で使っている歯科器材の一式を公開!
  • 骨模型を使った猫の局所麻酔の挿入位置と角度の解説!
  • 切歯抜歯時の4つのポイント
  • 犬歯抜歯時の2つのポイント
  • 犬歯抜歯4つのコツ
  • 上顎犬歯抜歯を症例写真を使ってステップバイステップで解説!
  • 歯が脆い臼歯抜歯のポイント
  • 下顎犬歯と臼歯抜歯を症例写真を使ってステップバイステップで解説
  • 残根の症例解説

この“明日から使える”猫の歯科・実践テクニックがあれば、もっと簡単・安全・短時間で抜歯ができ、残根がなくなりますが…

※ 学校で学んだことだけでは、猫の歯科診療に100%対応できない…

勉強熱心な先生であれば、この件は知ってのとおりでしょう。

獣医師向けの教科書では、歯科について一般的なことしか書かれていません。実際、歯が悪い猫が来院したとき、教科書を読んでも、何をどうすれば良いかが見えてきません。

歯科臨床における、教科書と現実とのギャップ…

獣医師の多くが、日常の歯科臨床において、あやふやな点や、確固たる自信が持てない部分をお持ちです。先生も、日常の歯科臨床で、何かしらの不安や疑問をお持ちではないでしょうか?

その不安や疑問を解消しようと思い、これまでに、ご自身で獣医歯科を勉強してきたかもしれません。ですが、獣医歯科に関する書籍やセミナーは内科や外科に比べて少なく、得られる情報は多くありませんよね。

「日常臨床で、猫の歯科治療は絶対に必要…」
「でも、実践的な猫の診療技術を学べる機会が多くない…」

弊社はこの問題を解決するために、新たな企画を立ち上げました。

※ 学んでいただきたいポイントはこの3つ

① 猫の歯肉口内炎の原因と治療

猫の歯肉口内炎の治療方法は、

1、口腔内細菌を減らす治療
2、過剰な免疫反応を抑える治療を併せて行う

この2つの治療を同時に行わないと治療効果がありません。

ステロイドを使うと歯肉口内炎が治まるのは、2の過剰な免疫反応を抑えているだけだからです。だから、長期的にステロイドを続けてしまうという間違いが起こってしまいます。

ただ、この2つの治療をおこなっても歯肉口内炎を完全に治す治療方法はありません。すごく改善して、ほぼ完治する猫もいますが、3割程度の猫は治りません。統計的に最良の治療方法は、歯垢の発生場所となる歯の全抜歯です。

このような解説や歯肉口内炎の治療手順を症例写真などを使って、詳しく学べます。


② 猫の吸収病巣の原因と治療方法

3歳以上の猫の50%以上が吸収病巣に罹患しています。また、症状がないことから見落とされることが多い病気です。

そもそも、吸収病巣とは、歯質が吸収(溶けて)され、骨様組織に置き換わる病気です。歯肉で埋められたように見え、歯の一部に歯肉が被ってきます。最も罹患しやすい歯は、下顎の第3前臼歯、上顎の第3前臼歯です。

吸収病巣の原因は明らかになっていませんが、進行性の病変で、若いときから発症する猫もいれば、15歳になっても発症しない猫もいます。1歯に吸収病巣があると他の歯も罹患している傾向があります。

猫の吸収病巣の効果的な予防方法はないですが、炎症が引き金になっていることはわかっています。ですので、そのために行った方が良い予防方法を解説していただきました。また、吸収病巣の治療方法は確立していませんが、このパートでは、戸田先生が行っているステージとタイプによって異なる吸収病巣の治療を学ぶことができます。


③ 猫の抜歯

猫の抜歯は、戸田先生でもできることならやりたくないとおっしゃいます。その理由は、猫は顎がもろい、歯根っこももろい、残根するとひどくなる。そして、歯を抜いたけど縫えない、ちぎれる、、、と、とにかく処置しづらいですよね。

猫の抜歯を犬と同じイメージでやってしまうと残根してしまいます。それもそのはず、犬と猫の抜歯はまったく違うものだからです。犬の抜歯と猫の抜歯は、やり方そのものがすべて違います。猫の抜歯で苦労したことがある先生には、このパートの解説は必見です。

戸田先生がどんな器具を使って、猫の抜歯をおこなっているか? そして、猫の犬歯、臼歯の抜歯のポイントを症例写真を使い、細かい部分まで解説していただきました。戸田先生の猫の抜歯の手順がわかりやすく学べます。

猫の歯科診療に役立つ実践的な技術がご自宅で学べます!
「苦手克服!学校では絶対に学べない猫の歯科診療」

これを知らずに猫の歯科診療はできない!猫の歯の特徴

  • 歯の数、臼歯、歯肉、切歯、犬歯、犬と歯の使い方の違い
  • 猫の舌の表面の小さなトゲの役割
  • 落下事故などによる顎関節脱臼や顎の骨折について
  • 抜歯時に注意したい唾液腺開口部
  • リンパ組織やしこりと間違いやすい唾液腺(臼歯腺)

戸田先生が行ってる猫の歯科チェックポイント

  • 猫の歯科の診断・処理をフローチャートで解説
  • 「意識下の口腔内検査で診断を下さないでほしい」なぜなら…
  • 問診と身体検査で注意するポイント
  • 猫が口の痛みがあるときにとる特徴的なしぐさ
  • 意識下における口腔内検査のポイント
  • 顔面の検査を症例で解説
  • 歯の検査を症例で解説
  • 歯周組織、口唇・舌などの検査を症例で解説
  • 麻酔下における口腔内検査のポイント
  • プロービングのポイント
  • 歯科カルテの記入例
  • 猫の歯科X線撮影方法

猫の歯科・押さえておきたい代表的な疾患と治療

猫の歯周病治療のポイント

猫の口内炎の治療

  • そもそも猫の口内炎とは?
  • 猫の口内炎と歯肉炎の違いとは?
  • 誤解が多い、歯周病と歯肉口内炎
  • 歯肉口内炎の特徴
  • ウィルス関連性の口内炎について
  • 猫の歯肉口内炎の原因
  • 猫の歯肉口内炎の治療方法
  • 免疫抑制剤は抜歯前に投薬することは不適
  • 歯肉口内炎で全顎抜歯を行った2症例

猫の吸収病巣の治療

  • 吸収病巣の特徴的な症状
  • 吸収病巣の好発年齢、品種…
  • 吸収病巣の好発部位
  • 意識下での口腔内チェック
  • 全身麻酔下での歯科検査
  • 正常な猫のX線像
  • 吸収病巣の歯とX線像
  • 吸収病巣の分類(ステージ1~ステージ5)
  • 戸田先生がオススメする予防方法とは?
  • 吸収病巣の治療方法と実際の治療例を解説

猫の抜歯処置

  • 歯科処理するために必要な歯科用ユニットについて
  • 戸田先生の病院で使っている歯科器材の一式を公開!
  • 骨模型を使った猫の局所麻酔の挿入位置と角度の解説!
  • 切歯抜歯時の4つのポイント
  • 犬歯抜歯時の2つのポイント
  • 犬歯抜歯4つのコツ
  • 上顎犬歯抜歯を症例写真を使ってステップバイステップで解説!
  • 歯が脆い臼歯抜歯のポイント
  • 下顎犬歯と臼歯抜歯を症例写真を使ってステップバイステップで解説
  • 残根の症例解説

講師:戸田 功
1988年、東京都にて「とだ動物病院」を開業。獣医師歴36年。23年前より、アメリカで犬猫の歯科医療を学ぶなど、獣医歯科を専門的に研究し、これまでに膨大な歯科臨床を経験。現在、獣医歯科のセミナーを年間40~50回実施しており、毎回、多くの獣医師が受講する。また、インフォベッツ、CAP、Clinic Note など多数の獣医向け専門誌で、歯科学関連記事を執筆する。国内では数少ない「獣医歯科を教えられる獣医師」の一人。

収録内訳
3セクション(合計146分収録)
特典
レジュメデータ

Sec1:猫の歯科の特徴(56分)
歯と歯肉の特徴/歯科の診断・処置の手順/意識下の口腔内検査 ―身体・顔面―/意識下の口腔内検査 ―歯の検査―/意識下の口腔内検査 ―歯周組織―/麻酔下での口腔内検査/歯科X線撮影方法
Sec2:代表的な疾患と治療(55分)
歯周病の治療のポイント/口内炎について/歯肉口内炎の治療/歯肉口内炎の例/吸収病巣について/吸収病巣の分類と治療
Sec3:猫の抜歯(35分)
抜歯処置に必要な器材/局所麻酔について/抜歯時のポイント/臼歯抜歯のポイント/残痕の症例
販売価格:45,980円+税