なぜ、麻酔モニタが異常値を示しても、術者が安心して手術できるのか?

信頼できる麻酔スタッフさんを育てませんか?

現在のところ、リスクがまったくない麻酔薬や麻酔法は存在しておらず、安全に麻酔手術を成功させるには、確かな麻酔技術と知識を持った獣医師が必要となります。しかしながら、手術を担当する獣医師の先生が、同時に麻酔管理をおこなうことが多く、これには、大きなプレッシャーやストレスがかかり、ときには、手術自体の成否に影響を与えることもあるでしょう。

いま動物病院では、しっかりと麻酔管理をおこなうことができ、獣医師の先生をサポートできるスタッフさんが求められています。そこで今回、短時間で分かりやすく麻酔モニタリングを習得できる映像教材をご用意しました。

今ある機材で今以上に正確な情報・対応を

今回ご紹介するのは、麻酔管理の現場でよく発生する異常を動物病院にある一般的な機材で、モニタリングしながら発見できる方法です。異常時の波形の具体例や異常に対する対処法を習得できます。

看護師さんにこんなことが任せられます!

1【低体温症を防止する体温計モニタリング】

手術中の体温低下は、さまざまな合併症や麻酔からの回復遅延を引き起こします。正確な体温測定の方法や麻酔中の動物の体温変化・効果的な保温や加温方法を習得できます。



2【換気量を正常に保つ、カプノメータモニタリング】

動物の呼気に含まれる二酸化炭素濃度を計測し、さまざまなトラブルの発生を防止します。換気量を正常に保つため、呼吸バッグや人工呼吸器の設定方法などを学ぶことができます。



3【低酸素血症を防止する、パルスオキシメータモニタリング】

血液中の酸素飽和度をモニタし、低酸素血症を防止します。貧血時にはチアノーゼが起こらないなど、目視に頼らない低酸素血症の確認方法や低酸素血症への対応方法を詳しく解説しています。



4【不整脈を発見する心電図モニタリング】

麻酔中には、さまざまな不整脈が発生します。不整脈を発見するための心電図の設置方法や波形の読み方などが身につきます。特に、徐脈性不整脈/頻脈性不整脈の注意点について詳しく解説しています。



5【低血圧に対応できる、動脈血圧測定モニタリング】

麻酔中に発生する合併症で、一番多いのが低血圧です。低血圧は、さまざまな原因で引き起こされるため、対応を間違えることなく正しい手順で低血圧に対応するアルゴリズムを紹介します。



  • 麻酔事故を避けるために動物病院ができること
  • 低体温はさまざまな臓器を障害する!
  • 麻酔中、どのように体温は低下していくのか?
  • 動物の体温を下げないための保温・加温法
  • カプノメータとは?
  • カプノグラムから分かることとは?
  • 人工呼吸器による換気量の調整法
  • 五感に頼らない動脈血酸素飽和度の測定法とは
  • 麻酔中の吸入酸素濃度の適量は?
  • FRC(機能的残気量)とは?
  • 低酸素血症が発生したときの対応方法とは?
  • 心電図の波形はどう見るのか?
  • 心電図の電極設置方法
  • 不整脈を見分けるための必要知識
  • 低血圧対応手順アルゴリズム1~6

なぜ、麻酔モニタが異常値を示しても、術者が安心して手術できるのか?

信頼できる麻酔スタッフさんを育てませんか?

現在のところ、リスクがまったくない麻酔薬や麻酔法は存在しておらず、安全に麻酔手術を成功させるには、確かな麻酔技術と知識を持った獣医師が必要となります。しかしながら、手術を担当する獣医師の先生が、同時に麻酔管理をおこなうことが多く、これには、大きなプレッシャーやストレスがかかり、ときには、手術自体の成否に影響を与えることもあるでしょう。

いま動物病院では、しっかりと麻酔管理をおこなうことができ、獣医師の先生をサポートできるスタッフさんが求められています。そこで今回、短時間で分かりやすく麻酔モニタリングを習得できる映像教材をご用意しました。

今ある機材で今以上に正確な情報・対応を

今回ご紹介するのは、麻酔管理の現場でよく発生する異常を動物病院にある一般的な機材で、モニタリングしながら発見できる方法です。異常時の波形の具体例や異常に対する対処法を習得できます。

看護師さんにこんなことが任せられます!

1【低体温症を防止する体温計モニタリング】

手術中の体温低下は、さまざまな合併症や麻酔からの回復遅延を引き起こします。正確な体温測定の方法や麻酔中の動物の体温変化・効果的な保温や加温方法を習得できます。



2【換気量を正常に保つ、カプノメータモニタリング】

動物の呼気に含まれる二酸化炭素濃度を計測し、さまざまなトラブルの発生を防止します。換気量を正常に保つため、呼吸バッグや人工呼吸器の設定方法などを学ぶことができます。



3【低酸素血症を防止する、パルスオキシメータモニタリング】

血液中の酸素飽和度をモニタし、低酸素血症を防止します。貧血時にはチアノーゼが起こらないなど、目視に頼らない低酸素血症の確認方法や低酸素血症への対応方法を詳しく解説しています。



4【不整脈を発見する心電図モニタリング】

麻酔中には、さまざまな不整脈が発生します。不整脈を発見するための心電図の設置方法や波形の読み方などが身につきます。特に、徐脈性不整脈/頻脈性不整脈の注意点について詳しく解説しています。



5【低血圧に対応できる、動脈血圧測定モニタリング】

麻酔中に発生する合併症で、一番多いのが低血圧です。低血圧は、さまざまな原因で引き起こされるため、対応を間違えることなく正しい手順で低血圧に対応するアルゴリズムを紹介します。



  • 麻酔事故を避けるために動物病院ができること
  • 低体温はさまざまな臓器を障害する!
  • 麻酔中、どのように体温は低下していくのか?
  • 動物の体温を下げないための保温・加温法
  • カプノメータとは?
  • カプノグラムから分かることとは?
  • 人工呼吸器による換気量の調整法
  • 五感に頼らない動脈血酸素飽和度の測定法とは
  • 麻酔中の吸入酸素濃度の適量は?
  • FRC(機能的残気量)とは?
  • 低酸素血症が発生したときの対応方法とは?
  • 心電図の波形はどう見るのか?
  • 心電図の電極設置方法
  • 不整脈を見分けるための必要知識
  • 低血圧対応手順アルゴリズム1~6

講師:伊丹貴晴
酪農学園大学にて、鎮痛薬であるトラマドールの薬力学および、薬物動態の研究で博士(獣医学)取得。2013年、獣医麻酔外科学会 最優秀論文賞を獲得。北札幌どうぶつ病院の勤務医や北海道大学特任助教を経て、現在は酪農学園大学附属動物医療センターにて、犬と猫の麻酔・疼痛管理と集中治療管理を担当している。

収録内訳
3セクション(合計146分収録)
特典
レジュメデータ

Sec1:麻酔モニタリング:体温、カプノメータ(37分)
麻酔の流れ/体温(低体温の合併症、保温・加温法、輸液剤の温度、麻酔深度)/カプノメータ(プラトーの上昇と低下、麻酔薬による低換気、換気の調節、用手換気)/カプノメータと心拍出量の関係、ベースラインの上昇、プラトーの斜上昇・斜下降/まとめ
Sec2:麻酔モニタリング:パルスオキシメータ・心電図(61分)
パルスオキシメータ、プレシスモグラム、麻酔中の吸入酸素濃度/機能的残気量(FRC)、低酸素血症への対応、呼気終末陽圧(PEEP)、深呼吸(VCM)/心電図(刺激伝導系、電極の設置のコツ、電極の距離)/不整脈のご説明の前に お約束①②、アーチファクト/補充収縮、迷走神経性の徐脈、非迷走神経性の徐脈、第2度房室ブロックⅡ型/上室性(心房性)期外収縮、心室性期外収縮/まとめ
Sec3:麻酔モニタリング:動脈血圧(48分)
血圧の生理学、動脈血圧、低血圧への対応、血圧計チェック/オシロメトリック式血圧測定、フォトプレシスモグラフィ法/循環血液量の補充(麻酔中の輸液量)選択する輸液剤に悩んだら?/心拍数と血圧の関係、Mini-Fluid Challenge/強心薬の投与、カテコラミン、ドパミン? or ドブタミン?/血管収縮薬の投与(ノルアドレナリン)、カテコラミン投与量/まとめ
販売価格:39,980円+税