同じ機材・同じ症例でも X線の診断情報が抜け落ちる「3つの理由」とは?
X線検査を「診断に繋げられない」先生へ
X線検査は、エコー検査と並んで、一次診療に欠かせない重要な検査です。骨や空気の観察、胸部・腹部の全体像の把握など。
エコーでは見えにくい情報を補い、診断精度を高めるために、先生も日々活用されているはずです。
きっと先生も、少しでも診断に活かせるよう、過去にX線画像の読影を学んだ経験があるのではないでしょうか。
では先生は、部位別の「最適な撮影条件」や「X線撮影のための保定方法」を知っていますか? もし、学んだ経験がないのなら、それは大きなチャンス。
なぜなら、こうした知識が加わるだけで、先生のX線検査の精度は飛躍的に向上し、毎日の検査がもっと診断に繋がるものへと変わっていくからです。
「こんな視点」でX線を学んだことはありますか?
今「もっとX線検査を診断に活かしたい」と考えたとき、多くの獣医師が最初に取り組まれるのが「読影」の学習です。
何が異常なのかを見極める目がなければ、当然、診断に繋がる情報は得られません。わずかな陰影の差を読み取り、異常を的確に捉える読影力は、X線検査に不可欠なスキルです。
しかし、保定が甘くてローテーションが生じていた。条件が不適切でノイズが乗っているなどのミスがあったらどうでしょう?
これらのミスは、不要なアーチファクトを産んだり、重要な画像所見が失われたりして、重大な誤診につながることもあります。
つまり、「読影よりも前の段階」の設計こそ、診断力を上げたい先生が身につけるべき視点なのです。すでに読影力という財産をお持ちの先生なら、この視点が加わることで、X線検査の精度も、診断の確信度も、飛躍的に向上します。
すでに読影力という財産をお持ちの先生なら、この視点が加わることで、X線検査の精度も、診断の確信度も、飛躍的に向上します。
たった1日で学べます
「撮影前の準備が重要なのはわかる。でも、覚えることが多くて大変そうだ…」。もし、こう思われたとしてもご安心ください。
この動画セミナーで学べるのは、一次診療の現場で結果をだすための実践的なX線検査の知識。大学の授業や教科書では決して学べない、「X線検査の裏技集」とも言える内容です。
繰り返しの練習が必要な高度なテクニックではありませんので、学んですぐ、明日の診療から実践できます。
講師は、北海道大学動物医療センターで画像診断を担当する新坊弦也(しんぼうげんや)先生。
高度画像診断に携わる一方で、一般動物病院での診療経験も持つ、現場を熟知した獣医師です。診断力を上げたい。
もっとX線検査を使いこなしたい。そう願う先生にとって、本講義は、「診断に繋がるX線検査」を実施する、もっとも確実で効率的な一歩となるでしょう。
「保定~撮影」までの全工程をロングショット撮影した実演映像も収録!講義内容の一部をご紹介すると…
- X線の画質の3要素とは?
- 胸部・腹部・骨格の最適な撮影条件とは?
- デジタルでの撮影条件と画質の関係
- ノイズが目立たない線量の目安
- 撮影条件表の作り方(アナログ・デジタル)
- 急性の呼吸促迫で来院した犬の症例
- 「5 Rights of Imaging」とは、何か?
- 胸部X線検査は、何を撮るのか?
- 心雑音の精査で来院した犬の症例
- どうやって、末梢の肺血管影を測定するのか?
- 腹部X線検査は、何を撮るのか?
- なぜ、撮影の順番が重要なのか?
- X線撮影に最適な保定方法
- 肺の「パターン分類」の注意点
- なぜ、肺が白くなるのか?
- 犬の心原性肺水腫の読影ポイント
- 知っておきたい無気肺の基本
- 肺胞パターンを理解するポイント
- 気管支パターンの「落とし穴」とは?
- 癌性リンパ管症とは、何か?
- 頭頸部のX線撮影のポイント
- 実演映像で学ぶ、犬と猫の保定方法の違い
- 鼻腔のX線撮影テクニック
- なぜ、鼻中隔偏位は無視してもいいのか?
- 犬猫のX線検査の実演

※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 5セクション(合計263分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典データ - Sec1: X線装置の使い方(32分)
- X線の撮影条件/撮影条件と画質の関係/撮影条件表の作り方
- Sec2: 胸腹部X線検査の基礎(58分)
- 5Rights of Imaging/Right Order/Right Way
- Sec3: 肺の画像の成り立ち(71分)
- ~パターンに分類する/パターン分類不要(肺が白い)/肺胞内に何が貯留するのか/最も誤解されている 気管支壁の肥厚/癌性リンパ管症(医学の概念)
- Sec4: 頭頸部のX線診断(52分)
- 頭頸部のX線診断のポイント(DV像、ラテラル像)/X線診断のポイント(鼻腔)/頭頸部および骨格の撮影条件/X線診断のポイント(脊椎)
- Sec5: 【実演】素早くキレイなX線画像を撮るためのコツ(50分)
- 猫のラテラル像/猫のVD像/猫のDV像/猫の頭部ラテラル像・DV像/猫のX線撮影一連の流れ・防護グローブの使い方/犬のラテラル像/犬のVD像/犬のDV像/犬の頭部ラテラル像・DV像/犬のX線撮影一連の流れ
講師:新坊弦也
北海道大学獣医学部卒業後、2018年より北海道大学大学院獣医学研究院附属動物病院・特任助教として画像診断に従事。2023年からは助教として、臨床・教育の現場で後進の指導にも力を注いでいる。日本獣医画像診断学会認定医(国内47人中5番目取得)であり、学会・セミナーにも登壇し、X線検査を中心とした実践的な教育活動を展開している。

同じ機材・同じ症例でも X線の診断情報が抜け落ちる「3つの理由」とは?
X線検査を「診断に繋げられない」先生へ
X線検査は、エコー検査と並んで、一次診療に欠かせない重要な検査です。骨や空気の観察、胸部・腹部の全体像の把握など。
エコーでは見えにくい情報を補い、診断精度を高めるために、先生も日々活用されているはずです。
きっと先生も、少しでも診断に活かせるよう、過去にX線画像の読影を学んだ経験があるのではないでしょうか。
では先生は、部位別の「最適な撮影条件」や「X線撮影のための保定方法」を知っていますか? もし、学んだ経験がないのなら、それは大きなチャンス。
なぜなら、こうした知識が加わるだけで、先生のX線検査の精度は飛躍的に向上し、毎日の検査がもっと診断に繋がるものへと変わっていくからです。
「こんな視点」でX線を学んだことはありますか?
今「もっとX線検査を診断に活かしたい」と考えたとき、多くの獣医師が最初に取り組まれるのが「読影」の学習です。
何が異常なのかを見極める目がなければ、当然、診断に繋がる情報は得られません。わずかな陰影の差を読み取り、異常を的確に捉える読影力は、X線検査に不可欠なスキルです。
しかし、保定が甘くてローテーションが生じていた。条件が不適切でノイズが乗っているなどのミスがあったらどうでしょう?
これらのミスは、不要なアーチファクトを産んだり、重要な画像所見が失われたりして、重大な誤診につながることもあります。
つまり、「読影よりも前の段階」の設計こそ、診断力を上げたい先生が身につけるべき視点なのです。すでに読影力という財産をお持ちの先生なら、この視点が加わることで、X線検査の精度も、診断の確信度も、飛躍的に向上します。
すでに読影力という財産をお持ちの先生なら、この視点が加わることで、X線検査の精度も、診断の確信度も、飛躍的に向上します。
たった1日で学べます
「撮影前の準備が重要なのはわかる。でも、覚えることが多くて大変そうだ…」。もし、こう思われたとしてもご安心ください。
この動画セミナーで学べるのは、一次診療の現場で結果をだすための実践的なX線検査の知識。大学の授業や教科書では決して学べない、「X線検査の裏技集」とも言える内容です。
繰り返しの練習が必要な高度なテクニックではありませんので、学んですぐ、明日の診療から実践できます。
講師は、北海道大学動物医療センターで画像診断を担当する新坊弦也(しんぼうげんや)先生。
高度画像診断に携わる一方で、一般動物病院での診療経験も持つ、現場を熟知した獣医師です。診断力を上げたい。
もっとX線検査を使いこなしたい。そう願う先生にとって、本講義は、「診断に繋がるX線検査」を実施する、もっとも確実で効率的な一歩となるでしょう。
「保定~撮影」までの全工程をロングショット撮影した実演映像も収録!講義内容の一部をご紹介すると…
- X線の画質の3要素とは?
- 胸部・腹部・骨格の最適な撮影条件とは?
- デジタルでの撮影条件と画質の関係
- ノイズが目立たない線量の目安
- 撮影条件表の作り方(アナログ・デジタル)
- 急性の呼吸促迫で来院した犬の症例
- 「5 Rights of Imaging」とは、何か?
- 胸部X線検査は、何を撮るのか?
- 心雑音の精査で来院した犬の症例
- どうやって、末梢の肺血管影を測定するのか?
- 腹部X線検査は、何を撮るのか?
- なぜ、撮影の順番が重要なのか?
- X線撮影に最適な保定方法
- 肺の「パターン分類」の注意点
- なぜ、肺が白くなるのか?
- 犬の心原性肺水腫の読影ポイント
- 知っておきたい無気肺の基本
- 肺胞パターンを理解するポイント
- 気管支パターンの「落とし穴」とは?
- 癌性リンパ管症とは、何か?
- 頭頸部のX線撮影のポイント
- 実演映像で学ぶ、犬と猫の保定方法の違い
- 鼻腔のX線撮影テクニック
- なぜ、鼻中隔偏位は無視してもいいのか?
- 犬猫のX線検査の実演
講師:新坊弦也
北海道大学獣医学部卒業後、2018年より北海道大学大学院獣医学研究院附属動物病院・特任助教として画像診断に従事。2023年からは助教として、臨床・教育の現場で後進の指導にも力を注いでいる。日本獣医画像診断学会認定医(国内47人中5番目取得)であり、学会・セミナーにも登壇し、X線検査を中心とした実践的な教育活動を展開している。
- 収録内訳
- 5セクション(合計263分収録)
- 特典
- レジュメデータ ・ 特典データ
- Sec1:X線装置の使い方(32分)
- X線の撮影条件/撮影条件と画質の関係/撮影条件表の作り方
- Sec2:胸腹部X線検査の基礎(58分)
- 5Rights of Imaging/Right Order/Right Way
- Sec3:肺の画像の成り立ち(71分)
- ~パターンに分類する/パターン分類不要(肺が白い)/肺胞内に何が貯留するのか/最も誤解されている 気管支壁の肥厚/癌性リンパ管症(医学の概念)
- Sec4:頭頸部のX線診断(52分)
- 頭頸部のX線診断のポイント(DV像、ラテラル像)/X線診断のポイント(鼻腔)/頭頸部および骨格の撮影条件/X線診断のポイント(脊椎)
- Sec5:【実演】素早くキレイなX線画像を撮るためのコツ(50分)
- 猫のラテラル像/猫のVD像/猫のDV像/猫の頭部ラテラル像・DV像/猫のX線撮影一連の流れ・防護グローブの使い方/犬のラテラル像/犬のVD像/犬のDV像/犬の頭部ラテラル像・DV像/犬のX線撮影一連の流れ


