どのように、パターン認識による皮膚疾患の見落としや誤診リスクを減らしているのか?
どのように皮膚疾患の診断をしていますか?
動物病院を受診する理由の上位に挙げられる「皮膚疾患」。皮膚疾患は、病気に詳しくない飼い主さんでもひと目で異常が分かるうえ、若齢から老齢までどの犬猫もかかる病気です。そのため、皮膚疾患の診療をおこなう機会はかなり多いと思います。 では先生は、どのように皮膚疾患の診断をしていますか? ひと言で皮膚疾患と言っても、その原因は感染症やアレルギー性皮膚炎、代謝性疾患、先天的要因などさまざまです。
特にやっかいなのが、複数の疾患が絡み合って発症することもあるため、よくあるパターン認識による診断では疾患の見落としや誤診のリスクが高くなること。 また治療が長期に渡ることも多いため、飼い主さんの理解と協力を得るための的確なインフォームドコンセントも必要です。このような一筋縄ではいかない難しさから、皮膚疾患の診療に頭を悩ませている獣医師の先生も少なくないのですが…
皮膚疾患の診断の基礎を2時間でマスター
柴田先生は、皮膚疾患の診断は見た目の判断を中心としたパターン認識だけでなく、理論的に疾患名にたどり着ける診断をおこなうことが重要であると言います。
なぜなら、理論的なアプローチで診断することで検査や治療の目的が明確になり、無駄のない患者の予後を見据えた診療プランを立てられるようになるから。 そのためには、鑑別診断リストを病態毎の大きなグループで作成し、それをもとに個別の疾患の評価の確認、治療方針決定、最終的な確定診断というステップを踏むことが大切です。
しかし、病歴や現症などの診断に必要な情報を集めるには、先生はもちろん、スタッフさんにも皮膚疾患に対する十分な知識が求められますよね。 そこで今回、「診察室に入る前に知っておきたい、皮膚疾患の診断に必要な基礎知識」をテーマに院内研修にもお役立ていただける映像教材をご用意しました。 約2時間のセミナーでは、先生が診断をおこなうために必要な皮膚疾患の基礎知識が柴田先生のわかりやすい解説で学べます。
収録内容の一部をご紹介すると…
- 皮膚の組織学的構造を知る
- 毛包、脂腺、汗腺の構造と知っておくべき役割
- 皮膚機能は、年齢でどう変化するのか…?
- 診断の方向性を見失わないための皮膚疾患の考え方
- 知っておくべき、皮膚疾患の代表的な疾患群
- 痒みからの診断アプローチの流れ
- 脱毛からの診断アプローチの流れ
- 皮膚疾患における基本的な身体検査
- 身体検査と視診におけるポイントと注意点
- 身体検査のデモンストレーション
- 結果をだすための皮膚科検査の理論と実際
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計118分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 診断のアプローチ(52分)
- 犬および猫の組織学的皮膚構造/毛の構造/生理的な皮膚機能の変化/診断の方向性を見失わないための皮膚疾患の考え方/診断に必要な情報収集
- Sec2: 身体検査と視診(31分)
- 身体検査/原発疹/付着物/皮膚の欠損、その他の皮疹/身体検査と視診のポイント/(実演)身体検査
- Sec3: 皮膚科検査(35分)
- 使用する主な器具/くし検査検査、毛検査/皮膚掻爬検査、ウッド灯検査/細胞診/皮膚科検査のまとめ/(実演)皮膚科検査
講師:柴田 久美子
日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)獣医学部獣医学科卒業後、同家畜病院(現付属動物医療センター)に所属。後に日本大学動物病院、都内皮膚科専門病院への勤務を経て、2009年にYOKOHAMA Dermatology for Animalsを設立と同時に横浜夜間動物病院(現 DVMsどうぶつ医療センター横浜)二次診療センター 皮膚科医長に就任し、現在に至る。
どのように、パターン認識による皮膚疾患の見落としや誤診リスクを減らしているのか?
どのように皮膚疾患の診断をしていますか?
動物病院を受診する理由の上位に挙げられる「皮膚疾患」。皮膚疾患は、病気に詳しくない飼い主さんでもひと目で異常が分かるうえ、若齢から老齢までどの犬猫もかかる病気です。そのため、皮膚疾患の診療をおこなう機会はかなり多いと思います。 では先生は、どのように皮膚疾患の診断をしていますか? ひと言で皮膚疾患と言っても、その原因は感染症やアレルギー性皮膚炎、代謝性疾患、先天的要因などさまざまです。
特にやっかいなのが、複数の疾患が絡み合って発症することもあるため、よくあるパターン認識による診断では疾患の見落としや誤診のリスクが高くなること。 また治療が長期に渡ることも多いため、飼い主さんの理解と協力を得るための的確なインフォームドコンセントも必要です。このような一筋縄ではいかない難しさから、皮膚疾患の診療に頭を悩ませている獣医師の先生も少なくないのですが…
皮膚疾患の診断の基礎を2時間でマスター
柴田先生は、皮膚疾患の診断は見た目の判断を中心としたパターン認識だけでなく、理論的に疾患名にたどり着ける診断をおこなうことが重要であると言います。
なぜなら、理論的なアプローチで診断することで検査や治療の目的が明確になり、無駄のない患者の予後を見据えた診療プランを立てられるようになるから。 そのためには、鑑別診断リストを病態毎の大きなグループで作成し、それをもとに個別の疾患の評価の確認、治療方針決定、最終的な確定診断というステップを踏むことが大切です。
しかし、病歴や現症などの診断に必要な情報を集めるには、先生はもちろん、スタッフさんにも皮膚疾患に対する十分な知識が求められますよね。 そこで今回、「診察室に入る前に知っておきたい、皮膚疾患の診断に必要な基礎知識」をテーマに院内研修にもお役立ていただける映像教材をご用意しました。 約2時間のセミナーでは、先生が診断をおこなうために必要な皮膚疾患の基礎知識が柴田先生のわかりやすい解説で学べます。
収録内容の一部をご紹介すると…
- 皮膚の組織学的構造を知る
- 毛包、脂腺、汗腺の構造と知っておくべき役割
- 皮膚機能は、年齢でどう変化するのか…?
- 診断の方向性を見失わないための皮膚疾患の考え方
- 知っておくべき、皮膚疾患の代表的な疾患群
- 痒みからの診断アプローチの流れ
- 脱毛からの診断アプローチの流れ
- 皮膚疾患における基本的な身体検査
- 身体検査と視診におけるポイントと注意点
- 身体検査のデモンストレーション
- 結果をだすための皮膚科検査の理論と実際
講師:柴田 久美子
日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)獣医学部獣医学科卒業後、同家畜病院(現付属動物医療センター)に所属。後に日本大学動物病院、都内皮膚科専門病院への勤務を経て、2009年にYOKOHAMA Dermatology for Animalsを設立と同時に横浜夜間動物病院(現 DVMsどうぶつ医療センター横浜)二次診療センター 皮膚科医長に就任し、現在に至る。
- 収録内訳
- 3セクション(合計118分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:診断のアプローチ(52分)
- 犬および猫の組織学的皮膚構造/毛の構造/生理的な皮膚機能の変化/診断の方向性を見失わないための皮膚疾患の考え方/診断に必要な情報収集
- Sec2:身体検査と視診(31分)
- 身体検査/原発疹/付着物/皮膚の欠損、その他の皮疹/身体検査と視診のポイント/(実演)身体検査
- Sec3:皮膚科検査(35分)
- 使用する主な器具/くし検査検査、毛検査/皮膚掻爬検査、ウッド灯検査/細胞診/皮膚科検査のまとめ/(実演)皮膚科検査