なぜ、30分以上かかっていた 「猫の心エコー図検査」が、たった10分で終わるのか?
※猫の心筋症の見落としをゼロに近づけるには?
先生もご存じのとおり、心筋症は猫でもっとも多い心疾患です。猫の心筋症の約2/3は肥大型心筋症が占めており、ある調査では9歳以上の猫の29.4%が肥大型心筋症であると報告されました。心筋症は、ほとんど初期症状を示さないため健康診断では見つけにくく、重症化してからようやく発見されるケースも少なくありません。心不全を発症した猫の予後は長いとは言えないため、心筋症は早期の発見、治療が何よりも重要になります。そして、心筋症の診断に必須となるのが、心エコー図検査なのですが…
※猫の心エコー図検査に苦手意識はありませんか?
猫は犬とは違い、体格のわりに心臓が小さい生き物です。そのため、「ここが心臓かな?」とプローブを当ててみても、そこに心臓がなかったり、肋骨や肺でマスクされることがあります。また、落ち着きがなく、押さえられるのが嫌になるとすぐに動いてしまうため、スムーズに検査が進まないことも少なくありません。結果的に、30分以上かかることも珍しくないため、「犬の心エコーはできるけど、どうしても猫は苦手」という先生もたくさんいらっしゃいます。でも実は、検査のポイントを押さえれば、30分以上かかっていた猫の心エコー図検査を、わずか10分で終わらせることができるんです。
※心エコー図検査を10分で終わらせる方法
猫の心エコー図検査を10分で終わらせるポイントは、大きく3つあります。1つめは、猫が動いたときにサッと合わせられる「保定とポジショニングの微調整」。2つめは、猫の小さな心臓を捉える「繊細かつダイナミックなプローブ操作」。そして3つめは、記録と計測を分けて検査することです。この3つをマスターすれば、血液検体を回している間にサッと心エコー図検査を終了させ、血液検査のデータと合わせ、まとめて飼い主さんに説明することも可能になります。先生も、「猫に特化した心エコー図検査の技術」を学び、心筋症の見落としを限りなくゼロに近づけませんか?
本物の猫をモデルに実習形式で学べる!先生も、ストレスのない猫の心エコー図検査をマスターしませんか?
- 心エコー図検査における、猫特有の問題とは?
- 超音波検査をはじめる前の準備
- 堀先生が推奨する、検査しやすい保定台とは?
- 自由自在に動かせるプローブの持ち方
- 検査時間を短くする保定のポイントとは?
- 心電図モニターをつけた方が良い「2つの理由」
- 心臓がうまく描出できない場合の対処法
- 記録をする前に確認すべきエコーの設定とは?
- 肺がかぶって4腔断面が出せない場合の対処法
- 左室流出路断面の簡単な出し方
- 左室短軸断面を出すときのポイント
- 左室短軸断面で心臓がズレてしまったときは?
- カラードプラ検査のポイントと注意点
- 心臓内にモザイクパターンが表示されたら?
- Mモード検査時に、サンプルビームの位置は、どうすれば良いのか?
- Mモード検査時に、なぜ、弁輪部の記録が重要になるのか?
- 僧帽弁血流を測定するときのポイント
- 誤診を防ぐ計測のポイントとは?
- 心臓精査のために来院した猫の症例
- 左室流出路の評価における注意点
- 肺エコーの原理を利用した「心膜肺エコー」とは?
- 肺水腫の既往歴がある猫の症例
- 血栓症の疑いがある猫の症例
- 緊急時におこなうべき最低限の確認項目とは?
- 猫の心エコー図検査の失敗を防ぐ「2つのポイント」とは?
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計118分収録)
- 特典
- ・ 特典映像:特典映像 心原性肺水腫
- Sec1: 猫の心エコー検査の基礎(31分)
- 保定・準備/ポジショニングのコツ/エコー装置の操作と設定/基本断面
- Sec2: 心エコー検査の応用検査(40分)
- カラードプラ検査/M mode/D mode/計測
- Sec3: 心疾患の評価と症例解説(47分)
- Case 1 心雑音の精査/Case 2 肺水腫の既往歴/Case 3 緊急時に最低限の確認項目/まとめ
講師:堀 泰智
大塚駅前どうぶつ病院 心臓メディカルクリニック 院長。酪農学園大学附属動物医療センターでは伴侶動物医療部門・循環器科診療科長として勤務し、現在は循環器疾患に関するさまざまな研究実績と経験を活かして、心臓病の診断や重症度、予後評価、治療に関する専門診療をおこなっている。
なぜ、30分以上かかっていた 「猫の心エコー図検査」が、たった10分で終わるのか?
※猫の心筋症の見落としをゼロに近づけるには?
先生もご存じのとおり、心筋症は猫でもっとも多い心疾患です。猫の心筋症の約2/3は肥大型心筋症が占めており、ある調査では9歳以上の猫の29.4%が肥大型心筋症であると報告されました。心筋症は、ほとんど初期症状を示さないため健康診断では見つけにくく、重症化してからようやく発見されるケースも少なくありません。心不全を発症した猫の予後は長いとは言えないため、心筋症は早期の発見、治療が何よりも重要になります。そして、心筋症の診断に必須となるのが、心エコー図検査なのですが…
※猫の心エコー図検査に苦手意識はありませんか?
猫は犬とは違い、体格のわりに心臓が小さい生き物です。そのため、「ここが心臓かな?」とプローブを当ててみても、そこに心臓がなかったり、肋骨や肺でマスクされることがあります。また、落ち着きがなく、押さえられるのが嫌になるとすぐに動いてしまうため、スムーズに検査が進まないことも少なくありません。結果的に、30分以上かかることも珍しくないため、「犬の心エコーはできるけど、どうしても猫は苦手」という先生もたくさんいらっしゃいます。でも実は、検査のポイントを押さえれば、30分以上かかっていた猫の心エコー図検査を、わずか10分で終わらせることができるんです。
※心エコー図検査を10分で終わらせる方法
猫の心エコー図検査を10分で終わらせるポイントは、大きく3つあります。1つめは、猫が動いたときにサッと合わせられる「保定とポジショニングの微調整」。2つめは、猫の小さな心臓を捉える「繊細かつダイナミックなプローブ操作」。そして3つめは、記録と計測を分けて検査することです。この3つをマスターすれば、血液検体を回している間にサッと心エコー図検査を終了させ、血液検査のデータと合わせ、まとめて飼い主さんに説明することも可能になります。先生も、「猫に特化した心エコー図検査の技術」を学び、心筋症の見落としを限りなくゼロに近づけませんか?
本物の猫をモデルに実習形式で学べる!先生も、ストレスのない猫の心エコー図検査をマスターしませんか?
- 心エコー図検査における、猫特有の問題とは?
- 超音波検査をはじめる前の準備
- 堀先生が推奨する、検査しやすい保定台とは?
- 自由自在に動かせるプローブの持ち方
- 検査時間を短くする保定のポイントとは?
- 心電図モニターをつけた方が良い「2つの理由」
- 心臓がうまく描出できない場合の対処法
- 記録をする前に確認すべきエコーの設定とは?
- 肺がかぶって4腔断面が出せない場合の対処法
- 左室流出路断面の簡単な出し方
- 左室短軸断面を出すときのポイント
- 左室短軸断面で心臓がズレてしまったときは?
- カラードプラ検査のポイントと注意点
- 心臓内にモザイクパターンが表示されたら?
- Mモード検査時に、サンプルビームの位置は、どうすれば良いのか?
- Mモード検査時に、なぜ、弁輪部の記録が重要になるのか?
- 僧帽弁血流を測定するときのポイント
- 誤診を防ぐ計測のポイントとは?
- 心臓精査のために来院した猫の症例
- 左室流出路の評価における注意点
- 肺エコーの原理を利用した「心膜肺エコー」とは?
- 肺水腫の既往歴がある猫の症例
- 血栓症の疑いがある猫の症例
- 緊急時におこなうべき最低限の確認項目とは?
- 猫の心エコー図検査の失敗を防ぐ「2つのポイント」とは?
講師:堀 泰智
大塚駅前どうぶつ病院 心臓メディカルクリニック 院長。酪農学園大学附属動物医療センターでは伴侶動物医療部門・循環器科診療科長として勤務し、現在は循環器疾患に関するさまざまな研究実績と経験を活かして、心臓病の診断や重症度、予後評価、治療に関する専門診療をおこなっている。
- 収録内訳
- 3セクション(合計118分収録)
- 特典
- Sec1:猫の心エコー検査の基礎(31分)
- 保定・準備/ポジショニングのコツ/エコー装置の操作と設定/基本断面
- Sec2:心エコー検査の応用検査(40分)
- カラードプラ検査/M mode/D mode/計測
- Sec3:心疾患の評価と症例解説(47分)
- Case 1 心雑音の精査/Case 2 肺水腫の既往歴/Case 3 緊急時に最低限の確認項目/まとめ