なぜ、嘔吐で来院した犬のリパーゼが高くても急性膵炎と診断してはいけないのか?
※犬猫の生命を左右する最重要ポイント
先生もご存じのとおり、病気の動物を救う上でもっとも大切なのが診断です。
獣医療において、診断こそが動物の生命を左右すると言っても、決して大げさではありません。
現在の獣医療では、病気さえ正しく診断できれば、何らかの治療はおこなえます。
たいていの疾患は根治できますし、たとえ難治性の疾患であっても高いQOLを維持する治療はできるはずです。
逆に、診断のステップで間違いがあれば、どれだけ最先端の治療をしても間違った治療にしかなりません。
このような診療では症状は改善せず、病気は進行してしまいますが…
※嘔吐・下痢の原因を正しく診断できますか?
嘔吐・下痢は、犬猫でもっともポピュラーな臨床徴候のため、多くのドクターが画一的なアプローチで診断しています。
しかし、経験や直感に頼った画一的なアプローチでは、診断を間違えてしまうこともあります。
急性の嘔吐・下痢症例であれば、数日様子をみているだけで回復するケースもあるでしょう。
ですが先生も、対症療法の反応が乏しい症例に悩まされた経験があるのではないでしょうか?
嘔吐・下痢の裏に隠れた緊急性の高い疾患を見逃してしまった結果、治療が遅れてしまい生命を落としてしまう犬猫も少なくありません。
このような不幸な犬猫を減らすには、どんな犬猫にも同じように画一的なアプローチで診断するのではなく、順序立てて体系的に嘔吐・下痢を診断できる必要がありますが…
※隠れた疾患も見逃さない嘔吐・下痢の診断アプローチ
本教材のテーマは、「ホームドクターのための嘔吐・下痢の診断アプローチ」です。
消化器疾患のスペシャリストである東京大学附属動物医療センターの中川先生から、嘔吐・下痢の鑑別、診断から治療まで一連のアプローチをわかりやすく学べます。
また、ホームドクターが取り組みやすいよう、「急性なのか慢性なのか?」「軽症なのか重症なのか?」など、分類ごとの初期対応を解説しています。
他にも、見逃しやすい疾患と対処法もくわしく学べますので、もっと自信をもって嘔吐・下痢の症例を診断できるようになります。
犬猫で一番多い臨床徴候だからこそ、先生も間違いのない診断アプローチを習得しませんか?
- 嘔吐が生じるメカニズムとは?
- 嘔吐の診断に入る前の注意点
- 嘔吐を確認したあとの正しい対応
- なぜ、嘔吐に聴診が重要なのか?
- 急性かつ軽症の嘔吐で除外すべき疾患
- 軽症の嘔吐に対する対症療法
- 慢性嘔吐に潜む疾患とは?
- 重症の急性嘔吐の鑑別疾患
- 重症の急性嘔吐のアプローチ
- アジソン病の見逃しを防ぐ方法
- 病変部位ごとの診断法の選択
- さまざまな病変のエコー所見
- 下痢診療の難しさとは、何か?
- シンプルな下痢の診断アプローチ
- 軽症の急性下痢に対する対応とは?
- 押さえておきたいジアルジア感染症の基本
- 重症の急性下痢で重要な鑑別診断とは?
- 慢性下痢の診断の「4ステップ」
- 消化管超音波検査の基本
- 内視鏡検査が必要な症例とは?
- 例外的に内視鏡検査を優先する状況とは?
- どうやって、慢性腸症を診断するのか?
- 食事反応性腸症の治療のポイント
- 抗菌薬反応性腸症の治療のポイント
- 免疫抑制薬反応性腸症の治療のポイント
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 2セクション(合計175分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典映像:必ず身につく診断アプローチ
・ 特典映像:内視鏡生検の基本手技 - Sec1: 嘔吐の鑑別と治療(77分)
- 嘔吐の分類と対応/重症の急性嘔吐/慢性嘔吐/嘔吐の治療
- Sec2: 下痢の鑑別と治療(98分)
- 下痢の分類と初期対応/慢性下痢の診断アプローチ/慢性下痢(慢性腸症)の治療
講師:中川泰輔
麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、たけうち動物病院(伊勢原市)勤務。 その後、東京大学附属動物医療センター内科系診療科研修医、日本動物高度医療センター(川崎市)勤務を経て、2017年から東京大学附属動物医療センター消化器科。 肝・胆・膵疾患含め、犬猫の消化器疾患を幅広く診療している。
なぜ、嘔吐で来院した犬のリパーゼが高くても急性膵炎と診断してはいけないのか?
※犬猫の生命を左右する最重要ポイント
先生もご存じのとおり、病気の動物を救う上でもっとも大切なのが診断です。
獣医療において、診断こそが動物の生命を左右すると言っても、決して大げさではありません。
現在の獣医療では、病気さえ正しく診断できれば、何らかの治療はおこなえます。
たいていの疾患は根治できますし、たとえ難治性の疾患であっても高いQOLを維持する治療はできるはずです。
逆に、診断のステップで間違いがあれば、どれだけ最先端の治療をしても間違った治療にしかなりません。
このような診療では症状は改善せず、病気は進行してしまいますが…
※嘔吐・下痢の原因を正しく診断できますか?
嘔吐・下痢は、犬猫でもっともポピュラーな臨床徴候のため、多くのドクターが画一的なアプローチで診断しています。
しかし、経験や直感に頼った画一的なアプローチでは、診断を間違えてしまうこともあります。
急性の嘔吐・下痢症例であれば、数日様子をみているだけで回復するケースもあるでしょう。
ですが先生も、対症療法の反応が乏しい症例に悩まされた経験があるのではないでしょうか?
嘔吐・下痢の裏に隠れた緊急性の高い疾患を見逃してしまった結果、治療が遅れてしまい生命を落としてしまう犬猫も少なくありません。
このような不幸な犬猫を減らすには、どんな犬猫にも同じように画一的なアプローチで診断するのではなく、順序立てて体系的に嘔吐・下痢を診断できる必要がありますが…
※隠れた疾患も見逃さない嘔吐・下痢の診断アプローチ
本教材のテーマは、「ホームドクターのための嘔吐・下痢の診断アプローチ」です。
消化器疾患のスペシャリストである東京大学附属動物医療センターの中川先生から、嘔吐・下痢の鑑別、診断から治療まで一連のアプローチをわかりやすく学べます。
また、ホームドクターが取り組みやすいよう、「急性なのか慢性なのか?」「軽症なのか重症なのか?」など、分類ごとの初期対応を解説しています。
他にも、見逃しやすい疾患と対処法もくわしく学べますので、もっと自信をもって嘔吐・下痢の症例を診断できるようになります。
犬猫で一番多い臨床徴候だからこそ、先生も間違いのない診断アプローチを習得しませんか?
- 嘔吐が生じるメカニズムとは?
- 嘔吐の診断に入る前の注意点
- 嘔吐を確認したあとの正しい対応
- なぜ、嘔吐に聴診が重要なのか?
- 急性かつ軽症の嘔吐で除外すべき疾患
- 軽症の嘔吐に対する対症療法
- 慢性嘔吐に潜む疾患とは?
- 重症の急性嘔吐の鑑別疾患
- 重症の急性嘔吐のアプローチ
- アジソン病の見逃しを防ぐ方法
- 病変部位ごとの診断法の選択
- さまざまな病変のエコー所見
- 下痢診療の難しさとは、何か?
- シンプルな下痢の診断アプローチ
- 軽症の急性下痢に対する対応とは?
- 押さえておきたいジアルジア感染症の基本
- 重症の急性下痢で重要な鑑別診断とは?
- 慢性下痢の診断の「4ステップ」
- 消化管超音波検査の基本
- 内視鏡検査が必要な症例とは?
- 例外的に内視鏡検査を優先する状況とは?
- どうやって、慢性腸症を診断するのか?
- 食事反応性腸症の治療のポイント
- 抗菌薬反応性腸症の治療のポイント
- 免疫抑制薬反応性腸症の治療のポイント
講師:中川泰輔
麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、たけうち動物病院(伊勢原市)勤務。 その後、東京大学附属動物医療センター内科系診療科研修医、日本動物高度医療センター(川崎市)勤務を経て、2017年から東京大学附属動物医療センター消化器科。 肝・胆・膵疾患含め、犬猫の消化器疾患を幅広く診療している。
- 収録内訳
- 2セクション(合計175分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:嘔吐の鑑別と治療(77分)
- 嘔吐の分類と対応/重症の急性嘔吐/慢性嘔吐/嘔吐の治療
- Sec2:下痢の鑑別と治療(98分)
- 下痢の分類と初期対応/慢性下痢の診断アプローチ/慢性下痢(慢性腸症)の治療