なぜ、特発性膀胱炎(FIC)の猫に食事療法や水分摂取をしても改善の見込みが低いのか?
※犬猫ともに死亡原因の上位ですが…
犬猫の長寿化にともない、腎臓病に罹患する症例が増えています。
近年では、犬の死亡原因としてガン、心臓病に続く第3位。猫においては、ガンに続く第2位が腎不全です。
腎臓を含めた泌尿器系の疾患は、犬猫ともに年齢に関係なく発症しますが、7歳を超えたころから発症率が高くなる傾向があります。
腎泌尿器疾患が怖いのは、重症化すると生命にかかわる病気だということ。
しかし、早期に発見、治療できれば病気の進行を遅らせ、長期的に良好なQOLを維持できます。
そのため、ホームドクターには、適切な診療技術が求められますが…
※「腎泌尿器疾患診療」に自信がありますか?
腎臓病のもっともポピュラーな症状といえば、「多飲多尿」です。
しかし、多飲多尿を症状とする病気は、腎臓病の他にもたくさんあります。
事実、多飲多尿を主訴に来院した腎臓病の犬を、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)と誤診するケースは珍しくありません。
また、治療においても、腎泌尿器疾患特有の難しさがあります。
たとえば、腎泌尿器疾患の治療では、一般的に食事療法や点滴、水分摂取量のコントロールなどがおこなわれます。
しかし、これらの治療をおこなっても、思うように症状が改善しないケースも多いのです。もしかしたら、先生も治療に悩んだ経験があるかもしれませんが…
※220分で最新の診療アプローチをマスター
本教材のテーマは、「ホームドクターのための腎泌尿器疾患診療」です。
国内トップクラスの臨床数を誇る、日本獣医生命科学大学付属動物医療センター腎臓科の宮川先生から、最新の腎泌尿器疾患の診療アプローチを学べます。
他の教材にはない本教材の特徴は、多飲多尿や蛋白尿、血尿をくり返すなど、「主訴ごとに適切な診療アプローチを学べる」こと。
本教材を手元に置いておけば、日々の臨床で困ったときに知りたい内容だけ見返すこともできます。
また、最新情報の解説では、2023年に改定された「IRIS CKS ガイドライン」の更新内容もお伝えします。
まだほとんどの獣医師がご存じない新しい情報ですので、他院より一歩進んだ診療を提供できるようになります。
先生も、「最新の腎泌尿器疾患診療」を学び、もっとたくさんの犬猫のQOLを向上させませんか?
- IRIS CKDガイドラインの改定のポイント
- CreとSDMAの不一致の問題とは?
- 慢性腎臓病のステージと治療推奨(2023)
- 線維芽細胞増殖因子23(FGF-23)とは、何か?
- 特発性高カルシウム血症のポイントと注意点
- 蛋白尿の第一選択薬とは?
- 多飲多尿の症例を診る「5つのポイント」とは?
- 若齢で腎臓病が疑われた犬の症例
- 腎異形成の特徴的なパターンとは?
- 品種によるクレアチニン値の違いとは?
- 蛋白尿の解釈のポイント
- 高血圧の診断と治療対象
- 糸球体疾患における「3つの治療目標」とは?
- 単純性膀胱炎と、難治性膀胱炎の違いとは?
- 腎臓の構造がおかしい猫の症例
- 水分摂取量を増やすための塩分添加は、是か非か?
- なぜ、療法食が結石の原因になるのか?
- 血尿をくり返す猫の症例
- 猫の下部尿路疾患(FLUTD)の基礎知識
- 猫の特発性膀胱炎(FIC)と、神経内分泌異常の関係とは?
- FICの3種類の発症パターンとは?
- どうやって、猫のストレス源を特定するのか?
- クレアチニンが下がらない猫の症例
- 獣医学領域の急性腎障害(AKI)の定義
- AKIの症例では、何をすべきなのか?
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計219分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典データ - Sec1: 腎泌尿器疾患の最新情報・主訴ランキング第7位(52分)
- 腎泌尿器疾患についての最新情報/第7位 多飲多尿
- Sec2: 主訴ランキング第4~6位(77分)
- 第6位 若齢で腎臓病/第5位 蛋白尿/第4位 細菌性膀胱炎が治らない
- Sec3: 主訴ランキング第1~3位 (90分)
- 第3位 腎臓の構造がおかしい/第2位 血尿を繰り返す/第1位 Creが下がらない
講師:宮川優一
日本獣医畜産大学獣医学部獣医学科を卒業した後、2010年に日本獣医生命科学大学大学院で犬および猫の慢性腎臓病の早期診断の研究で博士(獣医学)号を取得。2011年より、日本獣医生命科学大学 獣医高度医療学教室助教に着任。同時に本学付属動物医療センターで腎臓科、循環器科を担当する。現在は、日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室第二 准教授を務める。
なぜ、特発性膀胱炎(FIC)の猫に食事療法や水分摂取をしても改善の見込みが低いのか?
※犬猫ともに死亡原因の上位ですが…
犬猫の長寿化にともない、腎臓病に罹患する症例が増えています。
近年では、犬の死亡原因としてガン、心臓病に続く第3位。猫においては、ガンに続く第2位が腎不全です。
腎臓を含めた泌尿器系の疾患は、犬猫ともに年齢に関係なく発症しますが、7歳を超えたころから発症率が高くなる傾向があります。
腎泌尿器疾患が怖いのは、重症化すると生命にかかわる病気だということ。
しかし、早期に発見、治療できれば病気の進行を遅らせ、長期的に良好なQOLを維持できます。
そのため、ホームドクターには、適切な診療技術が求められますが…
※「腎泌尿器疾患診療」に自信がありますか?
腎臓病のもっともポピュラーな症状といえば、「多飲多尿」です。
しかし、多飲多尿を症状とする病気は、腎臓病の他にもたくさんあります。
事実、多飲多尿を主訴に来院した腎臓病の犬を、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)と誤診するケースは珍しくありません。
また、治療においても、腎泌尿器疾患特有の難しさがあります。
たとえば、腎泌尿器疾患の治療では、一般的に食事療法や点滴、水分摂取量のコントロールなどがおこなわれます。
しかし、これらの治療をおこなっても、思うように症状が改善しないケースも多いのです。もしかしたら、先生も治療に悩んだ経験があるかもしれませんが…
※220分で最新の診療アプローチをマスター
本教材のテーマは、「ホームドクターのための腎泌尿器疾患診療」です。
国内トップクラスの臨床数を誇る、日本獣医生命科学大学付属動物医療センター腎臓科の宮川先生から、最新の腎泌尿器疾患の診療アプローチを学べます。
他の教材にはない本教材の特徴は、多飲多尿や蛋白尿、血尿をくり返すなど、「主訴ごとに適切な診療アプローチを学べる」こと。
本教材を手元に置いておけば、日々の臨床で困ったときに知りたい内容だけ見返すこともできます。
また、最新情報の解説では、2023年に改定された「IRIS CKS ガイドライン」の更新内容もお伝えします。
まだほとんどの獣医師がご存じない新しい情報ですので、他院より一歩進んだ診療を提供できるようになります。
先生も、「最新の腎泌尿器疾患診療」を学び、もっとたくさんの犬猫のQOLを向上させませんか?
- IRIS CKDガイドラインの改定のポイント
- CreとSDMAの不一致の問題とは?
- 慢性腎臓病のステージと治療推奨(2023)
- 線維芽細胞増殖因子23(FGF-23)とは、何か?
- 特発性高カルシウム血症のポイントと注意点
- 蛋白尿の第一選択薬とは?
- 多飲多尿の症例を診る「5つのポイント」とは?
- 若齢で腎臓病が疑われた犬の症例
- 腎異形成の特徴的なパターンとは?
- 品種によるクレアチニン値の違いとは?
- 蛋白尿の解釈のポイント
- 高血圧の診断と治療対象
- 糸球体疾患における「3つの治療目標」とは?
- 単純性膀胱炎と、難治性膀胱炎の違いとは?
- 腎臓の構造がおかしい猫の症例
- 水分摂取量を増やすための塩分添加は、是か非か?
- なぜ、療法食が結石の原因になるのか?
- 血尿をくり返す猫の症例
- 猫の下部尿路疾患(FLUTD)の基礎知識
- 猫の特発性膀胱炎(FIC)と、神経内分泌異常の関係とは?
- FICの3種類の発症パターンとは?
- どうやって、猫のストレス源を特定するのか?
- クレアチニンが下がらない猫の症例
- 獣医学領域の急性腎障害(AKI)の定義
- AKIの症例では、何をすべきなのか?
講師:宮川優一
日本獣医畜産大学獣医学部獣医学科を卒業した後、2010年に日本獣医生命科学大学大学院で犬および猫の慢性腎臓病の早期診断の研究で博士(獣医学)号を取得。2011年より、日本獣医生命科学大学 獣医高度医療学教室助教に着任。同時に本学付属動物医療センターで腎臓科、循環器科を担当する。現在は、日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室第二 准教授を務める。
- 収録内訳
- 3セクション(合計219分収録)
- 特典
- レジュメデータ ・ 特典データ
- Sec1:腎泌尿器疾患の最新情報・主訴ランキング第7位(52分)
- 腎泌尿器疾患についての最新情報/第7位 多飲多尿
- Sec2:主訴ランキング第4~6位(77分)
- 第6位 若齢で腎臓病/第5位 蛋白尿/第4位 細菌性膀胱炎が治らない
- Sec3:主訴ランキング第1~3位 (90分)
- 第3位 腎臓の構造がおかしい/第2位 血尿を繰り返す/第1位 Creが下がらない