なぜ、たった3分エコーを当てただけで開口呼吸の重症猫を救えたのか?

※こんなリスクの高い対応をしていませんか?

たとえば、ハーハーと苦しそうに開口呼吸する猫が運び込まれたとき。先生なら、こんな救急症例にどう対応しますか?

もし、「酸素室に入れて安定するのを待つ」という選択をしているのなら、先生はとてもリスクの高い対応をしていると言えます。たしかに、酸素室に入れれば猫のストレスは軽くなるかもしれません。

しかし、酸素室では検査ができません。当然、開口呼吸の原因もわからないため、酸素室に入れているうちに、どんどん病態が悪化するリスクがあるのです。そのため、救急の現場では、酸素室に入れることはほとんどありません。

※どうすれば、救急症例を救えるのか?

先生は「FAST」と呼ばれる救急エコーの技術をご存じですか?

FASTは、救急医療で使用されるエコーの技術であり、人医療では、主に外傷患者の検査に用いられるテクニックです。メリットの多い検査法であることから、獣医療においても救急症例を救う上で必要不可欠なエコー技術となっています。

もし先生が、「もっとたくさんの症例を救いたい」と思われているのでしたら、ぜひFASTを習得していただきたいのです。では、一般的なエコー技術とは何が違うのでしょうか?

※救急エコー「FAST」の大きなメリット

FASTには、大きなメリットがあります。それは、簡単に実践できること。

FASTは貯留液(心嚢水、胸水、気胸、腹水など)を検出するのが目的の検査です。そのため、心エコーのように狙った断面をキレイに描出する技術はいりません。

一通りの検査に必要な時間は、わずか3分ほどです。検査に慣れると、たった数秒プローブを当てるだけで貯留液を検出できます。

検査はアルコールで毛を分け、プローブを当てるだけなので、毛刈りの必要もありません。

今回の教材では、救急エコー「FAST」の基本から実践にくわえ、救急エコーを実施する前の段階で必要になる「ショックの見抜き方」など、一連の救急アプローチも、川瀬先生の実技映像を見ながらわかりやすく学べます。

先生も救急エコー「FAST」を習得し もっとたくさんの救急症例を救いませんか?

  •  救急症例の初期評価のポイントとは?
  •  どうやって、検査、治療プランを立案するのか?
  •  血液検査結果のチェックポイントとは?
  •  心タンポナーデと診断された緊急性の高い症例
  •  心タンポナーデが疑われる3つの病態とは?
  •  緊急アプローチ(ABCアプローチ)の手順
  •  5ステップで循環を評価する方法
  •  救急エコーの適用とは?
  •  ショックの4分類とは?
  •  犬と猫のショック徴候の違いとは?
  •  脈の評価におけるポイントと注意点
  •  循環異常で認められる粘膜色変化とは?
  •  粘膜の評価におけるポイントと注意点
  •  ショック状態の症例の超音波検査所見
  •  救急エコーとは何か?
  •  どんなプローブを使えば良いのか?
  •  ショックに対する救急エコー「FAST」とは何か?
  •  救急エコー「FAST」のデモンストレーション
  •  貯留液がある症例の超音波検査所見
  •  貯留液から、ショックの原因を分類する方法
  •  腹水の鑑別のポイントと注意点
  •  腹部、胸部のFASTとショックの鑑別のデモンストレーション
  •  嘔吐後、起立不可になった犬の症例
  •  アナフィラキシーの治療戦略とは?
  •  呼吸が苦しく、ぐったりしている犬の症例

なぜ、たった3分エコーを当てただけで開口呼吸の重症猫を救えたのか?

※こんなリスクの高い対応をしていませんか?

たとえば、ハーハーと苦しそうに開口呼吸する猫が運び込まれたとき。先生なら、こんな救急症例にどう対応しますか?

もし、「酸素室に入れて安定するのを待つ」という選択をしているのなら、先生はとてもリスクの高い対応をしていると言えます。たしかに、酸素室に入れれば猫のストレスは軽くなるかもしれません。

しかし、酸素室では検査ができません。当然、開口呼吸の原因もわからないため、酸素室に入れているうちに、どんどん病態が悪化するリスクがあるのです。そのため、救急の現場では、酸素室に入れることはほとんどありません。

※どうすれば、救急症例を救えるのか?

先生は「FAST」と呼ばれる救急エコーの技術をご存じですか?

FASTは、救急医療で使用されるエコーの技術であり、人医療では、主に外傷患者の検査に用いられるテクニックです。メリットの多い検査法であることから、獣医療においても救急症例を救う上で必要不可欠なエコー技術となっています。

もし先生が、「もっとたくさんの症例を救いたい」と思われているのでしたら、ぜひFASTを習得していただきたいのです。では、一般的なエコー技術とは何が違うのでしょうか?

※救急エコー「FAST」の大きなメリット

FASTには、大きなメリットがあります。それは、簡単に実践できること。

FASTは貯留液(心嚢水、胸水、気胸、腹水など)を検出するのが目的の検査です。そのため、心エコーのように狙った断面をキレイに描出する技術はいりません。

一通りの検査に必要な時間は、わずか3分ほどです。検査に慣れると、たった数秒プローブを当てるだけで貯留液を検出できます。

検査はアルコールで毛を分け、プローブを当てるだけなので、毛刈りの必要もありません。

今回の教材では、救急エコー「FAST」の基本から実践にくわえ、救急エコーを実施する前の段階で必要になる「ショックの見抜き方」など、一連の救急アプローチも、川瀬先生の実技映像を見ながらわかりやすく学べます。

先生も救急エコー「FAST」を習得し もっとたくさんの救急症例を救いませんか?

  •  救急症例の初期評価のポイントとは?
  •  どうやって、検査、治療プランを立案するのか?
  •  血液検査結果のチェックポイントとは?
  •  心タンポナーデと診断された緊急性の高い症例
  •  心タンポナーデが疑われる3つの病態とは?
  •  緊急アプローチ(ABCアプローチ)の手順
  •  5ステップで循環を評価する方法
  •  救急エコーの適用とは?
  •  ショックの4分類とは?
  •  犬と猫のショック徴候の違いとは?
  •  脈の評価におけるポイントと注意点
  •  循環異常で認められる粘膜色変化とは?
  •  粘膜の評価におけるポイントと注意点
  •  ショック状態の症例の超音波検査所見
  •  救急エコーとは何か?
  •  どんなプローブを使えば良いのか?
  •  ショックに対する救急エコー「FAST」とは何か?
  •  救急エコー「FAST」のデモンストレーション
  •  貯留液がある症例の超音波検査所見
  •  貯留液から、ショックの原因を分類する方法
  •  腹水の鑑別のポイントと注意点
  •  腹部、胸部のFASTとショックの鑑別のデモンストレーション
  •  嘔吐後、起立不可になった犬の症例
  •  アナフィラキシーの治療戦略とは?
  •  呼吸が苦しく、ぐったりしている犬の症例

講師:川瀬広大
札幌夜間動物病院院長。2007年、酪農学園大学 獣医学部(伴侶動物医療部門 麻酔科)卒業後、心臓病で日本屈指の病院で心臓外科、心臓麻酔、体外循環、集中治療を学ぶ。 2012年に同病院を退職後、北海道の動物病院に勤務。 2014年より、北海道唯一の夜間専門動物病院である「札幌夜間動物病院」の院長を務める。 これまで、7,500例を超える夜間救急症例に対応している。

収録内訳
1セクション(合計136分収録)
特典
レジュメデータ

Sec1:高精度ショック診断 救急エコー「FAST」導入法(136分)
はじめに…/救急エコーの適用/ショック診断基準/救急エコーとは/エコーの当て方/FAST実演:立位/FAST実演:横臥位/FAST実演:実際のスピードで実演/FASTで陽性の場合/FASTを使ってショックの鑑別:症例1/FASTを使ってショックの鑑別:症例2/FASTを使ってショックの鑑別:症例3
販売価格:45,980円+税