なぜ、足を引きずる猫に「とりあえず痛み止め」を出してはいけないのか?
※猫が隠そうとする、こんな病気に気づけますか?
近年、猫における整形外科の重要性が高まっています。その理由は、ひと昔前よりも飼育数が増加したことや、長寿化により筋骨格系の疾患を生じる症例数が増えたことなどが挙げられます。
もし先生が、「猫は室内飼育が多いし、整形外科疾患は減っているのでは?」「ウチの病院にはあまり来ないけど…」と思われているとしたら、要注意。先生は、猫の整形外科疾患を見落としている可能性があります。
※どうやって、異常をみつけるか?
先生もご存じのとおり、猫には痛みを隠す習性があります。そのため、何らかの整形外科疾患を生じていても、犬のような稟告はないことがほとんどです。
また、触診をしても疼痛の表現が不明瞭なケースも少なくありません。つまり、整形外科疾患を生じていても、見落としてしまいやすいのです。
結果的に、痛みが大きくなり足をかばう動作をする、足を引きずるなど、歩き方がおかしくなってようやく気づくことに…。
しかし、検査をしても異常をみつけられないことも少なくありません。このような場合、多くの獣医師は「とりあえず痛み止めを出し、様子をみる」選択をします。
でも、痛み止めでは根本的な解決にはなりませんよね。だからこそ、猫の整形外科疾患を学び、自信をもって診断、治療できるようになってほしいのです。
※遭遇する機会の多い整形外科疾患を厳選収録
この教材で先生が学べるのは、「猫の整形外科手術適用の診断基準」です。でも、ひと言で猫の整形外科疾患といっても、その種類はさまざまです。
簡単に診断でき、すぐに治療ができる疾患もあれば、「どうやって治療すれば良いのか?」と悩んでしまう疾患もあります。
そこで今回は、肘関節脱臼、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼、中手骨・中足骨骨折、股関節脱臼など、日常臨床で遭遇する機会が多く、かつ判断と治療に困る整形外科疾患を厳選し、学べるようにしました。
また、手術の適応はもちろん、脱臼のはめ方、術後管理と合併症のポイントなども木村先生のわかりやすい解説で学べます。
先生も、痛みを隠す猫の整形外科疾患に気づき、適切な治療ができるようになりませんか?
- なぜ、骨折症例が増加しているのか?
- 犬と猫の整形外科疾患における評価方法の違い
- 猫の整形外科疾患の評価ポイント(稟告、歩行視診)
- 猫の整形外科疾患の評価ポイント(触診、画像診断)
- 猫の痛みのレベルを正しく評価する方法
- 知っておきたい、猫の四肢の関節炎
- 特徴的な疾患を触知する方法
- 臨床で遭遇する判断、治療に苦慮する疾患とは?
- 肘関節脱臼のX線画像所見
- 脱臼の症例に、どう対応すれば良いのか?
- どうやって、関節の安定性を確認するのか?
- 前十字靭帯断裂における触診のコツ
- 猫の前十字靭帯断裂の治療
- 膝蓋骨脱臼の診療ポイントと注意点
- 手根関節負荷試験のやり方
- 股形成不全症の診療ポイントと注意点
- 股関節脱臼の診療ポイントと注意点
- 股関節脱臼の非観血的整復のやり方
- 観血的な股関節脱臼の治療
- 人工的関節包強化術のポイント
- トグルピン法のメリット、デメリット
- 大腿骨頭すべり症とは何か?
- 猫における大腿骨頭頸切除術(FHNE)
- 切り残しが検出できる、術後X線撮影方法
- 骨頭頸切除の術後管理と合併症
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計98分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典映像:手術用器材の紹介
・ 特典映像:猫の中足骨骨折の術式解説動画 - Sec1: ネコの整形外科診察方法(15分)
- はじめに/整形外科疾患評価方法
- Sec2: 手術が適応となる疾患について(73分)
- 肘関節脱臼/前十字靭帯断裂/膝蓋骨脱臼について/手根関節疾患/中手・中足骨骨折/股関節形成不全/股関節脱臼/大腿骨頭すべり症
- Sec3: 手術機械の使い方(10分)
- 股関節全置換術について
講師:木村 太郎
2006年、日本大学生物資源科学部 獣医学科卒業後、横浜市の動物病院に勤務。国内整形外科専門医に学び、手術の腕を磨く。2014年、東京医科歯科大学 博士号取得。現在は、整形外科のエキスパートとして、特殊手術(股関節全置換術、矯正骨切り、先天性関節脱臼治療など)を含めた年間200件を超える整形外科手術を執刀している。
なぜ、足を引きずる猫に「とりあえず痛み止め」を出してはいけないのか?
※猫が隠そうとする、こんな病気に気づけますか?
近年、猫における整形外科の重要性が高まっています。その理由は、ひと昔前よりも飼育数が増加したことや、長寿化により筋骨格系の疾患を生じる症例数が増えたことなどが挙げられます。
もし先生が、「猫は室内飼育が多いし、整形外科疾患は減っているのでは?」「ウチの病院にはあまり来ないけど…」と思われているとしたら、要注意。先生は、猫の整形外科疾患を見落としている可能性があります。
※どうやって、異常をみつけるか?
先生もご存じのとおり、猫には痛みを隠す習性があります。そのため、何らかの整形外科疾患を生じていても、犬のような稟告はないことがほとんどです。
また、触診をしても疼痛の表現が不明瞭なケースも少なくありません。つまり、整形外科疾患を生じていても、見落としてしまいやすいのです。
結果的に、痛みが大きくなり足をかばう動作をする、足を引きずるなど、歩き方がおかしくなってようやく気づくことに…。
しかし、検査をしても異常をみつけられないことも少なくありません。このような場合、多くの獣医師は「とりあえず痛み止めを出し、様子をみる」選択をします。
でも、痛み止めでは根本的な解決にはなりませんよね。だからこそ、猫の整形外科疾患を学び、自信をもって診断、治療できるようになってほしいのです。
※遭遇する機会の多い整形外科疾患を厳選収録
この教材で先生が学べるのは、「猫の整形外科手術適用の診断基準」です。でも、ひと言で猫の整形外科疾患といっても、その種類はさまざまです。
簡単に診断でき、すぐに治療ができる疾患もあれば、「どうやって治療すれば良いのか?」と悩んでしまう疾患もあります。
そこで今回は、肘関節脱臼、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼、中手骨・中足骨骨折、股関節脱臼など、日常臨床で遭遇する機会が多く、かつ判断と治療に困る整形外科疾患を厳選し、学べるようにしました。
また、手術の適応はもちろん、脱臼のはめ方、術後管理と合併症のポイントなども木村先生のわかりやすい解説で学べます。
先生も、痛みを隠す猫の整形外科疾患に気づき、適切な治療ができるようになりませんか?
- なぜ、骨折症例が増加しているのか?
- 犬と猫の整形外科疾患における評価方法の違い
- 猫の整形外科疾患の評価ポイント(稟告、歩行視診)
- 猫の整形外科疾患の評価ポイント(触診、画像診断)
- 猫の痛みのレベルを正しく評価する方法
- 知っておきたい、猫の四肢の関節炎
- 特徴的な疾患を触知する方法
- 臨床で遭遇する判断、治療に苦慮する疾患とは?
- 肘関節脱臼のX線画像所見
- 脱臼の症例に、どう対応すれば良いのか?
- どうやって、関節の安定性を確認するのか?
- 前十字靭帯断裂における触診のコツ
- 猫の前十字靭帯断裂の治療
- 膝蓋骨脱臼の診療ポイントと注意点
- 手根関節負荷試験のやり方
- 股形成不全症の診療ポイントと注意点
- 股関節脱臼の診療ポイントと注意点
- 股関節脱臼の非観血的整復のやり方
- 観血的な股関節脱臼の治療
- 人工的関節包強化術のポイント
- トグルピン法のメリット、デメリット
- 大腿骨頭すべり症とは何か?
- 猫における大腿骨頭頸切除術(FHNE)
- 切り残しが検出できる、術後X線撮影方法
- 骨頭頸切除の術後管理と合併症
講師:木村 太郎
2006年、日本大学生物資源科学部 獣医学科卒業後、横浜市の動物病院に勤務。国内整形外科専門医に学び、手術の腕を磨く。2014年、東京医科歯科大学 博士号取得。現在は、整形外科のエキスパートとして、特殊手術(股関節全置換術、矯正骨切り、先天性関節脱臼治療など)を含めた年間200件を超える整形外科手術を執刀している。
- 収録内訳
- 3セクション(合計98分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:ネコの整形外科診察方法(15分)
- はじめに/整形外科疾患評価方法
- Sec2:手術が適応となる疾患について(73分)
- 肘関節脱臼/前十字靭帯断裂/膝蓋骨脱臼について/手根関節疾患/中手・中足骨骨折/股関節形成不全/股関節脱臼/大腿骨頭すべり症
- Sec3:手術機械の使い方(10分)
- 股関節全置換術について