なぜ、治癒の見込めない終末期の患者に飼い主さんが満足する治療ができたのか…?

本当にこれで良いのでしょうか…?

先生に考えてほしいことがあります。それは、あらゆる手を尽くし、もう治療のできない動物のことです。終末期のがんをはじめ、治癒の見込めない慢性疾患の患者はその一例です。このような患者に対し、先生は「何かできることはないだろうか?」「本当にもう打つ手はないのか?」と、悩んだ経験はありませんか? ひとつでも多くの生命を救いたい。そのために寝る間も惜しんで、あらゆる分野の勉強をされてきた先生ほど、頭を悩ませる問題だと思います。

でも、そのような状況でも、何か別の形で寄り添うことはできないのでしょうか? もし先生が、「苦しむことなく、できる限り生存期間を延ばしてあげたい」「先生がいてくれて良かった、と言われる治療をしたい」「飼い主さんの不安や苦痛を和らげる手助けをしたい」など、こう思われるなら? 今回、先生にお伝えする治療技術は、とても大切になります。なぜなら…

伴侶動物の緩和ケアを3時間でマスター!

近年、ヒト医療において、「緩和ケア」という言葉を耳にする機会が増えました。TVや雑誌などのメディアで特集されることも多く、終末期の医療として広く認知されるようになってきたと言えます。ヒト医療における緩和ケアは、生活の質が保たれることはもちろん、延命効果もあるという研究も報告されており、現代社会においてとても重要な治療分野と位置付けられています。この流れは、獣医療も例外ではありません。

しかし獣医療では、緩和ケアを専門的に学べる機会がほとんどありません。そのため、ヒト医療からノウハウを学び、手探りで獣医療に落とし込んでいく必要があります。そのような状況の中、先生が正しく伴侶動物の緩和ケアを学び、実践したいと思われるなら? 今回、緩和ケア専門医である川部先生から、緩和ケアの基礎、スタッフと一丸となって取り組むための連携のポイントや、飼い主さんのケア、カウンセリング、終末期の患者に役立つ手技など、小さな動物病院が安心して緩和ケアを実践できる教材をお渡しいたします。

収録内容の一部をご紹介すると…

  • 緩和ケアの対象となる疾患
  • 緩和ケアとQOLを勘違いしていませんか…?
  • 早期の緩和ケアと生存期間の関係とは…?
  • 小動物医療における緩和ケアのハードル
  • 注意すべき獣医師と看護師のコミュニケーション
  • 知っておくべき「看護師が感じやすい不満」
  • 獣医療における終末期医療の問題点と解決策
  • なぜ、輸液が逆効果になるのか…?
  • できる治療がない場合の飼い主さんへの対処法
  • 8つの項目からおこなう包括的アセスメント

なぜ、治癒の見込めない終末期の患者に飼い主さんが満足する治療ができたのか…?

本当にこれで良いのでしょうか…?

先生に考えてほしいことがあります。それは、あらゆる手を尽くし、もう治療のできない動物のことです。終末期のがんをはじめ、治癒の見込めない慢性疾患の患者はその一例です。このような患者に対し、先生は「何かできることはないだろうか?」「本当にもう打つ手はないのか?」と、悩んだ経験はありませんか? ひとつでも多くの生命を救いたい。そのために寝る間も惜しんで、あらゆる分野の勉強をされてきた先生ほど、頭を悩ませる問題だと思います。

でも、そのような状況でも、何か別の形で寄り添うことはできないのでしょうか? もし先生が、「苦しむことなく、できる限り生存期間を延ばしてあげたい」「先生がいてくれて良かった、と言われる治療をしたい」「飼い主さんの不安や苦痛を和らげる手助けをしたい」など、こう思われるなら? 今回、先生にお伝えする治療技術は、とても大切になります。なぜなら…

伴侶動物の緩和ケアを3時間でマスター!

近年、ヒト医療において、「緩和ケア」という言葉を耳にする機会が増えました。TVや雑誌などのメディアで特集されることも多く、終末期の医療として広く認知されるようになってきたと言えます。ヒト医療における緩和ケアは、生活の質が保たれることはもちろん、延命効果もあるという研究も報告されており、現代社会においてとても重要な治療分野と位置付けられています。この流れは、獣医療も例外ではありません。

しかし獣医療では、緩和ケアを専門的に学べる機会がほとんどありません。そのため、ヒト医療からノウハウを学び、手探りで獣医療に落とし込んでいく必要があります。そのような状況の中、先生が正しく伴侶動物の緩和ケアを学び、実践したいと思われるなら? 今回、緩和ケア専門医である川部先生から、緩和ケアの基礎、スタッフと一丸となって取り組むための連携のポイントや、飼い主さんのケア、カウンセリング、終末期の患者に役立つ手技など、小さな動物病院が安心して緩和ケアを実践できる教材をお渡しいたします。

収録内容の一部をご紹介すると…

  • 緩和ケアの対象となる疾患
  • 緩和ケアとQOLを勘違いしていませんか…?
  • 早期の緩和ケアと生存期間の関係とは…?
  • 小動物医療における緩和ケアのハードル
  • 注意すべき獣医師と看護師のコミュニケーション
  • 知っておくべき「看護師が感じやすい不満」
  • 獣医療における終末期医療の問題点と解決策
  • なぜ、輸液が逆効果になるのか…?
  • できる治療がない場合の飼い主さんへの対処法
  • 8つの項目からおこなう包括的アセスメント

講師:川部 美史
鳥取大学農学部 共同獣医学科 獣医内科学教室 准教授。15年間に渡り、抗菌薬および薬剤耐性菌の研究に従事するスペシャリスト。

収録内訳
4セクション(合計158分収録)
特典
レジュメデータ ・ 特典データ

Sec1:緩和ケアとは(37分)
はじめに/緩和ケアとは/小動物医療における緩和ケア
Sec2:終末期とは(30分)
終末期のケア/モニターと評価/安楽死
Sec3:動物へのテクニック(60分)
疼痛管理/自壊創の管理(モーズ軟膏)/自壊創の管理(亜鉛華デンプン)/褥瘡の管理/呼吸困難への対応/排便困難、排尿困難への対処/環境の整備
Sec4:飼い主さんへのテクニック(31分)
医療面接/医療面接~症例紹介~/レスパイトケア/グリーフ(悲嘆)ケア/飼い主の誤解/おわりに
販売価格:39,980円+税