なぜ、この14の症例を学ぶと 多くの獣医師が見逃してしまう 「併発症」を診断できるのか…?
※大学では学べない「併存症」
獣医師なら誰もが併存症を経験します。しかし、その治療戦略を大学で教えられることはなく、セミナーでも併存症を専門的に学べる機会はほとんどありません。併存症は、品種や原疾患などに一切関係なくランダムに発生します。よくみられる傾向をひとつ挙げるなら、高齢の動物に多いということくらいでしょう。獣医療において伴侶動物の高齢化が重要なテーマとなる中、併存症が見落とされる問題も重要性を増しています。しかし、併存症は治療の選択に絶対の正解がなく、その都度、先生がご自身で考えて治療していくしかないのが現状です。
※併存症の診療の難しさとは?
併存症の診断では、「どちらの疾患が今ある症状の原因なのか?」「他にも、見落としている疾患はないだろうか?」など、慎重に考えなくてはなりません。ひとつの疾患ばかりに目がいってしまった結果、他の疾患を見落としてしまうなんてことも、しばしば起こります。また治療においても、「どの疾患を優先して治療すれば良いのか?」「その治療をおこなうことで、他の疾患が悪化しないだろうか?」という問題が獣医師を悩ませます。では、教科書的な答えのない問題を解決し、適切な治療をおこなうにはどうすれば良いのでしょうか?
※「14の症例」から併存症の診断・治療を体験
併存症の診療でもっとも重要なのは、「引き出しの数を増やすこと」です。つまり、さまざまな疾患に対する幅広い知識と経験こそが、併発症の症例で適切な対応ができるかどうかを決めるのです。今回の教材は、14の併存症の症例から具体的な治療戦略を学べるだけでなく、先生が同じ間違いをしないよう「失敗例(治療が奏功しなかったケース)」も収録しています。
先生も、ケーススタディ形式で「併存症の14症例」を学び、総合診断力を磨きませんか?
- 「併存症?」「併発症?」 基本となる用語の整理
- なぜ今、併存症に注目すべきなのか?
- 併存症の診断、治療における問題点とは?
- 【症例】 難治性てんかん治療中の併存症
- 肝酵素が上昇する原因とは?
- 【症例】 アトピー性皮膚炎と膵炎の併存症
- 【症例】 急性膵炎と胸水貯留、WBCが上昇した症例
- なぜ、好中球増多症が続くのか?
- 【症例】 難治性てんかんの症例のその後
- 続発性巨大食道症の鑑別
- 知っておくべき、抗てんかん薬の副作用とは?
- 【症例】 散歩中のふらつきに隠れた併存症
- 【症例】 左鼻の鼻出血に隠れた併存症
- 【症例】 体表Mass切除後に低ALB血症を起こしたケース
- 膵特異的リパーゼの課題とは?
- 【症例】 呼吸困難と食欲不振、嘔吐のフレンチ・ブルドッグ
- 短頭種気道症候群に併発しやすい疾患とは?
- 【症例】 食欲の低下と黄疸に隠れた併存症
- 【症例】 前肢跛行、サプリメントが効かない犬の併存症
- 肝酵素上昇時、NSAIDsを使用して良いのか?
- 【症例】 免疫介在性好中球減少症の治療中の犬のケース
- 【症例】 肝酵素の上昇と副腎の両側腫大の併存症
- クッシングにステロイドを使用しても良いのか?
- 【症例】 悩ましいPLEとCKDの症例
- 【症例】 ステロイド投与後に高血糖を起こした犬のケース
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計196分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 見落としたくない併存症~Basic~(46分)
- 症例1/症例2/症例3
- Sec2: 見落としたくない併存症~Advance~(61分)
- 症例1-2/症例4/症例5/症例6/症例7
- Sec3: 治療で悩む併存症(89分)
- 症例8/症例9/症例10/症例11/症例12/症例13/症例14
講師:五十嵐 寛高
獣医師歴16年。2005年に北海道大学を卒業後、動物病院勤務や東京大学での研修医・大学院、さらに酪農学園大学勤務を経て2017年10月に麻布大学 獣医学部 獣医学科 小動物内科学研究室に着任。各種学会での講演や外部セミナーなども積極的におこなう。
なぜ、この14の症例を学ぶと 多くの獣医師が見逃してしまう 「併発症」を診断できるのか…?
※大学では学べない「併存症」
獣医師なら誰もが併存症を経験します。しかし、その治療戦略を大学で教えられることはなく、セミナーでも併存症を専門的に学べる機会はほとんどありません。併存症は、品種や原疾患などに一切関係なくランダムに発生します。よくみられる傾向をひとつ挙げるなら、高齢の動物に多いということくらいでしょう。獣医療において伴侶動物の高齢化が重要なテーマとなる中、併存症が見落とされる問題も重要性を増しています。しかし、併存症は治療の選択に絶対の正解がなく、その都度、先生がご自身で考えて治療していくしかないのが現状です。
※併存症の診療の難しさとは?
併存症の診断では、「どちらの疾患が今ある症状の原因なのか?」「他にも、見落としている疾患はないだろうか?」など、慎重に考えなくてはなりません。ひとつの疾患ばかりに目がいってしまった結果、他の疾患を見落としてしまうなんてことも、しばしば起こります。また治療においても、「どの疾患を優先して治療すれば良いのか?」「その治療をおこなうことで、他の疾患が悪化しないだろうか?」という問題が獣医師を悩ませます。では、教科書的な答えのない問題を解決し、適切な治療をおこなうにはどうすれば良いのでしょうか?
※「14の症例」から併存症の診断・治療を体験
併存症の診療でもっとも重要なのは、「引き出しの数を増やすこと」です。つまり、さまざまな疾患に対する幅広い知識と経験こそが、併発症の症例で適切な対応ができるかどうかを決めるのです。今回の教材は、14の併存症の症例から具体的な治療戦略を学べるだけでなく、先生が同じ間違いをしないよう「失敗例(治療が奏功しなかったケース)」も収録しています。
先生も、ケーススタディ形式で「併存症の14症例」を学び、総合診断力を磨きませんか?
- 「併存症?」「併発症?」 基本となる用語の整理
- なぜ今、併存症に注目すべきなのか?
- 併存症の診断、治療における問題点とは?
- 【症例】 難治性てんかん治療中の併存症
- 肝酵素が上昇する原因とは?
- 【症例】 アトピー性皮膚炎と膵炎の併存症
- 【症例】 急性膵炎と胸水貯留、WBCが上昇した症例
- なぜ、好中球増多症が続くのか?
- 【症例】 難治性てんかんの症例のその後
- 続発性巨大食道症の鑑別
- 知っておくべき、抗てんかん薬の副作用とは?
- 【症例】 散歩中のふらつきに隠れた併存症
- 【症例】 左鼻の鼻出血に隠れた併存症
- 【症例】 体表Mass切除後に低ALB血症を起こしたケース
- 膵特異的リパーゼの課題とは?
- 【症例】 呼吸困難と食欲不振、嘔吐のフレンチ・ブルドッグ
- 短頭種気道症候群に併発しやすい疾患とは?
- 【症例】 食欲の低下と黄疸に隠れた併存症
- 【症例】 前肢跛行、サプリメントが効かない犬の併存症
- 肝酵素上昇時、NSAIDsを使用して良いのか?
- 【症例】 免疫介在性好中球減少症の治療中の犬のケース
- 【症例】 肝酵素の上昇と副腎の両側腫大の併存症
- クッシングにステロイドを使用しても良いのか?
- 【症例】 悩ましいPLEとCKDの症例
- 【症例】 ステロイド投与後に高血糖を起こした犬のケース
講師:五十嵐 寛高
獣医師歴16年。2005年に北海道大学を卒業後、動物病院勤務や東京大学での研修医・大学院、さらに酪農学園大学勤務を経て2017年10月に麻布大学 獣医学部 獣医学科 小動物内科学研究室に着任。各種学会での講演や外部セミナーなども積極的におこなう。
- 収録内訳
- 3セクション(合計196分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:見落としたくない併存症~Basic~(46分)
- 症例1/症例2/症例3
- Sec2:見落としたくない併存症~Advance~(61分)
- 症例1-2/症例4/症例5/症例6/症例7
- Sec3:治療で悩む併存症(89分)
- 症例8/症例9/症例10/症例11/症例12/症例13/症例14