VET MOVIE 医療情報研究所

なぜ、一度は学んだ基本ほど、実際の臨床では、曖昧になりやすいのでしょうか?

※ 整形外科診療の「基本原則」をお伝えしたい

本教材で講師をお願いする林慶先生(米国コーネル大学名誉教授、日本小動物外科専門医・取得第1号)と、収録内容の打ち合わせをしていたときのことです。

私たちは、世界の第一線で活躍される林先生から、最先端の高度な術式や、最新器具を用いたテクニックが学べるものと思い込んでいました。当然、ハイレベルな内容になるだろうと期待していたのです。

しかし、林先生から返ってきたのは「整形外科の基本原則を丁寧にお伝えしたい」という意外な言葉でした。骨折や膝蓋骨脱臼は一次診療でも遭遇機会が多く、すでに多くの教材が存在します。そうした中で、世界基準の知見を持つ林先生があえて「基本」を前面に出す方向性が、本当に先生方の期待と合うのだろうか。実はそのとき、私たちには少なからず戸惑いもありました。

※ 驚きを隠せませんでした…

ですが、実際に収録に立ち会い、私たちはその価値を実感しました。

林先生が伝えようとしている「基本原則」とは、決して初歩的な内容ではありません。それは、もしかすると一度は学んだことがある内容かもしれません。しかし実際には、その基本こそが曖昧なままになりやすく、診断や外科介入の判断、術式選択、術後経過にまで影響を及ぼしうる重要な内容だったのです。

林先生は、整形外科の成否を分けるのは高価なプレートやスクリューなどの道具だけではない、とくり返し強調されます。重要なのは、その前段階にある軟部組織の取り扱い、止血、解剖学的アプローチ、正確な整復、そして術前計画です。一見地味に見えるこれら基本の遵守こそが、手術の結果を大きく左右します。華やかな術式や器具の話より前に、まず外してはならない「結果の土台」があるのです。

※ まず整理したい「整形外科的思考の軸」

整形外科を難しくしているのは、難症例そのものだけではありません。本来、最初に押さえるべき基本が曖昧なまま診断や手術へ進んでしまうこと。この積み重ねこそが、判断や再現性にばらつきが生じる一因なのです。

本教材で林先生が解説してくださったのは、まさにその部分です。最新器具や特殊なテクニックではなく、整形外科診療で決して外してはならない「基本原則」を、一次診療で活かせる形に整理してくださいました。これまで学んできたにもかかわらず症例を前に迷うのは、先生の努力のせいではなく、学ぶ機会が断片化しやすい領域だからです。

では、手術の成功率を左右する「整形外科的思考の軸」とは何なのか。林先生が本当に伝えたいと考えられたその中身を、本教材でぜひ確認してみてください。

世界基準の知見を一次診療で活かせる形で学べる、約4時間の動画セミナー。その収録内容とは…?

  • 整形外科診療の「7段階のピラミッド」
  • 整形外科における診断の重要性とは?
  • Spectrum of Care(スペクトラム・オブ・ケア)とは、何か?
  • 内科療法のポイントと注意点
  • 整形外科の診断の実際の流れ
  • なぜ、レントゲン撮影時に鎮静をかけるのか?
  • Problem Oriented Approachとは、何か?
  • 7分間でおこなう「完璧で美しい」身体検査教室
  • 疫学に基づく整形外科鑑別リスト
  • 「AO基本原則」とは、何か?
  • 骨折治療の基本「5ステップ」とは?
  • 整形外科レントゲン撮影の基本
  • 診断名がついた後は、何をすればいいのか?
  • 滅菌操作のポイントと注意点
  • クリアな術野の確保に必要な器具とは?
  • なぜ、電気メスにカバーを装着するのか?
  • 軟部外科と整形外科の違いとは?
  • なぜ、指で軟部組織に触れてはいけないのか?
  • 犬の膝関節手術で、手術の最初におこなうステップ
  • 助手が不慣れな場合の対処法
  • どうやって、半月板を見えるようにするのか?
  • 安全に骨切りをおこなうための事前準備
  • 万が一の大量出血に、どう対応するのか?
  • 知っておきたいインプラントの問題点
  • 映像で学ぶ、整形外科手術の一連の流れ

なぜ、一度は学んだ基本ほど、実際の臨床では、曖昧になりやすいのでしょうか?

※ 整形外科診療の「基本原則」をお伝えしたい

本教材で講師をお願いする林慶先生(米国コーネル大学名誉教授、日本小動物外科専門医・取得第1号)と、収録内容の打ち合わせをしていたときのことです。

私たちは、世界の第一線で活躍される林先生から、最先端の高度な術式や、最新器具を用いたテクニックが学べるものと思い込んでいました。当然、ハイレベルな内容になるだろうと期待していたのです。

しかし、林先生から返ってきたのは「整形外科の基本原則を丁寧にお伝えしたい」という意外な言葉でした。骨折や膝蓋骨脱臼は一次診療でも遭遇機会が多く、すでに多くの教材が存在します。そうした中で、世界基準の知見を持つ林先生があえて「基本」を前面に出す方向性が、本当に先生方の期待と合うのだろうか。実はそのとき、私たちには少なからず戸惑いもありました。

※ 驚きを隠せませんでした…

ですが、実際に収録に立ち会い、私たちはその価値を実感しました。

林先生が伝えようとしている「基本原則」とは、決して初歩的な内容ではありません。それは、もしかすると一度は学んだことがある内容かもしれません。しかし実際には、その基本こそが曖昧なままになりやすく、診断や外科介入の判断、術式選択、術後経過にまで影響を及ぼしうる重要な内容だったのです。

林先生は、整形外科の成否を分けるのは高価なプレートやスクリューなどの道具だけではない、とくり返し強調されます。重要なのは、その前段階にある軟部組織の取り扱い、止血、解剖学的アプローチ、正確な整復、そして術前計画です。一見地味に見えるこれら基本の遵守こそが、手術の結果を大きく左右します。華やかな術式や器具の話より前に、まず外してはならない「結果の土台」があるのです。

※ まず整理したい「整形外科的思考の軸」

整形外科を難しくしているのは、難症例そのものだけではありません。本来、最初に押さえるべき基本が曖昧なまま診断や手術へ進んでしまうこと。この積み重ねこそが、判断や再現性にばらつきが生じる一因なのです。

本教材で林先生が解説してくださったのは、まさにその部分です。最新器具や特殊なテクニックではなく、整形外科診療で決して外してはならない「基本原則」を、一次診療で活かせる形に整理してくださいました。これまで学んできたにもかかわらず症例を前に迷うのは、先生の努力のせいではなく、学ぶ機会が断片化しやすい領域だからです。

では、手術の成功率を左右する「整形外科的思考の軸」とは何なのか。林先生が本当に伝えたいと考えられたその中身を、本教材でぜひ確認してみてください。

世界基準の知見を一次診療で活かせる形で学べる、約4時間の動画セミナー。その収録内容とは…?

  • 整形外科診療の「7段階のピラミッド」
  • 整形外科における診断の重要性とは?
  • Spectrum of Care(スペクトラム・オブ・ケア)とは、何か?
  • 内科療法のポイントと注意点
  • 整形外科の診断の実際の流れ
  • なぜ、レントゲン撮影時に鎮静をかけるのか?
  • Problem Oriented Approachとは、何か?
  • 7分間でおこなう「完璧で美しい」身体検査教室
  • 疫学に基づく整形外科鑑別リスト
  • 「AO基本原則」とは、何か?
  • 骨折治療の基本「5ステップ」とは?
  • 整形外科レントゲン撮影の基本
  • 診断名がついた後は、何をすればいいのか?
  • 滅菌操作のポイントと注意点
  • クリアな術野の確保に必要な器具とは?
  • なぜ、電気メスにカバーを装着するのか?
  • 軟部外科と整形外科の違いとは?
  • なぜ、指で軟部組織に触れてはいけないのか?
  • 犬の膝関節手術で、手術の最初におこなうステップ
  • 助手が不慣れな場合の対処法
  • どうやって、半月板を見えるようにするのか?
  • 安全に骨切りをおこなうための事前準備
  • 万が一の大量出血に、どう対応するのか?
  • 知っておきたいインプラントの問題点
  • 映像で学ぶ、整形外科手術の一連の流れ

講師:林 慶
東京大学獣医外科卒業。ウィスコンシン大学Ph.D、外科レジデントを経て、米国獣医外科専門医(ACVS)を取得。カリフォルニア大学准教授を経て、2020年よりコーネル大学教授を歴任。現在は名誉教授を務める。国内では「日本小動物外科専門医」取得第1号としても知られ、世界基準の整形外科教育と豊富な臨床経験をもとに、後進の育成に注力している。

収録内訳
3セクション(合計230分収録)
特典
レジュメデータ

Sec1:整形外科手術の原則(44分)
整形外科疾患に関する思考の流れ/Problem Oriented Approachと診断と適用/AO基本原則
Sec2:外科テクニック基本動作と効率化のコツ(67分)
TPLO手術を行う際の膝の探索術/TPLO手術(インプラントに関する術中の注意事項)/TPLO手術(閉創に関する注意事項)
Sec3:実際の症例で見る整形外科手術の流れと判断(119分)
橈骨尺骨骨折の治療アプローチ/橈骨尺骨骨折の整復のコツ/膝蓋骨脱臼症の治療アプローチ(外側)/膝蓋骨脱臼症の治療アプローチ(内側)/膝蓋骨脱臼症の手術に関連する基本事項
通常価格 45,980円
特別価格 25,980円+税

※8月16日まで