NSAIDsの使用において、腎障害や腎機能への影響をそれほど考慮しなくてよい事実を知っていますか?
疼痛管理を求める飼い主は増えています
ある獣医師の先生が飼い主さんへ実施したアンケートによると、80%以上の飼い主さんが、鎮痛薬を希望している事実が明らかになりました。しかし、実際の臨床現場ではどうでしょうか? もうひとつの調査では、「術後の疼痛管理をルーチン(日常的)に実施しているか?」という質問に対して、「実施しない」が65%でした。
つまり、多くの飼い主さんが周術期の鎮痛剤の使用、術後の処方を求めているのに、獣医師の先生の多くが疼痛管理(特に術後処方)において、まだ充分ではないことがわかります。
何が原因で、このような状況になるのか?
その答えを知るうえで、もうひとつの調査データがあります。術後の疼痛管理で一般的な「NSAIDs」を使用しない複数の獣医師の先生へ、その理由を回答していただくアンケートを実施したのですが、「副作用」を理由に、投薬しない判断をする先生が多かったのです。 たしかに、副作用は恐ろしく避けてとおりたい問題ですが、欧米の獣医療では疼痛管理が重要視されています。また、術後の鎮痛を求める飼い主さんは、すでにたくさん存在しているわけです。
しかし、充分な疼痛管理を提供する動物病院は、まだ多くない…。このような事実を考えると、開業獣医師として、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、今後、無視できない事実だと思いませんか? 「でも、疼痛管理において知識に曖昧な点がある」「副作用についても、気になることが多々ある」と思われたならば、ご安心ください。年間3000件の麻酔症例に対応する佐野先生から、犬猫における安全な周術期疼痛管理が学べるようになりました。
この映像教材で学べば、先生も、「NSAIDs」の使用で腎障害や腎機能への影響を、それほど考慮しなくてよい理由が明らかになります。
年間3000件の麻酔症例で実証済み! 副作用リスクの低い周術期疼痛管理が学べる映像教材
- なぜ、鎮痛薬が必要なのか?
- あるアンケートからわかった「飼い主の本音」
- 術後にNSAIDsを使用しない理由
- 急性痛における、疼痛管理の実際
- 動物は急性痛をどのように感じるのか?
- 麻酔薬を使えば鎮痛剤は必要ないのか?
- 犬と猫における、消炎鎮痛薬の違い
- NSAIDsの腎障害や腎機能に対する影響
- 低水和状態とNSAIDsがもたらす影響とは?
- 痛みの伝達を抑制する薬について
- オピオイドの正しい使用法
- ブトルファノールで知っておきたいこと
- 今さら聞けない疼痛管理に使用する薬
- 脊髄レベルの痛みをコントロールする薬
- 骨の癌などで検討したい鎮痛薬について
- 周術期疼痛管理のポイント
- 疼痛管理の世界基準
- 猫の去勢手術と避妊術における疼痛管理
- 犬の去勢手術と避妊術における疼痛管理
- 犬猫の口腔処置における疼痛管理
- Biopsyやminor surgeryの疼痛管理
- 重度の痛みを伴うであろうプロトコール
- 呼吸抑制、循環抑制などが心配な先生へ
- 疼痛管理で、もっとも重要なこと
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 2セクション(合計86分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 疼痛管理の実際 総論(52分)
- 鎮痛薬は必要か?/周術期の痛みとは?/薬剤の作用と副作用
- Sec2: 疼痛管理の実際 各論(34分)
- 全体の流れを考えた疼痛管理戦略/麻酔プロトコールを考える/日帰り手術や重度の際のプロトコール/副作用をなくす(少なくする)ためにできること
講師:佐野 忠士
酪農学園大学 獣医学群 獣医保健看護学類 動物集中管理研究室 / 酪農学園大学 附属動物医療センター麻酔科/集中治療科。麻酔管理のスペシャリスト。年間3,000症例以上の麻酔をおこなう。
NSAIDsの使用において、腎障害や腎機能への影響をそれほど考慮しなくてよい事実を知っていますか?
疼痛管理を求める飼い主は増えています
ある獣医師の先生が飼い主さんへ実施したアンケートによると、80%以上の飼い主さんが、鎮痛薬を希望している事実が明らかになりました。しかし、実際の臨床現場ではどうでしょうか? もうひとつの調査では、「術後の疼痛管理をルーチン(日常的)に実施しているか?」という質問に対して、「実施しない」が65%でした。
つまり、多くの飼い主さんが周術期の鎮痛剤の使用、術後の処方を求めているのに、獣医師の先生の多くが疼痛管理(特に術後処方)において、まだ充分ではないことがわかります。
何が原因で、このような状況になるのか?
その答えを知るうえで、もうひとつの調査データがあります。術後の疼痛管理で一般的な「NSAIDs」を使用しない複数の獣医師の先生へ、その理由を回答していただくアンケートを実施したのですが、「副作用」を理由に、投薬しない判断をする先生が多かったのです。 たしかに、副作用は恐ろしく避けてとおりたい問題ですが、欧米の獣医療では疼痛管理が重要視されています。また、術後の鎮痛を求める飼い主さんは、すでにたくさん存在しているわけです。
しかし、充分な疼痛管理を提供する動物病院は、まだ多くない…。このような事実を考えると、開業獣医師として、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、今後、無視できない事実だと思いませんか? 「でも、疼痛管理において知識に曖昧な点がある」「副作用についても、気になることが多々ある」と思われたならば、ご安心ください。年間3000件の麻酔症例に対応する佐野先生から、犬猫における安全な周術期疼痛管理が学べるようになりました。
この映像教材で学べば、先生も、「NSAIDs」の使用で腎障害や腎機能への影響を、それほど考慮しなくてよい理由が明らかになります。
年間3000件の麻酔症例で実証済み! 副作用リスクの低い周術期疼痛管理が学べる映像教材
- なぜ、鎮痛薬が必要なのか?
- あるアンケートからわかった「飼い主の本音」
- 術後にNSAIDsを使用しない理由
- 急性痛における、疼痛管理の実際
- 動物は急性痛をどのように感じるのか?
- 麻酔薬を使えば鎮痛剤は必要ないのか?
- 犬と猫における、消炎鎮痛薬の違い
- NSAIDsの腎障害や腎機能に対する影響
- 低水和状態とNSAIDsがもたらす影響とは?
- 痛みの伝達を抑制する薬について
- オピオイドの正しい使用法
- ブトルファノールで知っておきたいこと
- 今さら聞けない疼痛管理に使用する薬
- 脊髄レベルの痛みをコントロールする薬
- 骨の癌などで検討したい鎮痛薬について
- 周術期疼痛管理のポイント
- 疼痛管理の世界基準
- 猫の去勢手術と避妊術における疼痛管理
- 犬の去勢手術と避妊術における疼痛管理
- 犬猫の口腔処置における疼痛管理
- Biopsyやminor surgeryの疼痛管理
- 重度の痛みを伴うであろうプロトコール
- 呼吸抑制、循環抑制などが心配な先生へ
- 疼痛管理で、もっとも重要なこと
講師:佐野 忠士
酪農学園大学 獣医学群 獣医保健看護学類 動物集中管理研究室 / 酪農学園大学 附属動物医療センター麻酔科/集中治療科。麻酔管理のスペシャリスト。年間3,000症例以上の麻酔をおこなう。
- 収録内訳
- 2セクション(合計86分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:疼痛管理の実際 総論(52分)
- 鎮痛薬は必要か?/周術期の痛みとは?/薬剤の作用と副作用
- Sec2:疼痛管理の実際 各論(34分)
- 全体の流れを考えた疼痛管理戦略/麻酔プロトコールを考える/日帰り手術や重度の際のプロトコール/副作用をなくす(少なくする)ためにできること