なぜ、「リンゲル液」と「生理食塩液」の2種類だけでは 十分な輸液療法ができないのか…?
下痢のときに使う輸液剤は…?
先生は普段、どのように使用する輸液を選んでいますか? 「下痢のときには、この輸液剤を…」「腎不全のときには、この輸液剤を…」のように、病態に合わせて選んでいるかもしれません。実際、長江先生は講演のたびに、「下痢には、どの輸液剤を使えばいいのか?」と質問されると言います。しかし、結論からお伝えすると、「この病気には、この輸液剤」という選び方はNGです。
なぜなら、このようにパターンで覚えてしまうと、典型的な例にしか使えなくなるから。つまり、例外的なケースに遭遇した場合、思うような治療ができない可能性があるのです。
どんな症例にも正しい輸液を実施するには?
その答えは「輸液剤を覚えることではなく、輸液を理解すること」です。長江先生は、輸液の基礎がわかれば、どのような症例に対しても正しい輸液療法を実施できるようになると言います。 しかし、「輸液療法を詳しく学びたい」と思ったとしても、専門的に学べる機会はほとんどありませんよね。そこで今回、先生に輸液を深く学んでもらうため、ある教材をご用意しました。
今回の教材では、輸液の基礎から応用まで、具体例を見ながら学ぶことができます。先生もこれを見れば、今まで「なんとなく」でおこなっていた輸液を十分なエビデンスのもと自信をもっておこなえるはずです。
教材収録内容の一部をご紹介すると…
- 最初に知っておくべき、輸液の基本
- 体液量の調整におけるポイントと注意点
- 脱水を正しく理解するには…?
- 体から排出される「3種類の水」の特徴
- リンゲル液と生理食塩液を正しく理解するポイント
- 「自由水」とは、いったい何なのか…?
- なぜ、生理食塩液は「特殊な輸液」なのか…?
- これだけあれば大丈夫! 用意すべき「4種類の輸液」
- 正しい輸液量がわかる「除脂肪体重」と計算式
- 脱水かどうかを判断するチェックポイント
- 【重要】 慢性と急性、どちらの脱水か判断する方法
- 軽度の下痢と、重度の下痢における輸液の違い
- 輸液療法におけるさまざまな症例
- 胃捻転、胃拡張における輸液のポイントと注意点
- 皮下輸液で考えるべき「8つのポイント」
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 4セクション(合計198分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典データ - Sec1: 輸液療法の基本的な考え方①(57分)
- 読影の手順/体表~軟部組織の評価/骨格系(椎骨・肋骨・胸骨)・胸壁の評価/上腹部の評価/横隔膜の評価/胸膜腔の評価/縦隔の評価/食道の評価/心臓の評価/肺葉動脈・静脈の評価/後大静脈の評価/気管の評価/気管支の評価/肺の評価
- Sec2: 輸液療法の基本的な考え方②(42分)
- 読影の手順/体表の評価/骨格系の評価/肝臓の評価/脾臓の評価/腎臓の評価/消化管の評価/正常では見ることが困難な臓器・器官/腹腔内腫瘤の由来臓器の推測法
- Sec3: 各種疾病時の輸液療法(39分)
- 頭頚部X線撮影の適応/頭部のX線解剖/鼻腔・前頭洞の評価/頭頚部のX線解剖/頭頚部の評価/咽頭鼻部の評価/喉頭の評価/頚部腫瘤の評価/実践編/症例:胸腔内に腫瘍の疑い/症例:肝臓に腫瘤状病変/症例:呼吸困難/症例:呼吸音の異常/症例:嘔吐後の発咳/症例:既往歴で肛門嚢腺癌/症例:爪楊枝を誤食/
- Sec4: 腎臓病の輸液/皮下輸液(60分)
- 言葉の確認/急性腎不全(ARF)/乏無尿期の輸液/多尿期の輸液/CKD/皮下輸液(考えるべき8つのこと/目的と開始時期/局所の刺激性)/Naについて/輸液剤について/輸液速度の確認/ヘパリンロック
講師:長江 秀之
ナガエ動物病院 院長。日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)副会長を務める。40年以上学び続けている「輸液」に関する彼の講演は、例を見ないほどの多くの参加者を集める。
なぜ、「リンゲル液」と「生理食塩液」の2種類だけでは 十分な輸液療法ができないのか…?
下痢のときに使う輸液剤は…?
先生は普段、どのように使用する輸液を選んでいますか? 「下痢のときには、この輸液剤を…」「腎不全のときには、この輸液剤を…」のように、病態に合わせて選んでいるかもしれません。実際、長江先生は講演のたびに、「下痢には、どの輸液剤を使えばいいのか?」と質問されると言います。しかし、結論からお伝えすると、「この病気には、この輸液剤」という選び方はNGです。
なぜなら、このようにパターンで覚えてしまうと、典型的な例にしか使えなくなるから。つまり、例外的なケースに遭遇した場合、思うような治療ができない可能性があるのです。
どんな症例にも正しい輸液を実施するには?
その答えは「輸液剤を覚えることではなく、輸液を理解すること」です。長江先生は、輸液の基礎がわかれば、どのような症例に対しても正しい輸液療法を実施できるようになると言います。 しかし、「輸液療法を詳しく学びたい」と思ったとしても、専門的に学べる機会はほとんどありませんよね。そこで今回、先生に輸液を深く学んでもらうため、ある教材をご用意しました。
今回の教材では、輸液の基礎から応用まで、具体例を見ながら学ぶことができます。先生もこれを見れば、今まで「なんとなく」でおこなっていた輸液を十分なエビデンスのもと自信をもっておこなえるはずです。
教材収録内容の一部をご紹介すると…
- 最初に知っておくべき、輸液の基本
- 体液量の調整におけるポイントと注意点
- 脱水を正しく理解するには…?
- 体から排出される「3種類の水」の特徴
- リンゲル液と生理食塩液を正しく理解するポイント
- 「自由水」とは、いったい何なのか…?
- なぜ、生理食塩液は「特殊な輸液」なのか…?
- これだけあれば大丈夫! 用意すべき「4種類の輸液」
- 正しい輸液量がわかる「除脂肪体重」と計算式
- 脱水かどうかを判断するチェックポイント
- 【重要】 慢性と急性、どちらの脱水か判断する方法
- 軽度の下痢と、重度の下痢における輸液の違い
- 輸液療法におけるさまざまな症例
- 胃捻転、胃拡張における輸液のポイントと注意点
- 皮下輸液で考えるべき「8つのポイント」
講師:長江 秀之
ナガエ動物病院 院長。日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)副会長を務める。40年以上学び続けている「輸液」に関する彼の講演は、例を見ないほどの多くの参加者を集める。
- 収録内訳
- 4セクション(合計198分収録)
- 特典
- レジュメデータ ・ 特典データ
- Sec1:輸液療法の基本的な考え方①(57分)
- 読影の手順/体表~軟部組織の評価/骨格系(椎骨・肋骨・胸骨)・胸壁の評価/上腹部の評価/横隔膜の評価/胸膜腔の評価/縦隔の評価/食道の評価/心臓の評価/肺葉動脈・静脈の評価/後大静脈の評価/気管の評価/気管支の評価/肺の評価
- Sec2:輸液療法の基本的な考え方②(42分)
- 読影の手順/体表の評価/骨格系の評価/肝臓の評価/脾臓の評価/腎臓の評価/消化管の評価/正常では見ることが困難な臓器・器官/腹腔内腫瘤の由来臓器の推測法
- Sec3:各種疾病時の輸液療法(39分)
- 頭頚部X線撮影の適応/頭部のX線解剖/鼻腔・前頭洞の評価/頭頚部のX線解剖/頭頚部の評価/咽頭鼻部の評価/喉頭の評価/頚部腫瘤の評価/実践編/症例:胸腔内に腫瘍の疑い/症例:肝臓に腫瘤状病変/症例:呼吸困難/症例:呼吸音の異常/症例:嘔吐後の発咳/症例:既往歴で肛門嚢腺癌/症例:爪楊枝を誤食/
- Sec4:腎臓病の輸液/皮下輸液(60分)
- 言葉の確認/急性腎不全(ARF)/乏無尿期の輸液/多尿期の輸液/CKD/皮下輸液(考えるべき8つのこと/目的と開始時期/局所の刺激性)/Naについて/輸液剤について/輸液速度の確認/ヘパリンロック