なぜ、人手も機材も少ない一次診療施設でも呼吸困難症例を素早く安定化できるのか?
※呼吸困難症例の生存率を上げるには?
※呼吸困難症例の生存率を上げるには?
数ある疾患の中でも、苦手意識をお持ちのドクターが多いのが呼吸器疾患です。
毎日のように来院する疾患ではありませんが、病気がかなり進行した状態で来院する動物が多いため、先生も「どう対応すればいいのか?」と悩んだ経験があるのではないでしょうか?
呼吸器疾患の動物は、検査中にいきなり急変するケースもあります。判断・対応をひとつ間違えただけで生命を落とすリスクがあるため、できるなら遭遇したくない疾患かもしれません。
門の病院を紹介する猶予があればいいのですが、呼吸困難症例の対応は、1分1秒をあらそいます。専先生の初期対応で動物の生存率が大きく変わるからこそ、好き嫌いを言ってはいられませんが…
「酸素室は安全」という大きな誤解
呼吸困難の症例が来院したとき、多くのドクターの選択肢に上がるのが酸素室(ICU)です。もしかすると先生も、呼吸を安定させるために酸素室に入れて様子をみることがあるかもしれません。
実際、「酸素室は安全だ」と考え、診療予約がパンパンのときは手が空くまで「とりあえず酸素室に入れておく」ドクターも多いと聞きます。しかし、呼吸器疾患のスペシャリストである濱田先生は、「酸素室はよく利用されますが、決して安全ではありません」と警鐘を鳴らします。
なぜなら、酸素室の中では動物の呼吸音が聞こえず、急変に即対応できないから。
事実、異常な呼吸音に気づけず、酸素室の中で生命を落とすケースは少なくありません。このような不幸な動物を一頭でも減らすためにも…
正しい知識が必要だと思いませんか?
酸素室のお話は、多くのドクターが勘違いしているほんの一例です。実は、呼吸器疾患の対応には、このような間違いがたくさんあります。
たとえば、「呼吸器疾患の検査は、X線検査をすればOK」「吸入酸素濃度は高ければ高いほど良い」「鎮静すると呼吸が悪化する」などは、その代表的なもの。
呼吸器疾患症例の生存率を上げるには、これらの考えを改め、正しい知識と対応を学ぶことが重要です。
この動画セミナーでは、呼吸困難症例の初期対応、検査から具体的な治療法まで、多数の症例をみながら専門医の診療技術を学べます。
「ホームドクターのための呼吸困難症例の対応」が学べる動画セミナー。その収録内容とは…?
- 「ABCDEアプローチ」とは、何か?
- 呼吸困難は、呼吸器疾患なのか?
- 呼吸困難にみえる非呼吸器疾患
- どうやって、重症度を判定するのか?
- どうやって、疾患部位を特定するのか?
- 緊急気管切開の位置は、どう決めるのか?
- 気道閉塞に対応する前の準備
- 気道閉塞を一発で判断する方法
- 気管内挿管のポイントと注意点
- 長期の人工呼吸器管理の「5つのポイント」
- 呼吸困難時に用いる薬剤と、その使い方
- 知っておきたい気胸への対応
- 咽喉頭からの気管の異物への対応
- 喉頭の検査のポイントと注意点
- 占拠性病変のX線所見
- リンパ腫を見極める簡単な方法
- 頚部気管に占拠性病変のある猫の症例
- Vet BLUEプロトコールとは、何か?
- 気胸の診断に迷った場合の対処法
- 鼻汁が特徴的な犬の症例
- 鼻出血が続く場合に考えられる疾患とは?
- 3種類の咳嗽と、その違い
- 猫炎症性気管支疾患(FIBD)の基本
- 超音波ガイド下生検の基本
- 肺葉捻転を早期に診断する方法
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 3セクション(合計168分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 呼吸困難症例の初期対応(53分)
- はじめに/“見(診)る・聴く”で気道閉塞かはほぼわかる/気管内挿管/気胸への対応
- Sec2: 呼吸困難症例の検査術(57分)
- 喉頭/頚部気管/肺/気胸/超音波(実技映像)
- Sec3: 呼吸困難症例の治療(58分)
- 鼻汁/咳嗽/肺葉捻転
講師:濵田 興
酪農学園大学獣医学科卒業後、大阪府の一次診療施設に勤務。その後、岐阜大学動物病院を経て、2022年より、KyotoAR動物高度医療センター 呼吸器科/総合診療科 診療科長。呼吸器疾患をテーマにした学術講演、セミナーも精力的にこなしている。
なぜ、人手も機材も少ない一次診療施設でも呼吸困難症例を素早く安定化できるのか?
※呼吸困難症例の生存率を上げるには?
※呼吸困難症例の生存率を上げるには?
数ある疾患の中でも、苦手意識をお持ちのドクターが多いのが呼吸器疾患です。
毎日のように来院する疾患ではありませんが、病気がかなり進行した状態で来院する動物が多いため、先生も「どう対応すればいいのか?」と悩んだ経験があるのではないでしょうか?
呼吸器疾患の動物は、検査中にいきなり急変するケースもあります。判断・対応をひとつ間違えただけで生命を落とすリスクがあるため、できるなら遭遇したくない疾患かもしれません。
門の病院を紹介する猶予があればいいのですが、呼吸困難症例の対応は、1分1秒をあらそいます。専先生の初期対応で動物の生存率が大きく変わるからこそ、好き嫌いを言ってはいられませんが…
「酸素室は安全」という大きな誤解
呼吸困難の症例が来院したとき、多くのドクターの選択肢に上がるのが酸素室(ICU)です。もしかすると先生も、呼吸を安定させるために酸素室に入れて様子をみることがあるかもしれません。
実際、「酸素室は安全だ」と考え、診療予約がパンパンのときは手が空くまで「とりあえず酸素室に入れておく」ドクターも多いと聞きます。しかし、呼吸器疾患のスペシャリストである濱田先生は、「酸素室はよく利用されますが、決して安全ではありません」と警鐘を鳴らします。
なぜなら、酸素室の中では動物の呼吸音が聞こえず、急変に即対応できないから。
事実、異常な呼吸音に気づけず、酸素室の中で生命を落とすケースは少なくありません。このような不幸な動物を一頭でも減らすためにも…
正しい知識が必要だと思いませんか?
酸素室のお話は、多くのドクターが勘違いしているほんの一例です。実は、呼吸器疾患の対応には、このような間違いがたくさんあります。
たとえば、「呼吸器疾患の検査は、X線検査をすればOK」「吸入酸素濃度は高ければ高いほど良い」「鎮静すると呼吸が悪化する」などは、その代表的なもの。
呼吸器疾患症例の生存率を上げるには、これらの考えを改め、正しい知識と対応を学ぶことが重要です。
この動画セミナーでは、呼吸困難症例の初期対応、検査から具体的な治療法まで、多数の症例をみながら専門医の診療技術を学べます。
「ホームドクターのための呼吸困難症例の対応」が学べる動画セミナー。その収録内容とは…?
- 「ABCDEアプローチ」とは、何か?
- 呼吸困難は、呼吸器疾患なのか?
- 呼吸困難にみえる非呼吸器疾患
- どうやって、重症度を判定するのか?
- どうやって、疾患部位を特定するのか?
- 緊急気管切開の位置は、どう決めるのか?
- 気道閉塞に対応する前の準備
- 気道閉塞を一発で判断する方法
- 気管内挿管のポイントと注意点
- 長期の人工呼吸器管理の「5つのポイント」
- 呼吸困難時に用いる薬剤と、その使い方
- 知っておきたい気胸への対応
- 咽喉頭からの気管の異物への対応
- 喉頭の検査のポイントと注意点
- 占拠性病変のX線所見
- リンパ腫を見極める簡単な方法
- 頚部気管に占拠性病変のある猫の症例
- Vet BLUEプロトコールとは、何か?
- 気胸の診断に迷った場合の対処法
- 鼻汁が特徴的な犬の症例
- 鼻出血が続く場合に考えられる疾患とは?
- 3種類の咳嗽と、その違い
- 猫炎症性気管支疾患(FIBD)の基本
- 超音波ガイド下生検の基本
- 肺葉捻転を早期に診断する方法
講師:濵田 興
酪農学園大学獣医学科卒業後、大阪府の一次診療施設に勤務。その後、岐阜大学動物病院を経て、2022年より、KyotoAR動物高度医療センター 呼吸器科/総合診療科 診療科長。呼吸器疾患をテーマにした学術講演、セミナーも精力的にこなしている。
- 収録内訳
- 3セクション(合計168分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:呼吸困難症例の初期対応(53分)
- はじめに/“見(診)る・聴く”で気道閉塞かはほぼわかる/気管内挿管/気胸への対応
- Sec2:呼吸困難症例の検査術(57分)
- 喉頭/頚部気管/肺/気胸/超音波(実技映像)
- Sec3:呼吸困難症例の治療(58分)
- 鼻汁/咳嗽/肺葉捻転