神経疾患の診断や治療に必須であり、整形外科疾患の診断にも深く関わる実践的な「神経学的検査の方法」と「病変の位置決め」がご自宅で学べます
※神経疾患=ステロイドという考え方のリスク
「神経疾患は、ステロイドを入れておけば何とかなるのでは?」このように思われる先生も、いらっしゃるかもしれません。確かに、ステロイドで一時的に改善する神経疾患は多くあります。
しかし、ステロイドは原因に関わらず、「見た目上の効果」が得られることが多く、根本治療になっていないケースも多々あります。原因によっては、ステロイドで悪化することもありますし、長期使用になると副作用を検討しなければなりません。
もちろん、ステロイドが効果的な疾患もありますが、使用する理由を明確にしなければ、客観的にみて適切な治療とは呼べないでしょう。神経疾患においてステロイドを使用するならば、使用する理由を考え、それに基づき使用すべきです。つまり、正確な神経学的検査が必要になります。
※MRIを頼ることのリスク
「神経疾患なら、どうせMRIが必要になるでしょ?」このようなご意見もあるかもしれません。しかし、神経疾患は、MRIですべてがわかるほど簡単ではないのです。たとえば、MRIは1回で撮れる範囲は20センチほど。
CTのように、とりあえず全身を撮るわけにはいきませんので、MRIを撮らなかった部位の異常がわかりません。もし、撮像部位を増やすとなれば、麻酔時間や費用が増えてしまいます。さらに、MRIは写真ですから構造的な異常は写っても、神経疾患に多い機能的な異常はわかりません。
MRIは全身麻酔が必要で費用も安くないため、本当にMRIが適応かどうか一次診療施設の判断が重要です。そのためにも、臨床医が神経学的検査を学ぶ意義は大きいと言えるでしょう。
「とはいえ、神経学的検査は難しい」と思われる先生のために、今回、神経学の分野で多くの臨床実績、研究実績をお持ちの「齋藤弥代子」先生より、神経学的検査が学べるセミナーDVDを制作しました。
※院内で共有したい神経学的検査マニュアル。検査法や異常徴候が実際の臨床映像で学べる
- 「神経だとピンときたらステロイド」がダメな理由
- 「どうせMRIが必要でしょ?」という考え方のリスク
- 不必要な検査を避けるために
- 神経学的検査とは?
- なぜ、神経学的検査はシンプルが良いのか?
- 正しい検査結果を導くコツ
- 知性・行動の異常
- 歩様における整形外科疾患との鑑別
- 触診について
- 姿勢反応を詳しく学ぶ
- 犬猫の五大脊髄反射とは?
- 脳神経検査について
- 視覚検査について
- 顔面の知覚における検査法
- 歩行不能な動物で有用になる検査法
- 知覚過敏の評価法
- 疼痛評価について
- 排尿機能の評価法
- 病変の位置決めの手順
- LMNとUMNについて
- 無視して良いケース
- 神経系の各分節ごとに考えられる徴候
- 症例解説(病変の位置決め)
- 病変の位置決め練習
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 4セクション(合計199分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
- Sec1: 神経学的検査の意義・目的~実践①(63分)
- Sec2: 神経学的検査の実践②(73分)
- Sec3: 病変の位置決め(局在診断)(35分)
- Sec4: 神経学的検査 習得マニュアル(28分)
講師:齋藤弥代子
麻布大学准教授。アジア獣医神経科専門医(アジア獣医内科学会)。附属動物病院では、神経病を患う犬猫の診断や外科的・内科的治療を担当。「動物のための」医療の発展を目的として、特に犬・猫の神経病に対する診断法の確立と治療法の開発を目的とした研究をおこなう。
神経疾患の診断や治療に必須であり、整形外科疾患の診断にも深く関わる実践的な「神経学的検査の方法」と「病変の位置決め」がご自宅で学べます
※神経疾患=ステロイドという考え方のリスク
「神経疾患は、ステロイドを入れておけば何とかなるのでは?」このように思われる先生も、いらっしゃるかもしれません。確かに、ステロイドで一時的に改善する神経疾患は多くあります。
しかし、ステロイドは原因に関わらず、「見た目上の効果」が得られることが多く、根本治療になっていないケースも多々あります。原因によっては、ステロイドで悪化することもありますし、長期使用になると副作用を検討しなければなりません。
もちろん、ステロイドが効果的な疾患もありますが、使用する理由を明確にしなければ、客観的にみて適切な治療とは呼べないでしょう。神経疾患においてステロイドを使用するならば、使用する理由を考え、それに基づき使用すべきです。つまり、正確な神経学的検査が必要になります。
※MRIを頼ることのリスク
「神経疾患なら、どうせMRIが必要になるでしょ?」このようなご意見もあるかもしれません。しかし、神経疾患は、MRIですべてがわかるほど簡単ではないのです。たとえば、MRIは1回で撮れる範囲は20センチほど。
CTのように、とりあえず全身を撮るわけにはいきませんので、MRIを撮らなかった部位の異常がわかりません。もし、撮像部位を増やすとなれば、麻酔時間や費用が増えてしまいます。さらに、MRIは写真ですから構造的な異常は写っても、神経疾患に多い機能的な異常はわかりません。
MRIは全身麻酔が必要で費用も安くないため、本当にMRIが適応かどうか一次診療施設の判断が重要です。そのためにも、臨床医が神経学的検査を学ぶ意義は大きいと言えるでしょう。
「とはいえ、神経学的検査は難しい」と思われる先生のために、今回、神経学の分野で多くの臨床実績、研究実績をお持ちの「齋藤弥代子」先生より、神経学的検査が学べるセミナーDVDを制作しました。
※院内で共有したい神経学的検査マニュアル。検査法や異常徴候が実際の臨床映像で学べる
- 「神経だとピンときたらステロイド」がダメな理由
- 「どうせMRIが必要でしょ?」という考え方のリスク
- 不必要な検査を避けるために
- 神経学的検査とは?
- なぜ、神経学的検査はシンプルが良いのか?
- 正しい検査結果を導くコツ
- 知性・行動の異常
- 歩様における整形外科疾患との鑑別
- 触診について
- 姿勢反応を詳しく学ぶ
- 犬猫の五大脊髄反射とは?
- 脳神経検査について
- 視覚検査について
- 顔面の知覚における検査法
- 歩行不能な動物で有用になる検査法
- 知覚過敏の評価法
- 疼痛評価について
- 排尿機能の評価法
- 病変の位置決めの手順
- LMNとUMNについて
- 無視して良いケース
- 神経系の各分節ごとに考えられる徴候
- 症例解説(病変の位置決め)
- 病変の位置決め練習
講師:齋藤弥代子
麻布大学准教授。アジア獣医神経科専門医(アジア獣医内科学会)。附属動物病院では、神経病を患う犬猫の診断や外科的・内科的治療を担当。「動物のための」医療の発展を目的として、特に犬・猫の神経病に対する診断法の確立と治療法の開発を目的とした研究をおこなう。
- 収録内訳
- 4セクション(合計199分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:神経学的検査の意義・目的~実践①(63分)
- Sec2:神経学的検査の実践②(73分)
- Sec3:病変の位置決め(局在診断)(35分)
- Sec4:神経学的検査 習得マニュアル(28分)