ほとんどの獣医師が知らない体重変化から診断に導くアプローチ方法とは…?
※なぜ「とりあえず検査」はNGなのか?
忙しい臨床現場では「こういう時には、こういう検査をして、この治療をする」といったパターンでの診療をされているのではないでしょうか。
例えば「下痢の症例が来院したら、まずこういう検査をする」「その結果がこうであれば、この薬を処方する」というパターンです。
では、パターン化された「とりあえず」の診察でうまく確定診断にたどり着けなかった場合は、どうすればいいのか? それには、先生の経験パターンから診断仮説が思いついたら、確定せず、患者の臨床徴候と似通った症状を上げる必要があります。
たとえば、Aという症状と診断仮説が思いつきました。Aと確定する前に、似通った症状の可能性はないのか、考慮し、B,Cといった症状があるなら、B,Cでない可能性も考えないといけません。
※どうすればいいのか?
今回、先生が学べるのは、臨床推論を用いた体重変化(減少、増加)から診断を導く方法です。学んだ知識を臨床の現場でどう活かすのか、その具体的な方法を犬猫の「体重の変化」を例にご説明します。
なぜ、体重の変化なのか? もしかしたら、こう思われたかもしれません。確かに体重の変化を主訴に来院する症例は、それほど多くありません。しかし、下痢や嘔吐などに付随する問題としては、とても多くみられます。
さらに体重変化の原因をよく調べると、そこに思いもよらない病気が隠されていたケースも少なくありません。
※体重の変化は、体重だけみているだけではダメ
体格や栄養状態の評価というのは、体重だけでなく、BCS(ボディコンディションスコア)、MCS(マッスルコンディションスコア)、これらをみて、総合的に評価していく必要があります。
ひと言で「体重の変化」といっても、体液や脂肪、骨格筋、各臓器、骨など、何が増減したのかで、疑われる疾患が大きく変わるからです。
今回の教材では、臨床推論の基本を学んだあと、体重減少の実際の症例から、その思考の活かし方も学んでいただきたいと思い、石川先生に症例解説もしていただきました。症例解説(犬3症例、猫2症例)で、臨床現場での活かし方を身につけていただけます。
臨床推論の基本と体重変化を学んだあと 犬猫の「体重の変化」を例に臨床現場での活かし方を学べます
- 理想的な臨床推論とは?
- なぜ、診断名をつけることを目的にしてはいけないのか?
- 治療をする前に考えるべき「3つのポイント」
- 診断仮説を立てる意味とは?
- 【診断推論の戦略①】 徹底的検討法
- 【診断推論の戦略②】 パターン認識 / スナップ診断
- 【診断推論の戦略③】 仮説演繹法
- 【診断推論の戦略④】 カード戦略
- 【診断推論の戦略⑤】 アルゴリズム法
- なぜ、体重だけをみても意味がないのか?
- 臓器重量が増加している症例の注意点
- 犬猫それぞれのBCSのポイント(9段階)
- 体重減少の診断アプローチのポイントとは?
- 食べているのに痩せる「3大病態」とは?
- 体重減少の鑑別診断における5つのポイント
- どんどん痩せていく雑種犬の症例
- 食事量が十分かを把握するポイント
- 食事を増やしても太らない犬の症例
- 食欲低下と体重減少で来院した犬の症例
- 半年前から痩せ続けている猫の症例
- CDK症例の鑑別診断を考えるポイント
- 治療プラン立案のポイントと注意点
- 猫の甲状腺機能亢進症の基礎知識
- 体重減少と嘔吐を主訴に来院した猫の症例
- 高齢猫の体重減少のカードとは?
※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
- 教材内容
- 4セクション(合計106分収録)
- 特典
-
・ レジュメデータ
・ 特典映像:体重・体格の評価のポイント(実演) - Sec1: 臨床推論の基本(27分)
- 臨床推論の基本/直感的思考と分析的思考
- Sec2: 体重の変化(27分)
- 体重の変化/体重減少の診断アプローチ
- Sec3: 症例で学ぶ犬の体重減少(27分)
- Case1 雑種犬 8歳齢 去勢オス/Case2 G.シェパード 2歳齢 避妊メス/Case3 雑種犬 14歳齢 避妊メス
- Sec4: 症例で学ぶ猫の体重減少(25分)
- Case1 雑種猫 14歳齢 避妊メス/Case2 雑種猫 10歳齢 去勢オス
講師:石川 勇一
2004年に東京農工大学 獣医学科 外科学研究室卒業後、埼玉動物医療センターにて、小動物臨床に16年間従事する。2021年より、豊富な経験を活かすため、フリーランス獣医師として「犬と猫の総合診療&手術サポート」を開業。現在は、複数の病院と提携し、診療や手術をおこなっている。
ほとんどの獣医師が知らない体重変化から診断に導くアプローチ方法とは…?
※なぜ「とりあえず検査」はNGなのか?
忙しい臨床現場では「こういう時には、こういう検査をして、この治療をする」といったパターンでの診療をされているのではないでしょうか。
例えば「下痢の症例が来院したら、まずこういう検査をする」「その結果がこうであれば、この薬を処方する」というパターンです。
では、パターン化された「とりあえず」の診察でうまく確定診断にたどり着けなかった場合は、どうすればいいのか? それには、先生の経験パターンから診断仮説が思いついたら、確定せず、患者の臨床徴候と似通った症状を上げる必要があります。
たとえば、Aという症状と診断仮説が思いつきました。Aと確定する前に、似通った症状の可能性はないのか、考慮し、B,Cといった症状があるなら、B,Cでない可能性も考えないといけません。
※どうすればいいのか?
今回、先生が学べるのは、臨床推論を用いた体重変化(減少、増加)から診断を導く方法です。学んだ知識を臨床の現場でどう活かすのか、その具体的な方法を犬猫の「体重の変化」を例にご説明します。
なぜ、体重の変化なのか? もしかしたら、こう思われたかもしれません。確かに体重の変化を主訴に来院する症例は、それほど多くありません。しかし、下痢や嘔吐などに付随する問題としては、とても多くみられます。
さらに体重変化の原因をよく調べると、そこに思いもよらない病気が隠されていたケースも少なくありません。
※体重の変化は、体重だけみているだけではダメ
体格や栄養状態の評価というのは、体重だけでなく、BCS(ボディコンディションスコア)、MCS(マッスルコンディションスコア)、これらをみて、総合的に評価していく必要があります。
ひと言で「体重の変化」といっても、体液や脂肪、骨格筋、各臓器、骨など、何が増減したのかで、疑われる疾患が大きく変わるからです。
今回の教材では、臨床推論の基本を学んだあと、体重減少の実際の症例から、その思考の活かし方も学んでいただきたいと思い、石川先生に症例解説もしていただきました。症例解説(犬3症例、猫2症例)で、臨床現場での活かし方を身につけていただけます。
臨床推論の基本と体重変化を学んだあと 犬猫の「体重の変化」を例に臨床現場での活かし方を学べます
- 理想的な臨床推論とは?
- なぜ、診断名をつけることを目的にしてはいけないのか?
- 治療をする前に考えるべき「3つのポイント」
- 診断仮説を立てる意味とは?
- 【診断推論の戦略①】 徹底的検討法
- 【診断推論の戦略②】 パターン認識 / スナップ診断
- 【診断推論の戦略③】 仮説演繹法
- 【診断推論の戦略④】 カード戦略
- 【診断推論の戦略⑤】 アルゴリズム法
- なぜ、体重だけをみても意味がないのか?
- 臓器重量が増加している症例の注意点
- 犬猫それぞれのBCSのポイント(9段階)
- 体重減少の診断アプローチのポイントとは?
- 食べているのに痩せる「3大病態」とは?
- 体重減少の鑑別診断における5つのポイント
- どんどん痩せていく雑種犬の症例
- 食事量が十分かを把握するポイント
- 食事を増やしても太らない犬の症例
- 食欲低下と体重減少で来院した犬の症例
- 半年前から痩せ続けている猫の症例
- CDK症例の鑑別診断を考えるポイント
- 治療プラン立案のポイントと注意点
- 猫の甲状腺機能亢進症の基礎知識
- 体重減少と嘔吐を主訴に来院した猫の症例
- 高齢猫の体重減少のカードとは?
講師:石川 勇一
2004年に東京農工大学 獣医学科 外科学研究室卒業後、埼玉動物医療センターにて、小動物臨床に16年間従事する。2021年より、豊富な経験を活かすため、フリーランス獣医師として「犬と猫の総合診療&手術サポート」を開業。現在は、複数の病院と提携し、診療や手術をおこなっている。
- 収録内訳
- 4セクション(合計106分収録)
- 特典
- レジュメデータ
- Sec1:臨床推論の基本(27分)
- 臨床推論の基本/直感的思考と分析的思考
- Sec2:体重の変化(27分)
- 体重の変化/体重減少の診断アプローチ
- Sec3:症例で学ぶ犬の体重減少(27分)
- Case1 雑種犬 8歳齢 去勢オス/Case2 G.シェパード 2歳齢 避妊メス/Case3 雑種犬 14歳齢 避妊メス
- Sec4:症例で学ぶ猫の体重減少(25分)
- Case1 雑種猫 14歳齢 避妊メス/Case2 雑種猫 10歳齢 去勢オス